ダイズさび病に高度の抵抗性を示す3種の判別品種は抵抗性遺伝子Rpp1-bをもつ
要約 ダイズさび病に抵抗性を示す4種の判別品種を含む7品種は、さび病抵抗性遺伝子Rpp1、Rpp1-b、Rpp2、Rpp3の1つを保有する。高度の抵抗性を示す3種の判別品種は抵抗性遺伝子Rpp1-bをもつ。DN...
要約 ブラジルのダイズ品種FT-Abyaraから単離された耐塩性遺伝子(Ncl)は、植物体地上部のNa+、K+、Cl−の濃度を同時に抑制する。DNAマーカー選抜や形質転換の育...
アグロバクテリウム遺伝子組換え技術によるブラジル産ダイズの乾燥耐性の改良
要約 低いコピー数で遺伝子を植物に導入することができるアグロバクテリウム遺伝子組換え技術をブラジルのダイズ品種で確立し、シロイヌナズナにおいて乾燥ストレス耐性に重要な役割を担っているAREB1転写因子の...
要約 ササゲ育種や研究への遺伝資源の利用の活性化のため、ササゲ遺伝資源の子実品質関連形質(計27形質)について、各形質の多様性の幅や特徴的な形質を有する遺伝資源を明らかにし、検索機能付きデータベースを...
多数の系譜図を含みセキュリティが高い静的コンテンツの作成支援
要約 品目全体の系譜図を含む品目ページ、および3世代系譜図を含む品種ページの2種類のHTMLページを自動生成するシステムを開発した。本システムの利用により、多数の系譜図を含みセキュリティが高い静的コンテン...
要約 大豆のラッカセイわい化ウイルス(PSV)に対する抵抗性遺伝子は第7染色体上に座乗する。主なPSV抵抗性品種の抵抗性もこの座にあり、近傍DNAマーカーは品種育成における抵抗性品種・系統の選抜に利用できる。 ...
要約 蒸煮大豆の硬さに関与する効果が大きいQTLは第3染色体上に座乗する。QTL領域に開発した2つのDNAマーカーは蒸煮大豆の硬さの判別に有用である。 キーワード ダイズ、QTL、DNA マーカー、加工適性、蒸煮硬度 ...
要約 ダイズ・大豆食品のイソフラボン含有量を分析する改良測定法を確立する。精度は従来法と同等のままで、試料量の削減と分析時間の短縮を達成することができる。 キーワード イソフラボン、ダイズ、大豆食品、...
要約 低魚粉(魚粉5%)飼料にて2世代に亘り成長選抜をしたアマゴから得られたF2稚魚に低魚粉飼料を与えたところ、選抜していない稚魚に同飼料を与えた場合より成長がかなり改善され、選抜していない稚魚に魚粉50...
コムギ日長反応性遺伝子Ppd-B1及びPpd-D1の生育と収量への影響
要約 日長反応性遺伝子Ppd-B1とPpd-D1の不感光型はコムギを早生化させ、その程度はPpd-B1の方が大きい。出穂が早い系統ほどm2あたり粒数が少なく、両遺伝子とも不感光型の...
要約 ダイズさび病抵抗性に関する実験手法を取りまとめたマニュアルである。本マニュアルをさび病菌の病原性の変異、並びに抵抗性の遺伝解析や選抜育種等に活用することで手法や材料が統一され、大豆生産の重要な...
要約 ダイズさび病菌に対する16のダイズ判別品種の反応を抵抗性型、中間型、感受性型に分類することで、南米のダイズさび病菌の病原性を評価する。2007年~2010年の3ダイズ作期に採集したブラジル、アルゼンチン...
要約 3つのダイズさび病抵抗性遺伝子を集積した系統は病原性の強いブラジル産のダイズさび病菌に対して高度の抵抗性を示す。この抵抗性系統と各遺伝子に隣接するDNAマーカーを利用して、戻し交配により既存の品種...
品種特性データの操作性が向上した系譜図作成ソフトウェア;EvoTree PLUS
要約 系譜図自動作成ソフトウェア;EvoTreeを多種類の品種特性データ(文字列・数値)に対応できるデータ構造へ改変し、データの操作性・汎用性を高めた。改良したEvoTree PLUSはマニュアル・作物系譜データ等と共に...
RNAサイレンシングを利用してダイズわい化ウイルス抵抗性を付与する
要約 ダイズに遺伝子組換えを利用して、ダイズわい化ウイルスの外被タンパク質遺伝子を特異的に分解するRNAサイレンシングを誘導すれば、ダイズわい化ウイルスに抵抗性を付与することが出来る。 キーワード ダイ...
要約 10gの整粒大豆子実から簡便に加熱絞り豆乳を抽出し、これから直径12mmの豆腐を加工して物性測定を行う。この豆腐試料はサイズが小さいので、試料全体を圧縮する全体圧縮物性測定法による物性測定が可能であ...
要約 日本由来の野生ダイズ系統「JWS156-1」は非常に高いアルカリ塩耐性を示す。QTL解析では、第17染色体に効果の大きな量的形質遺伝子座(QTL)が認められる。このQTLは既往の塩化ナトリウム塩耐性に関与するQTL...
難裂莢性を戻し交雑により主要大豆品種に導入した育種素材となる系統群
要約 国内の主要な大豆11品種に、ハヤヒカリ由来の難裂莢性遺伝子をDNAマーカーを用いた戻し交雑により導入した系統群である。各系統とも反復親よりも明らかに難裂莢性であり、生育特性には大きな差異は認められ...
要約 ダイズ品種「Harosoy」由来のカドミウム高蓄積遺伝子に関連するQTLは第9染色体上のSat_119とSatt178の間に座乗する。QTLの近傍に設定した2つのマーカーを用いることにより、「Harosoy」由来のカドミウム高蓄...
要約 3種の組換え自殖系統群を用いて構築したダイズの統合分子連鎖地図は、SSRマーカーを中心とする1811のDNAマーカーからなり、各マーカーの多型情報を提供する。 キーワード ダイズ、SSRマーカー、組換え自殖系...