要約 リンゴわい性台木「青台3」の繁殖は、挿し木より取り木の方が効率的であるが、挿し木繁殖性は挿し木箱を利用し、発根促進剤を処理することで高まる。 キーワード リンゴ、わい性台木、繁殖、青台3 背景・...
要約 挿し木発根率の低いハイブッシュブルーベリーの休眠枝挿しにおいて、ミスト散水装置と鹿沼土・ピートモス等量床土を装備した簡易増殖用ハウス内で挿し木することによって発根率、発根量が大幅に高まる。発根...
強勢台イチジク「桝井ドーフィン」の挿し木接ぎによる育苗と幼木管理法
要約 強勢台木を使用したイチジク「桝井ドーフィン」栽培において、迅速な育苗には挿し木接ぎが有効である。また、接ぎ木当年に新梢を摘心して発生させた副梢で主枝を整え、結果枝をより多く確保することで、自根...
要約 イチジク「桝井ドーフィン」の苗木を慣行の5倍、列間1.8m、株間0.8mの株仕立てで密植することにより、植え付け2年目で成園並みの収量を得ることができる。 キーワード イチジク、5倍密植、早期成園化 ...
開花期の年次変動が少ない盆小ギク新品種候補「H-13」の育成
要約 「ともこ」と「ももわか」の交配実生の中から、盆小ギク新品種候補「H-13」を選抜した。「H-13」は開花期の年次変動が少なく、盆前の需要期に開花し、計画出荷が可能となる。花色は濃赤紫で、高温時にも退色...
要約 「はやばや星」は「コリンス」または「コビル」の自然交雑実生から選抜育成されたハイブッシュブルーベリーで、育成地において7月上旬に収穫最盛期になる早生品種である。果実は大きく、酸味がやや強く、食...
フェザーの多発したjm台木利用リンゴ「ふじ」2年生苗木による早期多収
要約 JM7およびJM1台木を用いたリンゴ「ふじ」の1年生苗木に対し、切り返し、芽かき、ベンジルアデニン散布を行い養成した苗木はフェザーの発生が多く、著しい早期多収が可能である。 キーワード 側枝、苗木、フ...
要約 リンゴわい性台木JM7は、「シナノスイート」と「シナノゴールド」を穂品種に用いると、5年生樹の樹体が小型化し、果実の初期生産性も高いことから、4×2m程度の栽植距離のわい化栽培に利用できる。 キーワ...
要約 パッションフルーツウッディネス病は大島本島全域に発生し、ほ場内での伝染・発病の拡がりも早い。果実では、モザイク、奇形の他に、果皮表面の微小な凹凸を伴う光沢がなくなる症状を示す。 キーワード パッ...
要約 食用ホオズキ(Physalis peruviana L)のハウス栽培において、前年養成した親株から挿し穂をとり、3月上旬挿し木、4月中旬定植すると、慣行の実生苗定植に比べ約40日収穫が早まり、果実重も大差ない。挿し穂の...
要約 ツルウメモドキの挿し木方法は密閉挿しが良く、挿し床には含水率の低い山砂が適している。挿し木部位は枝の中央部分を用いると発根が良い。ノイバラの挿し木方法はミスト挿しが良く、用土を選ばずに良く発根...
要約 JM7台木にリンゴ「みしまふじ」を3月上旬に切り接ぎ後、挿し木時期まで0~2℃で保存し、4月中旬に挿し木することによって、約9か月間で苗木を繁殖・育成することができる。育成2年目で通常法に比べ頂芽数の多...
リンゴJM台木の接ぎ木挿しにおけるマルチ、腋芽処理、追肥の効果
要約 JM台木を用いた接ぎ木挿し法で、床土の被覆資材に白黒マルチを用い、台木の腋芽かき取り時期を5月下旬、チッソ肥料を6月上旬に施用することにより、生育の優れたリンゴの苗木を生産できる。 キーワード リン...
要約 「おおつぶ星」腋芽からの多芽体誘導及び多芽体増殖は改変MS培地にZeatinを5mg/l添加することでできる。挿し木可能なシュートは多芽体をZeatin無添加培地へ移植することで多数得られる。シュートは密閉下で...
アザレアの鉢物用新品種、「ダンシングスノー」、「ももか」、「ほほえみ」
要約 鉢物用のアザレア3品種を育成した。「ダンシングスノー」は大輪一重咲きの 白色花で赤紫の絞りが入る。「ももか」はやや大輪一重咲きの濃桃色花。「ほほえみ」は大輪一重咲きの明桃色花。いずれも促成栽培...
要約 秋季の芽接ぎと次春の切り接ぎにより育成したモモ中間台木苗の葉巻き上がり時期を調査することにより、台木品種・系統のモモに対する接ぎ木親和性の判定を1年余り短縮できる。 キーワード モモ台木、接ぎ木...
ハウスぶどう「巨峰」のドリップ潅水による盛土式根域制限栽培法
要約 ハウスぶどう「巨峰」の液肥を用いたドリップ潅水、培土量60リットルの盛土式根域制限栽培では、1樹当たりの年間窒素施用量を、植え付け3年までは20g、4年以降は60gにすることにより、早期多収が図られ、二...
要約 ブルーベリー新品種「おおつぶ星」、「あまつぶ星」は、「コリンズ」及び「コビル」の自然交雑実生から育成した品種で、「おおつぶ星」は中生種、「あまつぶ星」は中晩生種である。両品種ともに果実は大きく...
要約 組織培養によって増殖したかきのわい性台木のシュートの基部に傷を付け、インドール酪酸(IBA)溶液に浸漬後、無機塩濃度を下げ果糖、ポリビニルポリピロリドン(PVPP)を添加した発根培地に植えて、暗黒処...
新梢の遮光処理によるりんごわい性台木M.9ナガノの取り木繁殖効率の向上
要約 りんごわい性台木M.9ナガノの取り木繁殖において、展葉頃新梢を遮光処理(etiolation)することにより台木の発根が促進され、繁殖効率が向上する。 背景・ねらい M系のりんごわい性台木は、挿し木による実用的...