有機農産物認証と非認証の果菜類における無機成分とδ15N値の差異
要約 有機農産物認証された果菜類(トマト、キュウリ、ナス、シシトウ、カボチャ)の無機成分は、表示の無いものと大差ないが、δ15N値は、測定した全ての果菜類で高い値を示し、有機物施用により生育させた野菜の...
要約 ナタネ油粕の表面散布と活性炭スラリーの2回の噴霧散布を組み合わせた処理により化学合成除草剤処理とほぼ同等の水田雑草防除効果が得られ、基肥窒素無施用とすることで化成肥料の節減も図られ、「環境にや...
要約 日平均気温が14℃になる頃に、粉状のなたね油粕を、箱当たり45g混和した床土に播種し、加温出芽後に、ペレット状のものを、箱当たり60g施用した苗床で、苗代ビニルトンネル育苗すると、播種35日後まで高い...
要約 標高750mの高冷地では、ホウレンソウをはじめとする8品目が有機栽培可能で、有機質肥料を施用し適期に作付けすれば、害虫等の防除を行わなくても化学肥料や農薬を用いた慣行栽培の80%以上の可販収量を得...
背景・ねらい 本研究は,(1)日本,韓国,中国における農業環境政策の動向を法律,統計資料及び聴き取り調査等に基づく分析によって相互比較し,(2)当該政策に内在する問題点及び今後の政策課題を解明し,加えて,...
周年栽培における、夏季太陽熱処理畦の連続利用による雑草発生の抑制
要約 雨よけ栽培で、作畦した後に太陽熱処理をして、毎作作畦を行わず連続利用(畦連続栽培)すれば、1作毎に作畦する栽培(畦更新栽培)に比べ雑草の発生が少ないため、周年栽培で特に問題になる除草作業をおこな...
微生物農薬を主体とした体系散布によるナス灰色かび病の防除と耐性菌抑制
要約 ナス灰色かび病の環境に優しい防除手法として、微生物農薬(バチルス ズブチリス水和剤、商品名:ボトキラー水和剤)を組み入れた体系散布により、化学合成農薬の使用を削減し慣行と同等の防除効果を維持し...
要約 乾燥状態の種子を63度C5分間の温湯浸漬処理するとイネばか苗病の効果が認められ、発芽に対する影響も少ない。浸漬中の湯温低下を防ぐには、浴比を大きくする、浸漬前にあらかじめ種籾の温度を高める、熱伝導...
要約 流通販売業者の有機野菜等に対するニーズは非常に高く、その理由としては、消費者の要望、食べ物の安全性、生産者からの働きかけ、会社のイメージアップが大きく作用する。また、農薬の削減期待が大きく、今...
要約 米の購買意識について、消費者にアンケートを実施した。AHPによって分析したところ、消費者は米を購入する場合に、「味」と「安全性」を重視する。また、水稲栽培において農薬使用量が現行より50%削減される...
要約 されて販売される場合が最も多い。これは、栽培方法や生産者名などの具体的な情報を提示せずに、当該企業の販売品としての特徴をだすためである。また、有機農産物等の販売価格は平均すると、慣行農産物より...
要約 イネいもち病多発地域と少発地域では風速に有意な差が認められ、少発地域では常時風が強く水滴保持時間が短いことが発生抑制要因になっている。侵入環境による発生予測手法(吉野モデル)は、両地域の発生量評...
要約 有機農産物等は、スーパー等の小売店舗では、各企業のブランド名のみ表示されて販売される場合が最も多い。これは、栽培方法や生産者名などの具体的な情報を提示せずに、当該企業の販売品としての特徴をだす...