アマランサス、キビ、アワを組み入れた普通畑作物の大型機械化作業体系
要約 小麦、大豆、ソバとアマランサス、キビ、アワ等の雑穀を組み合わせた機械化一貫作業体系を組み立てた。汎用コンバインを用いた場合でシミュレーションすると、オペレータ数3人(最大5人)で最大117ha(損益分岐...
要約 トラクタ装着型のさといも子芋分離機は、収穫後のさといもの親株から子芋を分離する作業機である。作業者は受け皿に株を載せるだけで親芋から子芋を分離できる。分離率は95%程度、分離作業の能率は400株/時...
重粘土畑基盤整備地域での春バレイショを中心とした省機械化体系営農モデル力
要約 重粘土基盤整備地域の春バレイショ、冬ニンジン、秋冬ダイコンを組み合わせた輪作体系に、異なる2つの省力機械化体系を導入した営農モデルを策定した。経営規模5haで高性能機械化体系を導入する大規模経営モ...
重粘土畑基盤整備圃場におけるバレイショ春作マルチ栽培の高性能機械化体系
要約 重粘土畑の基盤整備圃場におけるバレイショ春作マルチ栽培は、歩行型植付機、乗用管理機、自走式バレイショハーベスタ等の高性能農業機械を用いることにより、作業時間は10a当たり約45時間と、慣行に比べ約3...
要約 中山間地における野菜ジュース用ニンジンの栽培には、収量が多く、βカロテン含量が高い「つやべに110」を用い、7月上中旬に5cm間隔で1粒ずつ種子を封入したシードテープで播種し、160日程度生育させて...
要約 本機は歩行型 2条の全自動タマネギ移植機である。植付けは作溝土寄せ方式で、株間は 9.5cm~12.0cm、輪距は1.2m~1.4mまで調節できる。植付精度は極めて良好で、作業能率は2.2時間/10aと人力作業の約10倍で...
要約 軟弱葉菜類収穫機に組み込んで、収穫搬送される軟弱葉菜の根の切り詰めや下葉の除去を行う調製機構である。ホウレンソウでは下葉の60~70%を除去でき、その後の人手による調製作業量を軽減できる。 背景・...
要約 金時は混合地帯で作付面積の減少が小さい。金時の作付の安定化のためには、1)収穫作業の機械化による少人数化・軽労働化、2)収穫時期における金時と食用・加工ばれいしょとの作業競合の緩和、3)金時の価格の...
根深ネギ生産における移植、収穫、調製作業の機械作業能率と機械の利用可能面積
要約 根深ネギの収穫作業において全自動収穫機または堀上げ機を利用することにより、10a当たり作業時間を慣行の約85%短縮できる。また、費用が慣行作業と同等となる面積は全自動移植機が151a、全自動収穫機が189a...
要約 砂丘地だいこん栽培において速効性肥料の基肥を条施用することにより施肥窒素の3割減肥が可能となり被覆肥料の基肥同時施用により多雨年でも地下への溶脱軽減が図られる。 背景・ねらい 近年、全国的に施肥...
要約 ネギの11,12月収穫の作型において、窒素吸収パターンに合った肥効調節型肥料を用いることで、全量基肥施用が可能である。この肥料を用いることにより、窒素成分を慣行に比べて全層施用で20%、条施用で50%...
要約 大豆の不耕起・狭畦栽培での麦稈は、播種精度・苗立数の低下、生育の抑制等に影響する。慣行栽培に比し生育は良く、成熟期はやや遅れるが、収量は同程度以上に確保できる。麦稈処理法は多い場合は搬出がよく...
要約 そばの不耕起・狭畦栽培は、慣行栽培(耕起・中耕培土有)に比し倒伏がやや多いが成熟期の遅れもなく、同程度の収量を得ることが出来る。雑草は播種前の茎葉処理除草剤の散布で防除できる。基肥と窒素追肥に...
要約 緩効性のヤマノイモ専用肥料を用いて、施肥装置付き植付機により基肥全量溝施用を行うことで、基肥全量全面施用より窒素成分で20%減肥しても収量は同等以上に得られ、施肥及び植付作業が大幅に軽減される。 ...
要約 カンショ作経営の規模別輪作体系及び特徴を線形計画法により明らかにした。小規模では土地生産性の高い加工ダイコン、中規模では労働生産性の高いカンショ作付が合理的で、大規模では加工バレイショとギニア...
要約 従来のゆで豆用ラッカセイ専用脱莢機を改良して、作業性を向上するとともに、脱莢作業能率を従来機の1.4倍に向上させた。これに、掘取機と専用調製機を組み合わせた 機械作業体系によると、掘取り・収穫・調...
要約 20m×50mの10a圃場で、機械導入のためライザ管を短くしてスプリンクラをキャベツ高さ内に設置し、圃場両端にパートスプリンクラを配置して10m間隔の6本立ち(パート2+フル4)でかん水すると均等散布でき、道路...
要約 カンショのマルチ栽培におけるマルチ除去作業の機械化を図るため、トラクタ直装型マルチ除去機を利用した除去技術を開発した。マルチ除去機を使用することで、フィルムの剥離作業を 1.0hr/10a程度、回収作業...
要約 サトイモの1条植えでは、2条植えと比べ、栽植密度は減るものの、1株当たりの収量が増え、1個当たりのイモが大きくなり、10a当たりの収量は2条植えと同程度得られる。そのため、機械植えが可能で大幅な...
要約 マルチ部分のみ施肥するマルチ内施肥では、慣行基肥+追肥体系や緩効性肥料を用いた全面全層全量基肥よりも少ない窒素施肥量で同等の収量および品質が得られる。また、全面全層施肥に比べ、窒素の溶脱量が少...