要約 だいず「東山168号」は、宮城県では中生であり、タンレイに比較し、ダイズモザイク病抵抗性が強で、安定多収である。外観品質はタンレイ並に良質であり、豆腐及び味噌加工適性も良好である。宮城県の転換畑...
要約 亜熱帯牧草ルジグラスの培養細胞は酸性耐性を示し、また酸性条件下でアルミニウムが高効率で細胞内に取り込まれ、アルミニウムの一部は蛋白質と相互作用する。九州農業試験場・作物開発部・育種工学研究室、...
中生、良質、多収で加工適性に優れる、だいず新品種候補系統「東山168号」
要約 だいず「東山168号」は、ダイズモザイク病抵抗性の中生系統である。褐斑 粒の発生がほとんど無く、良質で「エンレイ」に比べ多収である。豆腐、味噌および煮豆の加工適性は、「エンレイ」並である。 背景・...
27. タンパク質の高次構造形成を触媒するプロテインジスルフィドイソメラーゼ
要約 ジスルフィド結合は、天然の状態でタンパク質に存在する唯一の共有結合であり、正しく架橋されることが高次構造形成と機能発現に必須である。この正しいSS結合の形成を触媒する酵素、プロテインジスルフィ...
要約 大豆のRAPD分析の結果、ダイズわい化病の発病度に関するQTLが連鎖群Gに存在することが認められた。RFLP解析により連鎖地図を作成し、インターバルマッピングを行ったところ、発病度に関する2つのQTLの存在が...
要約 リポキシゲナーゼ完全欠失大豆の豆乳は、ビタミンE力価が高く、ラジカル消去能も強い。また本豆乳に残存している青臭み・苦渋味は、脱皮・脱胚軸処理とサイクロデキストリン添加によりさらに低減できる。九...
要約 品種・系統間の好き嫌いをシャーレ内の幼虫の摂食量で判定する室内選好性選抜法により、ハスモンヨトウ抵抗性を有する大豆品種の育成が可能である。九州農業試験場・作物開発部・大豆育種研究室 背景・ねら...
大豆における開花期低温抵抗性の機作と検定条件および間接選抜指標
要約 既存品種に優る開花期低温抵抗性品種を育成するための検定条件を確立し、有効な間接選抜指標を見出すとともに、抵抗性の機作として受精能力の差異が関係していることを明らかにした。 背景・ねらい 平成5年...
要約 「秋試緑2号」は、在来種「青目大豆」にガンマー線をを照射して育成した突然変異系統の青大豆である。成熟期は晩生、多収で収穫・選別の機械化適性が高く、豆腐等の加工適性に優れた品種である。 背景・ねら...
要約 二条大麦47点、六条大麦95点、春まき小麦569点、秋まき小麦1,450点及び大豆1,650点の遺伝資源について一次特性調査を行い、さらに、大豆では形質間の関連性や主成分分析による分類を各地域における利用形態...
要約 「だいず東山165号」は、ダイズモザイク病高度抵抗性の中生系統である。障害粒の発生はほとんど無く、大粒・良質で多収である。豆腐加工適性は「エンレイ」並である。栽培適地は南東北、北陸、近畿及び山陰...
晩生、長葉、味噌・煮豆用だいず新品種候補系統「東山163号」
要約 「だいず東山163号」は、長葉の晩生系統である。大粒で外観品質が優れ、「タマホマレ」並に多収である。粗蛋白含有率は「タマホマレ」並の低であるが、全糖含有率が高く、煮豆・味噌に適している。栽培適地...
要約 ソラマメの耐雪性には品種間差があるが、大粒種は全て耐雪性中程度で、積 雪日数40日までは収量は低下しないが、60日では約50%減収する。しかし不織布トンネル被覆によって積雪日数80日でも高収量が得られ...
有機物連年施用がダイズシストセンチュウ密度及び菌寄生卵率に及ぼす影響
要約 麦桿厩肥、バーク堆肥を連年施用したあずき連作圃場では、ダイズシストセンチュウの卵密度が低い。また、シスト内の寄生性糸状菌の寄生を受けた卵の比率が高い。 背景・ねらい ダイズシストセンチュウは...
要約 天草下島から収集したツルマメから、7S蛋白質を欠失した系統を見いだした。この特性は単一優性遺伝子により支配されている。この系統は高11S蛋白質ダイズ育成に使用できる。 背景・ねらい 7S蛋白質と11S蛋白...
要約 「だいず東山黒175号」は、ダイズモザイク病高度抵抗性の早生の黒豆である。極大粒で粒質は「丹波黒」に似る。栽培適地は北陸、北関東及び東山地域である。 背景・ねらい 現在、黒豆の生産は、北海道の「光...
ダイズβ-1,3-エンドグルカナーゼ遺伝子の導入によるキウイフルーツ耐病性素材の作出
要約 アグロバクテリウム法を用いてダイズβ-1,3-エンドグルカナーゼ遺伝子を導入した形質転換キウイフルーツを作出した。得られた形質転換体に対し、灰色かび病菌を接種したところ、非形質転換体に比べて病斑が小...
要約 「だいず東山黒175号」は、ダイズモザイク病高度抵抗性の早生の黒豆である。極大粒で粒質は「丹波黒」に似る。栽培適地は北陸、北関東及び東山地域である。 背景・ねらい 現在、黒豆の生産は、北海道の「光...
要約 天草下島から収集したツルマメから、7S蛋白質を欠失した系統を見いだした。この特性は単一優性遺伝子により支配されている。この系統は高11S蛋白質ダイズ育成に利用できる。 背景・ねらい 7S蛋白質と11S蛋白...
有機物連年施用によるダイズシストセンチュウ密度の低下と菌寄生卵率の上昇
要約 麦桿厩肥、バーク堆肥を連年施用したあずき連作圃場では、ダイズシストセンチュウの卵密度が低いことを確認した。また、その要因として、シスト内の寄生性糸状菌の寄生を受けた卵の比率が高くなっていること...