要約 前作物収穫後不耕起圃場において、浅いチゼル耕と同時に肥料・種子を落下散布することにより、高能率な作目切替作業が1行程でできる。小麦・ソバの他、大豆・ナタネにも適用可能である。ロータリ耕方式と比...
高温登熟条件下における収量・品質面から見たコシヒカリの移植時期の晩限
要約 近年の高温登熟条件下において砂壌土水田でコシヒカリを栽培した場合、5月中旬以降の移植では移植時期が遅いほど収量・品質が低下するが、この傾向は6月1半旬で特に顕著である。これより、収量・品質面から...
要約 変性剤濃度勾配電気泳動法で把握した牧之原赤黄色強酸性茶園土壌の細菌相は、施肥位置である茶園の畝間が株下に比較して単純である。また、本茶園土壌はγ-プロテオバクテリア、アシッドバクテリアが60%近く...
要約 たい肥や化学肥料を施用した圃場や点源などからの硝酸態窒素溶脱量を,GISと窒素・炭素の動態モデルを組み合わせて推定する。この手法により,バイオマスを利用した場合の地下水保全効果について評価するこ...
セルリーのチューブかん水栽培における減化学農薬・減化学肥料栽培技術
要約 チューブかん水の導入および適切な薬剤選択と適期防除により、斑点病と軟腐病を慣行よりも少ない薬剤使用回数で防除できる。また、土壌診断に基づく窒素施肥対応により総窒素施用量の適正化が図られ、化学肥...
要約 家畜ふん堆肥を主原料として、地域で入手できるバイオマス資源を所定の割合で混合して、窒素2.5~3.6%、リン酸2.5~6.0%、加里2.2~3.6%に調整した成分調整ペレット堆肥の窒素肥効率は30~50%程度であり...
牛ふん剪定残さ混合堆肥は夏作前施用で秋冬期レタスに肥料効果が得られる
要約 牛ふん剪定残さ混合堆肥を夏作前に施用することにより、堆肥による土壌窒素の取り込み時期を避けてレタスの栽培できるため秋冬期レタスの生育が良好になる。ジャーガルにおける施用量は3.5t/10aとするが、未...
要約 粘質土壌茶園における窒素溶脱量は、60~120kg/10a/年の窒素施肥量では収奪されなかった窒素のうち約半分が溶脱するが、40kgN/10a/年では窒素収支に占める割合が低下する。また、施肥した窒素は、施肥量が増...
要約 茶園で石灰窒素複合肥料を用い40kgN/10a/年に減肥した体系では、土壌浸透水の年平均硝酸態窒素濃度が10mg/L以下である。また、慣行肥料を用いる減肥より二番茶の生葉収量が増収する。 キーワード チャ、石灰...
要約 リーフパンチ採取の葉片を直接NCアナライザーで測定する簡易分析による葉片の窒素含有率は、茶葉(個葉)の窒素含有率と相関が高い。継続的に葉片を採取することにより、簡易に樹冠面葉中の窒素含有率と窒素...
細粒黄色土壌での10年間施肥量削減が一、二番茶の品質等に及ぼす影響
要約 年間窒素施用量54kg/10a(現行施肥基準)より減らした施肥を、10年間継続しても、年間窒素施用量40kg/10aでは、生育、収量、品質等に差が認められず、窒素施用量削減の影響はみられない。 キーワード チャ...
土壌施肥管理システムによる「ヒノヒカリ」への有機質肥料施用技術
要約 土壌施肥管理システムを用いた施肥設計を行うことで、有機質肥料を活用した水稲「ヒノヒカリ」の無化学肥料栽培あるいは減化学肥料栽培においても、食味を損なうことなく、慣行と同等、あるいは同等以上の収...
サトウキビ品種Ni17の株出し栽培における追肥窒素量の違いが収量、糖度に及ぼす影響
要約 サトウキビ茎重型品種Ni17株出し栽培において、一茎重が軽く、低収となる多分げつ年では、追肥の増施によって、低収が緩和される。一方、一茎重が重い少分げつ年では、追肥の増施は増収につながらず、糖度を...
寒冷地におけるソバ-ナタネ二毛作のための立毛間播種機の汎用化
要約 大豆・麦立毛間播種機の分草桿および種子繰り出しロールに簡易な改造を加えることにより、ソバ立毛間へのナタネ播種機として利用でき、寒冷地においてソバ-ナタネの二毛作が実施可能である。 キーワード 農...
チャ品種「ふうしゅん」及び「めいりょく」の幼茶樹における少肥適応性
要約 窒素少肥下において「ふうしゅん」及び「めいりょく」は「やぶきた」より幼茶樹の生育が良好で窒素利用率が高く、これらの点からみた両品種の少肥適応性は「やぶきた」より優れている。 キーワード チャ、...
要約 DGPSの利用により、不整形な茶園においても植栽面積を簡易に一人で測定することができる。肥料繰り出し量が作業速度に連動する高精度施肥機を利用すれば、測定された面積をもとに肥料投入量を茶園ごとに精密...
点滴施肥法に牛ふんペレット堆肥施用を組み合わせた施肥窒素低減技術
要約 尿素複合液肥を用いた樹冠下点滴施肥と牛ふんペレット堆肥のうね間施用を組み合わせた減肥体系(45kg/10a/年)は、慣行施肥体系(60kgN/10a/年)と同等以上の生葉収量が得られる。 キーワード 点滴施肥、牛ふん...
要約 15Nトレーサー法で推定したサトウキビ`NiF8'の施肥窒素利用率は、春植え栽培で46%、株出し栽培で51%で、基肥と追肥の利用率は、作型によって大きく異なる。また、サトウキビが吸収する窒素の約80%は、施肥由...
無施肥栽培された茶芽の茎の硬さおよびクロロフィル含有量等の特徴
要約 無施肥栽培された茶芽は、慣行施肥栽培された茶芽より茎が硬く、三番茶ではその傾向が強くなる。また、クロロフィル含有量は少なく、製茶に伴うクロロフィルからフェオフィチンへの変化率は大きい。 キーワ...
要約 点滴施肥法は、機械摘みの覆い下茶園において、年間窒素施用量を4割削減しても、慣行の施肥法と比べて、一、二番茶ともに収量、品質が維持向上する技術である。 キーワード 点滴施肥、機械摘み、覆い下茶園...