要約 年3作同一畦利用体系のキュウリ栽培において、抑制作型(1作目)では株間45cmの子づる誘引が優れ、半促成作型(2作目)、普通作型(3作目)では株間50cmの子づる誘引が適する。鹿児島県農業試験場・園芸部 ...
要約 アールスメロンは両品種とも果重が1.6kg前後で、ネットは果実全体に均一に発生する。果皮色は灰白色で高級感を持ち、食味は2品種とも「市販品種」に対し、同等かあるいはそれ以上である。適応作型は「サカエ...
要約 多収性で食味に優れ、果肉が赤く、果実が硬い、イチゴの新品種「静岡11号」を育成した。 背景・ねらい 歴史ある静岡県産イチゴは、近年他県の台頭により優位性が低下しており、この打開策としての新品種に期...
要約 イチゴ新品種「サンチーゴ」は、炭そ病抵抗性を持ち、大果で収量が多く、果実品質が極めて優れた促成栽培用品種である。果実は、食味が良好で、ビタミンC含量が高く、「女峰」に匹敵する硬度を持ち、整った...
要約 フランスより導入したレース判別系統によるうどんこ病菌Sphaerotheca fuligineaのレース判別では、茨城県でのメロンの半促成・抑制作型に発生しているうどんこ病菌はレース1、5並びにレース新1、新2、新3、...
要約 いちご「道南26号」は、収穫始が「宝交早生」とほぼ同等の早生で、平均1果重が重く、上物率が高い。先白果の発生は認められず、中心空洞は「きたえくぼ」より小さい。食味は良好で、日持ち性に優れる。 背景...
要約 イチゴ品種‘とよのか,の葯培養系よりソマクローナル変異を誘発し、イチゴ萎黄病に対して強い「FR‐135」、「FR-136」及び「FR‐145」を圃場検定により選抜した。これらの3系統はイチゴ炭疽病にも耐病性を有...
要約 `彩のかおり'の定植時期は9月中旬がよく、本ぽの窒素施肥量は2kg/aが適する。芯止まりの発生を軽減し、大果・良食味の特性を発揮するためには、親株は無病のウイルスフリー株とし、無仮植育苗した苗を用い、...
要約 温室メロンの「ス入り果」は、果実の2次肥大期の多かん水管理により発生が助長される。ス入りの発生は、果実肥大期のかん水量を一定にして土壌pFを1.6以上に管理することで抑制できる。 背景・ねらい 温室メ...
要約 ‘宝交早生’,‘麗紅’,‘明宝’のイチゴ3元交配選抜系統‘58-9’に,‘アイベリー’を交配して‘兵庫苺2号’を育成した。本品種は多収性で,日持ち性に優れ,食味や芳香がよく,休眠が浅く,草姿は立性で,促成栽培...
要約 イチゴの水耕栽培で、養液にケイ酸カリを添加するとイチゴ葉中のケイ酸含量が高まり、うどんこ病の発病を抑制する。うどんこ病罹病性品種「とよのか」では、ケイ酸の養液中濃度25ppm以上、葉中含量1.5%以上...
うどんこ病抵抗性形質転換イチゴの閉鎖系温室における安全性評価
要約 ヤマイモキチナーゼ遺伝子を導入し、うどんこ病抵抗性が強化された形質転換イチゴの閉鎖系温室における安全性評価を行った。非形質転換イチゴに比較して、アグロバクテリウムの残存、正常花粉率、花粉飛散性...
細胞外分泌型ヤマイモキチナーゼ遺伝子導入によるうどんこ病抵抗性イチゴの作出
要約 A.tumefaciensを利用して、細胞外分泌型ヤマイモキチナーゼ遺伝子をイチゴ「とよのか」に導入し、ヤマイモキチナーゼの発現を確認するとともに、うどんこ病抵抗性の系統を作出した。福岡県農業総合試験場・...
要約 本品種は、‘とよのか’と‘アイベリー,の交配実生選抜株に‘とよのか,を交配して育成した一季成り品種である。‘とよのか,に比べて、早生で果実が大きく揃いが良い。果実品質・収量性に優れ、摘花・玉出しが...
要約 草姿中間、草勢強で、花芽分化期、成熟期が早く、2~3月のなり休みが少なく、大果、高品質、多収で、うどんこ病に強い促成栽培用イチゴ 新品種「TC-4」を育成した。 背景・ねらい 近年イチゴのうどんこ病の...
要約 イチゴ‘アスカウェイブ’と‘女峰’を交雑して,新品種‘奈良7号’(仮称)を育成した。本品種はランナー発生が多い,花芽分化が早い,大果で果形の揃いが良い,食味が良い,収量性が高いなどの特長を有し,省力...
寒冷地における短日処理によるイチゴの当年苗の花芽分化促進と端境期出荷
要約 寒・高冷地において、イチゴの早生品種の当年苗に遮熱資材を用いて、6月中下旬から25日間、8時間の短日処理を行うことにより、冷蔵施設を用いずに花芽分化を促進し、単価が高い9~10月の端境期に出荷するこ...
要約 「空知交5号」は、良食味の緑肉メロンで、着果性・果実肥大性に優れ、外観品質も良好である。うどんこ病抵抗性及びつる割病抵抗性(レース0・レース2)を有する。 背景・ねらい 北海道の緑肉メロン生産は...
要約 キュウリのうどんこ病菌Sphaerotheca fuligineaの分生子懸濁液は冷蔵庫内(5℃)で少なくとも1週間の保存が可能である。またうどんこ病抵抗性は10の5乗個/mlの分生子懸濁液を子葉あるいは第1本葉に噴...
要約 キュウリのうどんこ病抵抗性は25~30℃の高温条件で抵抗性を示す温度依存型抵抗性であり、春季及び秋季における抵抗性品種の発病は1日当たりの高温時間数が少ないことに原因があると考えられた。抵抗性素材...