要約 本システムは、新型作業姿勢モニタ、ねじりセンサ、データ解析ソフトから構成され、作業者に装着した身体各部の傾斜角、体幹部のねじれ角をロガーに記録すると供に、姿勢のスティックピクチャ表示、OWAS法に...
太陽熱処理を活用した早出しカンショ・露地野菜の高収益畑輪作体系
要約 夏季に太陽熱処理を行ってキャベツ、ダイコン、青果カンショを早出しする3年一巡の畑輪作体系によると、除草剤や殺線虫剤の使用量を削減でき、経営規模を3haとした場合、週40時間以内の労働で約650万円の農...
地中点滴灌漑では地表点滴灌漑に比べ初期生育が遅れるが、生育後期に根の活性を高めることでそれを補う
要約 地中点滴灌漑では、地表点滴灌漑に比べ生育初期に養水分供給位置付近の根の分布が少ないため、生育が遅れる。一方、地中点滴灌漑では多くの根が養水分供給位置付近に達する生育後期に、根の活性が高まり生...
ネギ軟腐病に対する非病原性Erwinia carotovora水和剤の降雨後散布あるいは散布後潅水による防除効果の安定化
要約 シラス土壌における、発病前~少発生時の根深ネギ軟腐病に対して、非病原性Erwinia carotovora水和剤(商品名:バイオキーパー水和剤)を降雨後に散布、もしくは散布後に潅水することで、安定した防除効果が...
キャベツ連作畑における亜酸化窒素発生削減に有効な施肥および残渣管理技術
要約 キャベツ連作ほ場において、異畜種のブレンドたい肥あるいは肥効調節型肥料を使用すると、キャベツ収量は化学肥料施肥とほぼ同等で、亜酸化窒素発生量をそれぞれ38~66%、9~16%削減できる。また、収穫残渣...
要約 キャベツ(夏まき秋冬どり)栽培では、牛ふん堆肥を2t/10a施用し、肥効調節型肥料を慣行施肥の50%量を条施肥することにより、収量を安定的に維持しつつ、暗渠から排出されるT-N量は慣行施肥量に比べ30~60%...
要約 トマト黄化葉巻病の抵抗性検定法は、キャベツで増殖したシルバーリーフコナジラミをTYLCV感染トマトと同一ケージ内に7日間入れ保毒化後に、セル苗を7日間入れて接種し、接種後にLAMP法の検定と病徴観察を行...
キーワード 黒ボク土、硝酸性窒素、溶脱、陰イオン交換、速効性肥料、被覆尿素、豚ぷん堆肥 背景・ねらい 黒ボク深層土は陰イオン交換容量が高いことが知られており、野菜畑から溶脱した硝酸性窒素(NO3
要約 作型に応じて適切な不織布資材を「べたがけ」又は「浮きがけ」することにより、キャベツ栽培での虫害を軽減でき、また、盛夏期の太陽熱処理を併用することで生育・収量が安定する。 キーワード 不織布、被覆...
要約 キャベツの硝酸イオン濃度と、収穫時期、環境条件と硝酸還元酵素活性、施肥条件、微量要素の葉面散布及び品種間差異等の要因との関係を明らかにし、それに基づき策定した低硝酸化技術マニュアルにより、結球...
要約 有機物を重点的に利用した栽培法に対する圃場適性は、土壌の粘土含量、腐植含量、ち密度の3つの土壌特性値から簡易に評価できる。これらの特性値を用いて迅速に圃場適性を区分するための早見表を作成した。 ...
要約 堆肥を20年以上連用した畑におけるキャベツ栽培での堆肥窒素のみかけ上の利用率は稲わら堆肥で10~15%、豚ぷん堆肥で5~10%、バーク堆肥では土壌の種類や年次により変動する。堆肥の連用により20~30%の...
要約 細粒質土壌の水田転換畑における晩出しキャベツの基肥窒素収支は層位80cm以下の溶脱分が12%ある。基肥窒素は積算降水量150mmで溶脱を開始し270mmで浸透水の基肥由来の窒素濃度が最高となる。また、その時の...
要約 造成された諫早湾干拓地では、緑肥のすき込みと牛ふん堆肥2t/10aを2年連用すると、全炭素、可給態窒素が露地野菜畑の改善目標値まで改善し、冬キャベツでは目標収量5,600kg/10a程度の収量が得られる。またバ...
要約 キャベツ連作ほ場から発生する亜酸化窒素量は、化学肥料を20kgN/10a施用した場合が牛ふん堆肥を主体とする有機物を35kgN/10a施用した場合より3倍多く発生する。この他発生量に影響する要因は1.収穫残さすき...
要約 牛ふん炭化物の葉菜類に対するカリウムの施用効果は栽培時期によって変動があるものの、概して化学肥料の加里に匹敵するほど高く、化学肥料のカリウム代替物として有効である。その場合の炭化処理温度として...
要約 トレーラ伴走式のキャベツ機械収穫において、回転コンベヤを用いることにより、トレーラ上の作業者は調製・箱詰作業を一定のペースで行うことができ、キャベツの処理速度を4.1秒/球から3.3秒/球へと向上す...
要約 キャベツ球は硝酸還元酵素活性が低く、硝酸塩蓄積には根から球への硝酸態窒素の流入が関係している。遮光により外葉に硝酸塩が蓄積しても、球ではその影響が小さい。 キーワード キャベツ、窒素代謝、硝酸 ...
要約 イラクサギンウワバは有機リン系殺虫剤に対する感受性が低い。 キーワード イラクサギンウワバ、薬剤感受性、有機リン系殺虫剤 背景・ねらい イラクサギンウワバは日本では以前から分布してるが、農業害虫と...
キャベツセル苗へのリン酸カリ液の定植前施用によるリン酸施肥削減
要約 128穴セルトレイで育苗したキャベツ成形苗をリン酸カリ水溶液に1時間浸漬した後に定植すると、本圃へのリン酸施用量を可給態リン酸が低い畑では慣行の50%に、中程度の畑では25%に削減しても、慣行と同等の収...