植物の成長に伴うDNAのメチル化とジーンサイレンシングの解析
要約 ジーンサイレンシングには開始、維持及び移行の3段階が存在するが、ジーンサイレンシングの開始が、成長に伴い徐々に引き起こされる形質転換植物を解析した結果、この植物においては成長に伴い新たに導入遺...
ゲノムスキャニング法を用いたウンシュウミカン変異遺伝子の単離法
要約 本法はウンシュウミカンの枝変りや珠心胚実生由来の系統を対象として、ゲノムスキャニング法による解析で系統間で変異が認められる遺伝子を単離して構造を解析するための手法であり、栽培上有用な形質と遺伝...
要約 ウイルスの外被タンパク質(CP)遺伝子を導入したタバコで遺伝子発現量の抑制された(ジーンサイレンシング)系統を選び、mRNAの分解が、その3'末端領域あるいは全領域を標的とする2種のタイプのあることを...
要約 土壌微生物により分解され、自然環境に対して負荷の少ない生分解性マルチフィルムは、葉たばこ栽培への適用が可能である。 背景・ねらい 葉たばこ栽培において、収穫後のマルチフィルム除去は手作業によると...
38. ダイズ貯蔵タンパク質遺伝子の適切な発現に必要な3’下流域配列
要約
ダイズ種子貯蔵タンパク質(グリシニンA2B1aサブユニット)遺伝子の種子での高発現に必要なその3’下流域配列の長さを同定した。組み換えタバコ植物体をもちいた系での解析の結果、polyA付加部位より下...
要約 暖地の田畑地目混合地域において,コンジョイント分析を用いて,各経営が利用したいと考える圃場の属性(圃場属性選好度)を,基幹作物について求めると,酪農(飼料作)の区画規模重視やゴボウ作の有効土層重視...
要約 フェネチルアルコールと酢酸ゲラニルを成分とする芳香剤は,アシナガコガネ成虫に対して強い誘引効果を示し,この芳香剤を取り付けたトラップで成虫を大量に捕獲することができ,白色湿式トラップとの併用でさ...
要約 2種類のサブグループからなるキュウリモザイクウイルスについて、それぞれのサブグループに特有な塩基配列を見いだし、その配列を利用して両者を識別して検出する遺伝子診断法を開発した。 背景・ねらい キ...
背景・ねらい マメ科の落葉樹であるニセアカシアの内樹皮には、特定の種類の糖とのみ結合する性質を持つタンパク質であるレクチンが存在する。内樹皮レクチンは秋から早春にかけて、柔細胞に限って蓄積するという...
要約 植物に新たな病害抵抗性を付与するために、昆虫由来の抗菌性ペプチド遺伝子をタバコに導入した。得られた組換え植物は、種々の病原細菌や病原糸状菌の感染に対して抵抗性を示した。 背景・ねらい 病原体感染...
要約 福井県内で発生の認められたミディトマトのえそ果はタバコモザイクウイルス-普通系に起因する。本ウイルスに対して品種間で反応に差異が認められ、抵抗性因子Tm-2品種には抵抗性を示すものがある。 背景...
汎用コンバイン、揺動型比重選別機を用いたアマランサスの収穫・調製法
要約 改良汎用コンバインは、殻粒水分50%以下のアマランサスを10a当たり約20分、殻粒損失15~25%で収穫できる。改良揺動型比重選別機は、アマランサスを整粒率99.9%以上の精度で仕上げることができる。 背景・ね...
要約 10t養蚕に対応した桑園の省力的管理技術を確立した。桑園管理は、乗用型管理機により育蚕作業と競合しない冬期間に主体的に行う。また、桑園造成は組織培養苗を機械で植付けすることにより省力的に行う。 背...
要約 従来のアマランサス子葉を用いた生物検定法を改良することにより、高感度で迅速にサイトカイニンを検出できる方法を開発した。 キーワード アマランサス、生物検定法、サイトカイニン野菜・茶業試験場 花...
要約 たばこの秋施肥栽培は慣行栽培に比べて、初期及び開花期の生育が旺盛であり、収量が安定して、品質も向上する。また、多雪地域でも早期定植が可能となり、春作業の労働時間を軽減することができる。 背景・...
プロベナゾールによるタバコモザイクウイルスに対する抵抗性の誘導
要約 殺菌剤プロベナゾールとその代謝産物であるサッカリンはタバコモザイクウイルス感染に対する全身獲得抵抗性をタバコに誘導する。 背景・ねらい 殺菌剤プロベナゾールは糸状菌や細菌に対する全身獲得抵抗性...
要約 トマト黄化えそウイルスのヌクレオプロテイン遺伝子をタバコに導入した形質転換タバコは同ウイルスに強い抵抗性を示し、接種葉への局部感染及び上位葉への全身感染が強く抑制される。 背景・ねらい トマト黄...
要約 キュウリのアスコルビン酸オキシダーゼ遺伝子のプロモーターをタバコの培養細胞を用いたトランジェントアッセイと形質転換タバコで解析して傷害誘導に係わるシス領域を決定し、さらにサウスウェスタン法を用...
要約 カキの種子内胚軸から高率で短期間に植物体を再生する系を開発し、この系を用いてアグロバクテリウム法で効率的に形質転換体を作出した。 背景・ねらい
交雑育種で導入できる遺伝子は交雑可能な近縁種...
ダイズβ-1,3-エンドグルカナーゼ遺伝子の導入によるキウイフルーツ耐病性素材の作出
要約 アグロバクテリウム法を用いてダイズβ-1,3-エンドグルカナーゼ遺伝子を導入した形質転換キウイフルーツを作出した。得られた形質転換体に対し、灰色かび病菌を接種したところ、非形質転換体に比べて病斑が小...