要約 太陽熱土壌消毒、防虫ネット、バンカー法、天敵製剤、栽培用器具等の温湯消毒、有機JAS規格に適合する殺虫・殺菌剤などを活用した施設有機栽培ミニトマトの総合的病害虫管理体系を実践することにより、10aあ...
微生物殺虫剤ボーベリア・バシアーナ乳剤の野菜類うどんこ病防除効果
要約 微生物殺虫剤であるボーベリア・バシアーナ乳剤は、キュウリ、トマト、ナス、イチゴ、メロンのうどんこ病に対して高い防除効果を示す。本剤は、野菜類うどんこ病への適用拡大が認可され、野菜類において同病...
化学合成殺虫剤を半減する新たなトマト地上部病害虫防除体系マニュアル
要約 トマト地上部の難防除害虫の防除に有効な天敵資材やその効果を増強する天敵温存植物と天敵誘引装置、さらに害虫忌避剤、侵入防止資材について、特徴と利用法を解説するマニュアルである。これらの技術の組み...
要約 本装置は、ハウス側面に組み込むなどして、水で湿らせたパッドに送風することで得られた加湿冷却空気をハウス内に効率的に導入できる低コストな簡易冷房装置である。5mの距離まで冷却空気が到達し、作業者の...
静岡県における施設トマトのハモグリバエ類のエンドウ由来土着寄生蜂による防除
要約 トマトとエンドウのハモグリバエ類の土着寄生蜂は共通する種が多く、エンドウを刈り取り施設内に投入してトマトのハモグリバエ類を防除できる。土着寄生蜂に影響の少ない農薬と組み合わせることにより、トマ...
要約 トマトすすかび病は、葉かび病抵抗性品種および抵抗性を持たない品種のいずれも発病することから、トマト品種のすすかび病抵抗性は、葉かび病抵抗性と関係がない。 キーワード トマト、すすかび病、葉かび病...
Dot immunobinding assay(DIBA)及びTissue print immunoblot(TPI)によるトマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV)の簡易検出
要約 TYLCV抗体を利用したDIBA及びTPIによりトマト発病株からTYLCVを特異的に検出できる。これらの方法は特別な機材を必要としないためトマト黄化葉巻ウイルスの簡易診断技術として活用できる。 キーワード トマ...
微生物資材と植穴くん蒸の併用による施設トマトの土壌病害虫防除技術
要約 植穴のみくん蒸し,パスツリア菌の植穴灌注,菌根菌定着苗の定植を行う処理は,パスツリア菌の密度を速やかに高めて施設トマトの線虫害を抑制し,生産を安定させる。熱水土壌消毒の後作に適用し,萎凋病抑制...
要約 6~9月にフスマ1 t / 10 aを作土層に混和後、透明フィルムで被覆し、圃場容水量以上になるよう灌水後、約20日間ハウスを密閉することで土壌が還元消毒され、トマト褐色根腐病及びサツマイモネコブセンチュウ...
要約 パスツーリア菌生息圃場を土壌病害虫防除のために太陽熱処理した後も、サツマイモネコブセンチュウ2期幼虫に対する胞子付着率は高い水準を維持する。太陽熱処理はパスツーリア菌胞子の生存に及ぼす影響が非...
近紫外線除去ビニルフィルム下での寄生蜂によるコナジラミ類の防除
要約 近紫外線除去ビニルフィルム下ではオンシツツヤコバチ、サバクツヤコバチの分散行動は抑制される。しかし、寄生率は一般農業用ビニルフィルム下と変わらず、オンシツツヤコバチはオンシツコナジラミを、サバ...
新地中加温システム利用によるトマト・ナスの数種土壌病害虫防除と冬期の草勢強化
要約 本地中加温システムは、夏期の土壌消毒と冬期の草勢強化に地中加温の利用ができる。夏期の地中加温・太陽熱併用処理で、地下40cmまでのネコブセンチュウ及び地下60cmまでの青枯病菌が死滅。冬期20~25℃地中...
根域制限栽培と太陽熱土壌消毒を組み合わせた施設トマトの土壌病害虫防除
要約 防根透水シートを用い根域制限した施設半促成トマト栽培において,太陽熱土壌消毒を行うと,太陽熱土壌消毒中の地温は地床栽培より高くなり,ネコブセンチュウ及び褐色根腐病の防除効果が高く,地床栽培と同等以...
要約 長ナス、米ナス、小ナスを用いた促成ナス栽培において、マルハナバチの利用は十分可能である。長ナスと小ナスは夜温摂氏13度、米ナスは摂氏15度がよい。宮崎県総合農業試験場・野菜部・栽培科 背景・ねらい ...
8月まき促成トマトの接ぎ木活着率向上のための接ぎ木方法と養生法
要約 8月まき促成トマトで接ぎ木活着率を向上させるには、接ぎ木方法は、幼苗斜め合せ接ぎが適し、接ぎ木後の養生方法は黒寒冷紗等で通気性のあるトンネル形式の接ぎ木養生床を作り、日中定期的に散水し6~9日間...
要約 1994~1995年にかけて、主に西日本でオオタバコガが多発生していることを明らかにし、近似種タバコガとの終齢幼虫における識別点を明確にした。また、我が国では寄主植物とされていなかった作物での発生を確...