キャベツ後作水稲の打込み式湛水土中点播栽培における残さすき込み時期及び施肥法
要約 打込み式湛水土中点播直播におけるキャベツ後作水稲の安定生産を図るためには、キャベツ収穫残さすき込み時期を水稲播種の3週間以前とし、基肥窒素施用量を10a当たり2.5kg程度減じる。 背景・ねらい 水稲の...
早生、大粒、多収の酒造好適米水稲新品種系統「岩手酒52号」の育成
要約 水稲「岩手酒52号」は、早生、大粒、多収の酒造好適米系統である。本系統の醸造特性及び酒質は「美山錦」と同等であり、酒用原料米として有望である。岩手県で奨励品種に採用した。 背景・ねらい 岩手県中北...
要約 ハウスキュウリの2作どり(半促成+抑制)栽培において、肥効調節型肥料を用いて1作目に全量・全層施肥すると、2作目は不耕起で栽培でき、両作期間の施肥が省略できる。また、セル成型苗を直接定植することでさ...
要約 コマツナの点播栽培は、従来の条播に比べて収穫作業性の向上に有効である。栽植条件は、生育・品質及び作業性から1株3本立ちとし、条間及び株間は10cmが適当である。また、播種数日前に播種床へかん水を行う...
根深ネギの秋まき初夏どり作型における雨よけハウス栽培の育苗期間と灌水法
要約 根深ネギの秋まき初夏どり作型における雨よけハウス栽培で、連続ペーパーポットCP303による育苗期間は40日程度、また、土壌水分センサー付き自動灌水装置による水管理は定植から軟白開始までpF1.8程度が適当...
要約 丹波ヤマノイモのマルチ資材として遮光ネットを使用すれば、慣行の稲ワラマルチ栽培とほぼ同等の収量および等級比率が得られる。さらに、内容成分やすりおろしたイモの粘性にも大差はない。 背景・ねらい ...
促成トマトの高糖度・省力生産のための隔離床栽培における自動かん水方法
要約 高糖度の促成トマトの省力生産のためには、隔離床栽培において生育中期の第3花房開花期からかん水制限を行うことにより、第2果房以降果重80g、糖度7~8度程度の果実を生産できる。また生育後期の第6花房開花...
要約 温室メロンの「ス入り果」は、果実の2次肥大期の多かん水管理により発生が助長される。ス入りの発生は、果実肥大期のかん水量を一定にして土壌pFを1.6以上に管理することで抑制できる。 背景・ねらい 温室メ...
要約 スクミリンゴガイは、イネ苗よりメロン、レタス、スイカやナスなどの野菜に対して高い選好性を示す。福岡県農業総合試験場・筑後分場・普通作物研究室 背景・ねらい スクミリンゴガイ被害回避対策として、水...
籾がら暗渠や乾田土中早期湛水直播の畑地化促進とエダマメ増収効果
要約 強グライ土水田に無代かきで行う乾田土中早期湛水直播(折衷直播)栽培を導入したり、転換畑に籾がら補助暗渠を施工することにより、土壌の乾燥が進み砕土性や降雨後の表面排水が良好となる。そのため、エダマ...
セルトレイ底面給液によるハクサイ根こぶ病菌密度の簡易生物検定法
要約 ハクサイ根こぶ病菌による汚染土壌の菌密度を推定するため、従来の生物検定法を改善したセルトレイ底面給液法を考案した。この方法は検定場所が少面積となり、管理作業も省力化でき、抵抗性品種簡易選抜や病...
要約 促成トマト栽培において、根域制限と灌水管理による水分ストレスを与える栽培条件下では、収量は減少するが、果実の糖類、有機酸含量が増加して食味が向上するとともに栄養成分であるアスコルビン酸含量が高...
要約 ハクサイ優良苗の大量生産のための育苗法は、容積10.5cc(288穴)のセルトレイを用いた2週間育苗が効率的であり、この場合の施肥量は、用土1リットル当たり、窒素成分で250mgが適当である。 背景・ねらい 近年...
要約 隔離ベッドを利用した培地に砂壌土を用いる養液栽培システムは養水管理が容易となり、品質の高いネットメロンを安定的に生産できる。 背景・ねらい 糖度が高く、外観品質の優れるメロンを生産するには
養...
要約 メロンに全く損傷を与えず、持ち運びに便利な大きさで、果肉硬度を迅速・正確・再現性よく測定できる小型(ポータブル)非破壊果肉硬度計を開発した。本装置により、メロンの生長モニタリングも可能である。 ...
要約 メロン果重を連続測定し、昼間の果実減少重を指標に1日のかん水量、タイミング、回数などコンピュ-タを用いてかん水制御を行う自動水管理法である。 キーワード メロン果重、果実減少重、かん水制御、自...
要約 促成ナス栽培においてセル成型苗を直接定植しても、肥効調節型肥料の組み合わせにより生育初期の草勢調節が可能であり、二次育苗の手間が省ける。定植時期は収量性を考慮すると、早い方が増収効果が高まる。...
要約 メロンに全く損傷を与えず、持ち運びに便利な大きさで、果肉硬度を迅速・正確・再現性よく測定できる小型(ポータブル)非破壊果肉硬度計を開発した。本装置により、メロンの生長モニタリングも可能である。...
要約 メロン果重を連続測定し,昼間の果実減少重を指標に一日のかん水量,タイミング,回数などのかん水制御をコンピュターによって行う自動水管理法である。 背景・ねらい メロンの水管理には,果実や株の状態,天候,...
要約 セルの大きさ40~50mmφ(容量55~100cc)を使用し、25~30日育苗苗を目安とした場合、メロン・トンネル早熟栽培の早限は定植が4月下旬、収穫が7月下旬~8月上旬になり、晩限は定植が6月中旬、収穫が9上旬とな...