要約 離乳期用飼料にサトウキビ抽出物20%含有資材を0.05%添加して離乳豚に給与すると、細胞性免疫増強効果が示唆される。 キーワード サトウキビ抽出物、離乳豚、抗菌性物質、免疫増強 背景・ねらい 畜産物の安全...
要約 モウソウチクサイレージをブロイラーへ給与することにより、ブロイラーの液性免疫応答およびワクチンに対する抗体産生が増強される。また、腸内環境の改善により腸管免疫も増強される可能性がある。 キーワ...
要約 感受性マウスに伝達した定型BSEプリオンは感受性宿主域が変わり、抵抗性マウスへも伝達が可能となる。このとき、抵抗性マウスの脳内には、複数の蛋白質分解酵素抵抗性の異常プリオン蛋白質の断片が検出さ...
口蹄疫ウイルスO/JPN/2000株にはマウスに対する病原性の異なるウイルスが混在する
要約 2000年に日本で分離された口蹄疫ウイルスO/JPN/2000株には培養細胞において著しく小さいプラックを形成するウイルスが存在する。このタイプのウイルスは乳飲みマウスに対する病原性が極めて低い。 キーワ...
要約
スクレイピー感染ハムスターにおける血液および尿中のプリオン検出
要約 ハムスタースクレイピー株、Sc237をハムスターに経口接種し、血液および尿における異常プリオン蛋白質(PrPSc)の有無をPMCA法で解析した。白血球分画では潜伏期から、血漿分画では発症期以降にPrPScが検出...
現行の牛海綿状脳症(BSE)サーベイランス検査および確定検査により鹿慢性消耗症(CWD)は検出できる
要約 わが国で施行されている BSE検査および確定検査方法は CWDの摘発に有用である。2003~2006年度に行ったCWDサーベイランスにおいて、国内のシカにCWDの浸潤は認められない。 キーワード シカ、鹿慢性消耗症...
要約 ヤギはサルに対して関心を示す行動が認められ、サルが出没する農地付近でヤギを放飼することにより、猿害軽減効果が期待できる。 キーワード ヤギ、サル、猿害、放飼 背景・ねらい 本県の中山間地域ではサル...
要約 プリオン蛋白質過発現マウスから新たに樹立したミクログリア細胞株は、マウス馴化牛海綿状脳症(BSE)プリオンおよび複数のスクレイピー株に感受性を示す。 キーワード プリオン、ミクログリア、スクレイ...
要約 VA菌根菌の宿主作物を前作物として栽培すると、後作のダイズ栽培ではVA菌根菌の感染率が増加する。その結果、ダイズのリン酸吸収が促進されて、5~10 kg P2O5/10aのリン酸減肥が可能となる。 キーワード VA...
とうもろこしサイレージ多給・配合飼料無給与による授乳期の母子羊の飼養法
要約 チモシー主体乾草不断給与下において、とうもろこしサイレージ+アルファルファ乾草給与により、単子の75%、双子の25%が発育標準の平均離乳時体重を超える。母羊の体重減少も日本飼養標準の基準内であり、...
地域特産鶏(名古屋種)への乾燥酵母細胞壁飼料添加による免疫増強効果
要約 名古屋種の鶏に乾燥酵母細胞壁を0.5%の割合で飼料添加(酵母区)すると、飼料要求率では対照区より良い。免疫反応では、抗体産生能で最も高い抗体価は対照区より酵母区は高い傾向が見られ、遅延型過敏反応で...
要約 乳酸菌等を含有する微生物資材を肥育前期配合飼料に0.2%添加して肥育豚に給与すると、細胞性免疫増強効果が示唆される。 キーワード 微生物資材、肥育豚、乳酸菌、細胞性免疫 背景・ねらい 畜産物の安全性に...
要約 ういろうにグリシンを添加することで、品質に影響を与えることなく食中毒原因微生物であるセレウス菌、あるいは離水の原因となる枯草菌の増殖を効果的に抑制することができる。 キーワード 和菓子、食中毒...
要約 札幌の落葉広葉樹林において、光合成によるCO2吸収と葉・幹・土壌の呼吸によるCO2放出を観測し、これらCO2の吸収・放出を気象条件からシミュレーションする群落多層モデル...
要約 短草多回利用メドウフェスク生草のTDN含量はNRCの推定式や酵素分析画分による推定式(OCW式)で推定すると過小評価となる。生草のTDN含量を酸性デタージェントリグニンまたは低消化性繊維から推定するとより...
要約 子豚期用飼料にサトウキビ抽出物20%含有資材を1%添加して肥育豚に給与すると、細胞性免疫増強効果が認められる。 キーワード サトウキビ抽出物、肥育豚、抗菌性物質、免疫増強 背景・ねらい 畜産物の安全...
名古屋種の鶏の飼料への乳酸菌およびオリゴ糖添加による免疫増強効果
要約 名古屋種の鶏に乳酸菌およびオリゴ糖を飼料添加(乳酸菌区)すると、抗体産生能では、最も高い抗体価は対照区より乳酸菌区は高い傾向が見られる。遅延型過敏反応では、乳酸菌区は対照区より有意に腫脹差が大...
要約 飼料に緑茶資材を添加して地域特産鶏(駿河若シャモ)に給与すると、免疫増強効果・ストレス抑制効果が認められる。また官能試験においても評価が高く、高付加価値肉用鶏生産技術として利用できる。 キーワ...
要約 妊娠認識のシグナルとして知られているウシインターフェロン(bIFN)τならびに特異抗体を作製し、測定系を確立した。類縁物質と交差反応が無く、bIFNτを特異的に検出し測定することができる。 キーワード 家...