要約 鋸を使い緑枝を発生させたい部分に傷をつけると、傷をつけた周辺の葉の脱落痕から潜芽が効率的に発生し、多くの新しょうを確保できる。枝傷にはパラフィン系資材の接ぎ木テープを巻くことで傷口を保護でき、...
要約 クラブアップル52品種の中から、「ふじ」と交雑和合性が高い受粉専用品種として「Snow Drift Crab」、「Profusion」、「Red Bud Crab」を選抜した。 キーワード クラブアップル、「ふじ」、受粉専用品種 背...
要約 富山県内から探索された品種登録されたカキ「久目丸」(くめまる)は、雄花の着生が容易で安定している。また開花期間も長いため、干し柿品種「三社」の受粉専用品種に適している。 キーワード カキ、久目丸...
フェザーの多発したjm台木利用リンゴ「ふじ」2年生苗木による早期多収
要約 JM7およびJM1台木を用いたリンゴ「ふじ」の1年生苗木に対し、切り返し、芽かき、ベンジルアデニン散布を行い養成した苗木はフェザーの発生が多く、著しい早期多収が可能である。 キーワード 側枝、苗木、フ...
要約 SSR マーカーを用いて交雑育種、偶発実生及び枝変わり由来のモモ品種の親子鑑定を行い、一部の品種で親子関係に誤りがあることが明らかになった。さらに、「上海水蜜桃」が現在の日本の生食用モモの起源品種...
要約 カキ「陽豊」を既存品種に高接ぎ更新する場合、「西村早生」及び「伊豆」を中間台木として利用すると、収量性・果実品質が良好であるが、「刀根早生」は収量性・果実品質が劣り不向きである。 キーワード カ...
要約 JM7台木にリンゴ「みしまふじ」を3月上旬に切り接ぎ後、挿し木時期まで0~2℃で保存し、4月中旬に挿し木することによって、約9か月間で苗木を繁殖・育成することができる。育成2年目で通常法に比べ頂芽数の多...
リンゴJM台木の接ぎ木挿しにおけるマルチ、腋芽処理、追肥の効果
要約 JM台木を用いた接ぎ木挿し法で、床土の被覆資材に白黒マルチを用い、台木の腋芽かき取り時期を5月下旬、チッソ肥料を6月上旬に施用することにより、生育の優れたリンゴの苗木を生産できる。 キーワード リン...
フェザーが多く発生した2年生りんご「ふじ」わい性台木苗の育成法
要約 棒状に育った1年生のりんご「ふじ」のわい性台木苗に対して、切り返し、芽かき、およびベンジルアデニン散布を行うことにより、早期多収が可能となるフェザー(副梢として発生させた羽毛状枝)が多く発生し...
要約 日本ナシ「幸水」では、自発休眠期間中の花芽の発育ステージが0.8に達した時に、シアナミド液剤5倍液を散布すると休眠が打破される。花芽着生穂木を接ぎ木する場合は、穂木を摂氏3度の恒温で1200時間程度、...
要約 浮羽郡内のカキ「伊豆」に発生したウイルス病類似症状のうち、新梢の炭疽病様症状及び冬枝基部の粗皮症状は、接ぎ木伝染性の病害である。粗皮症状は、接ぎ木接種により栽培品種である「西村早生」以外の「伊...
要約 砂丘地土壌における「安芸クイーン」の有核栽培で、花振るいを防止して、秀品収量が多く、糖度の高い着色良好な果実を生産するには、せん定後の総芽数を接ぎ木上部20cmの主幹断面積1cm2当たり13芽の割合で...
要約 リンゴゆず果ウイロイドの全長が増幅されるプライマー組を設計し、これを用いたRT-PCRによる診断法を開発した。 キーワード リンゴゆず果ウイロイド、プライマー、RT-PCR、診断 背景・ねらい リンゴのゆず果...
要約 秋季の芽接ぎと次春の切り接ぎにより育成したモモ中間台木苗の葉巻き上がり時期を調査することにより、台木品種・系統のモモに対する接ぎ木親和性の判定を1年余り短縮できる。 キーワード モモ台木、接ぎ木...
りんごM.9ナガノ台木の発根量評価基準の作成と台木の品質評価
要約 取り木によって繁殖したM.9ナガノ台木は、発根量評価指標により発根指数2.0(秋根が多く、春根も2~3本発出)以上で、かつ台木直径が9mm以上であれば、揚げ接ぎして良質な苗木育成に利用できる。 背景・ねらい...
果肉色が優れ甘味の多いやや晩生のクリ新品種候補「クリ筑波 35 号」
要約 クリ新品種候補「クリ筑波 35 号」は、「筑波」に「524-1」を交雑して育成したやや晩生系統である。果実の比重が大きく、果肉は黄色味が強く、甘味が多くて食味良好である。 背景・ねらい 昭和 20 年代に急...
要約 なすの割り接ぎ作業において、なす、トマト用に開発した穂木、台木形成器具を使用すると、手作業の6割程度に作業時間を短縮でき、かつ、手作業より作業精度が向上する。 背景・ねらい 当所で開発した個別...
要約 穂木形成器具によるきゅうりの接ぎ木において、割り接ぎは慣行の呼び接ぎの約2倍の作業能率が得られる。また、割り接ぎ苗は夏期の高温時においてもほぼ100%が活着し、慣行の呼び接ぎ苗と同等の生育・収量...
要約 イネの切穂を用いて穂いもち圃場抵抗性を簡易検定する切穂噴霧接種法を開発した。本法による発病程度と圃場検定結果には高い正の相関がある。 背景・ねらい 穂揃期の穂を止葉を付けて抜き取りいもち病菌胞子...
要約 なす等の割り接ぎ作業に使用する穂木の胚軸をくさび形に切る器具を開発した。この器具を用いれば、接ぎ木作業の経験の有無に関わらず高い活着率が得られる。また、3人組作業により作業能率は大幅に向上する...