要約 接合資材に低コストな樹脂製テープを用いて、熟練作業者と同等程度の活着率及び2倍以上の作業能率で接ぎ木作業可能なトマト用接ぎ木装置である。接合資材は、弾性力を有した素材であるため、手作業用のチュ...
要約 我が国には200種類を超えるサクラの伝統的栽培品種があります。祖先が育てた栽培品種を正しく継承して、将来の利用に役立てていくため、DNAマーカーによる精度の高い品種識別技術を開発しました。 背景・ね...
要約 市販されているウリ科用野菜接ぎ木装置の空気圧、穂木ハンドおよび運転モードの簡易な変更で、ナス科であるトマトの接ぎ木を、手作業と同等の接ぎ木成功率、活着率で行うことができ、接ぎ木装置の利用効率が...
要約 8月上旬~9月上旬に、黒色化繊布でユズ果実を被覆すると、長期貯蔵中の果皮障害である 「こはん症」の発生を大幅に軽減できる。 キーワード ユズ、果皮障害、こはん症、黒色化繊布、果実被覆 背景・ねらい...
要約 なすの割り接ぎ作業において、なす、トマト用に開発した穂木、台木形成器具を使用すると、手作業の6割程度に作業時間を短縮でき、かつ、手作業より作業精度が向上する。 背景・ねらい 当所で開発した個別...
果肉色が優れ甘味の多いやや晩生のクリ新品種候補「クリ筑波 35 号」
要約 クリ新品種候補「クリ筑波 35 号」は、「筑波」に「524-1」を交雑して育成したやや晩生系統である。果実の比重が大きく、果肉は黄色味が強く、甘味が多くて食味良好である。 背景・ねらい 昭和 20 年代に急...
要約 穂木形成器具によるきゅうりの接ぎ木において、割り接ぎは慣行の呼び接ぎの約2倍の作業能率が得られる。また、割り接ぎ苗は夏期の高温時においてもほぼ100%が活着し、慣行の呼び接ぎ苗と同等の生育・収量...
要約 イネの切穂を用いて穂いもち圃場抵抗性を簡易検定する切穂噴霧接種法を開発した。本法による発病程度と圃場検定結果には高い正の相関がある。 背景・ねらい 穂揃期の穂を止葉を付けて抜き取りいもち病菌胞子...
要約 なす等の割り接ぎ作業に使用する穂木の胚軸をくさび形に切る器具を開発した。この器具を用いれば、接ぎ木作業の経験の有無に関わらず高い活着率が得られる。また、3人組作業により作業能率は大幅に向上する...
要約 バラの接ぎ挿し苗(ミニプランツ)の台木として`オドラータ'の休眠枝を利用する際には、12月から3月に採取、保存し3月中旬の緑枝接ぎに利用することができる。また、萌芽後の4月の枝を用いての接ぎ木を行う...
背景・ねらい ウリ科野菜用の接ぎ木装置としては、台木及び穂木の供給と接ぎ木苗の育苗トレイ等への植え付けを人力で行う半自動の装置が既に市販化されているが、農業従事者の減少及び高齢化が深刻な地域において...
要約 イネ切穂を用いて穂いもち圃場抵抗性を簡易検定する切穂接種法を開発した。切穂接種法による穂首節から下方の病斑長と圃場検定結果には高い正の相関がみられた。 背景・ねらい いもち病高度抵抗性品種育成の...
要約 シバグリ及び栽培品種を含むニホングリの実生台木には黒根立枯病抵抗性が期待できない。樹園地で、樹齢2年のクリ台木に居接ぎしたクリには黒根立枯病が多 発するが、樹齢差の大きい高樹齢の台木に居接ぎし...
要約 マルバカイドウ台苗木のつくり方として、長さ15~20cm、基部直径0.7cm以上のマルバカイドウ1年枝に品種の1年枝を通常どおり切り接ぎし、これを発泡スチロール箱に火山灰土壌を入れて挿し木すると、優良苗木...
要約 ナス科野菜の接ぎ木操作を効率化するために、複数のセル成型苗の同時接ぎ木装置を開発した。この装置で接ぎ木したトマト苗を用いた場合の収量は、慣行苗のそれに劣らない。 背景・ねらい 接ぎ木は、果菜...