要約 「女早生」の新生いもの肉部組織をカルス培養を利用して個体を作出、選抜を行い、育成した「愛媛農試V2号」は、「女早生」と比較して、草丈が若干高く、葉柄長が若干長く、子・孫いも収量が、1株当たり約...
要約 ネギの主要病害虫であるべと病、さび病、黒斑病、ネギアザミウマに対し、収穫 前 30 日間を主目的にした効率的な減農薬防除が可能である。 キーワード ネギ、べと病、さび病、黒斑病、ネギアザミウマ、減農...
高知方式養液栽培システムによる有機質成型培地を用いたナスの促成栽培
要約 高知方式湛液型養液栽培システムにおける有機質成型培地を用いたナスの促成栽培では、ロックウールと同等の上品収量が得られる。また、有機質成型培地は3年連用が可能である。 キーワード 有機質成型培地、...
ケンタッキーブルーグラス主体放牧草地における軽種馬の栄養摂取量
要約 馬による放牧草の乾物消化率、TDNおよび可消化エネルギーは低消化性繊維(Ob)含量から 推定できる。ケンタッキーブルーグラス主体放牧草地における馬の乾物採食量は体重比2. 00%~2.63%の範囲で割り当て草量、...
要約 タバコシストセンチュウはナス台木'トルバム・ビガー'やピーマンでは増殖できず、シスト内卵・幼虫は、40℃で72時間以上、42℃以上では24時間以上で死滅する。また、有効な防除薬剤はD-D剤、ホスチアゼート...
要約 かぼちゃの露地早熟移植栽培及び露地早熟直播栽培において、収量性、着果性及び内部品質に着目した品種特性を明らかにした。 キーワード かぼちゃ、品種特性、雌花着生、着果性 、Brix、乾物率 背景・ねらい...
要約 隔離温室で行う組換えイネのいもち病抵抗性検定では、特殊な施設環境と組換えイネ特有の反応を考慮した方法が必要である。いもち病抵抗性検定は、接種15~21日後に行い、発病指数に基づく調査に加え病斑型も...
中南部九州では耕地近隣の林野にもネコブセンチュウ類が広く分布する
要約 熊本県、宮崎県および鹿児島県の耕地近隣の林野にはネコブセンチュウ類が広く分布し、しかも北方系のキタネコブセンチュウが優先的に分布している(検出頻度81.5%)。耕地の優占種であるサツマイモネコブセ...
要約 キュウリを食べたときの歯触りの品種間差は、生果と糠漬果のテクスチャーを分析することにより推定できる。 キーワード キュウリ、果実テクスチャー、品種間差 背景・ねらい キュウリは品種の違いによって食...
要約 ナス台木用品種「台二郎」は、「台太郎」の葯培養系統とヒラナスとの種間交雑品種である。「台太郎」に由来する青枯病抵抗性とヒラナスに由来する半枯病抵抗性を持つ。ヒラナスより青枯病に強く、無加温およ...
要約 ネギアザミウマによってハウスミカン果実に被害が生じる。被害は未着色果実から着色果で生じ,症状は果皮に白色かすり状の加害痕が生じ,被害が著しい場合は褐変,腐敗する。鹿児島県果樹試験場・病虫研究室 背...
除草剤の播種前雑草処理を用いたケンタッキーブルーグラス放牧草地の造成法
要約 ケンタッキーブルーグラスを、除草剤の播種前雑草処理を用いて8月に30kg/ha播種し、ケンブリッジローラで鎮圧すると安定的に造成できる。この方法でシロクローバと混播すると、翌年7月からは毎月ヘクタール...
三尺系「あさかぜ」と半白系「毛馬」キュウリの雑種F1系統の形質変動
要約 「あさかぜ」と「毛馬」キュウリの雑種F1系統の果実収量は「毛馬」より高くなるが、果実長が短くなる。種子の大きさ、果実形、果色及びテクスチャーはF1系統で分離し、果肉部および胎座部の歯切れが低下する...
除草剤の播種前雑草処理を用いたケンタッキーブルーグラス放牧草地の造成法
要約 ケンタッキーブルーグラスを、除草剤の播種前雑草処理を用いて8月に30kg/ha播種し、ケンブリッジローラで鎮圧すると安定的に造成できる。この方法でシロクローバと混播すると、翌年7月からは毎月ヘクター...
要約 ダイコンのバーティシリウム黒点病に対する抵抗性に品種間差異が認められる。抵抗性の高い8品種は、バーティシリウム黒点病対策として実用的に使用できる。 背景・ねらい 群馬県内のダイコンに、バーティシ...
要約 水耕施設における夏どりホウレンソウの品種としては、耐暑性に強くて、収量の多い、「ジョーカー」と「パレード」の両品種が適する。沖縄県農業試験場・園芸支場・野菜研究室 背景・ねらい 本県における水耕...
防風用ソルゴー及び土着天敵を利用した露地ナスのミナミキイロアザミウマ防除
要約 露地栽培ナスの圃場の周囲に防風用ソルゴーを栽培すると,ソルゴーが障壁となって圃場外からのミナミキイロアザミウマの飛び込みが阻止でき、さらに選択的殺虫剤を用い天敵ヒメハナカメムシ類を温存すると防...
要約 ‘毛馬’キュウリをカボチャに接ぎ木栽培した結果、果実品質に差が生じ、自根に比較し、果実の果肉部および胎座部の歯切れ(脆軟性)が低下する傾向が認められる。 背景・ねらい ‘毛馬’は大阪市都島区の毛馬...
要約 ギニアグラス跡のかんしょは概ね品質が優れる。ただし、線虫抑制効果は後作かんしょ1作に限られる。ハブソウ跡は線虫密度が高まり、かんしょに被害が目立つ。クロタラリア(スペクタビリス)跡は線虫多発圃...
要約 冬春どりニラのマルチ後定植栽培は、盛夏期における土寄せ、除草等の作業が大幅に軽減される。長崎県総合農林試験場・野菜花き部・野菜科 背景・ねらい 冬春どりニラは、現在裸地に定植して全刈りを行うまで...