要約 果実発色促進装置により、着色不良のリンゴやブドウの果実を収穫後に着色改善できる。本装置はアントシアニン蓄積に最適な光条件と温度条件を冷蔵貯蔵庫内で保持でき、装置の構成品を調整することで、形状や...
赤果肉リンゴの果肉の赤さは、摘果強度・光環境・栽培地によって影響を受ける
要約 赤果肉リンゴ「Pink Pearl」と「Geneva」では、過度に着果させると果肉のアントシアニン濃度が低下し赤さが減少する。また果実に陽がよく当たった方...
要約 ブドウ黒とう病菌を切葉に接種後、形成された病斑数と病斑径を測定することによって、定量的に黒とう病抵抗性の品種間差異を評価できる。 キーワード ブドウ、黒とう病抵抗性、病斑径、病斑数 背景・ねらい ...
成熟期ブドウ果粒への低温と光の同時処理は相乗的に果皮の着色を促進する
要約 ブドウ果皮のアントシアニン含量は、低温と光の同時処理により相乗的に高くなる。また、アントシアニン合成関連遺伝子群の発現は温度と光に対して異なる反応を示すが、VlMYBA1-3およびF3'5'H
大豆発芽時の湿害に対する代謝応答はTCA回路やGABA代謝が関係している
要約 冠水ストレスにより大豆発芽時の代謝は大きく変動し、クエン酸、イソクエン酸、フマル酸、GABA、アラニンの変化が強く影響を与えている。嫌気呼吸により糖含有率が低下し、TCA回路とGABA-shunt経路に関わ...
リンゴの果皮アントシアニン蓄積に関するQTL マッピングと受光環境の影響
要約 リンゴ系統の果皮アントシアニン蓄積能力は、基本的な果皮色(赤/黄)を決定するRf 遺伝子座と、複数のマイナーなQTL によって決定される。受光環境によっては、特定のマイナーQTL寄与率が増大し、Rf 遺伝...
着果量や日射量によってリンゴ果実のショ糖合成酵素活性は変化する
要約 リンゴは着果量の制限や好的日射条件で果実のショ糖濃度が高くなり、ショ糖合成酵素活性も高くなる。 キーワード リンゴ、着果量、日射量、ショ糖合成酵素、ショ糖 背景・ねらい 光センサーを利用した非破壊...
着果量や日射量の違いによるリンゴ果実の糖組成及び酵素活性の変化
要約 リンゴは着果量が少ないほど、また日射量が多いほど、果実の糖濃度は高くなるが、特にショ糖濃度が高くなり、この時、ショ糖合成酵素活性も高くなる。 キーワード リンゴ、着果量、日射量、ショ糖合成酵素、...
ブドウ(安芸クィーン)の着色向上に対する果房遮光と反射マルチの効果
要約 ブドウ「安芸クィーン」の着色向上には、果粒軟化前(満開30~37日後)から2~3週間の黒色遮光袋による果房の遮光と、収穫前2~3週間の反射マルチ処理が効果的である。 背景・ねらい ブドウ「安芸クィ...
要約 大豆種子の発芽試験の発芽床に、 0.7%の寒天を用い、は種時に発芽に必要な種子吸水量の不足分を注水すると、途中の水分管理が不要なうえ、砂およびろ紙発芽床法に比較して、簡便で安定した発芽力の測定がで...
要約 ハウス栽培「幸水」の結実・樹体管理技術として、せん定では予備枝や短果枝を積極的に利用すること、着果量は8000果/10アール程度を基準とし、夏期管理では新梢引き起こし処理等を行い、収穫は露地栽培に比...