要約 市販の深部膣内電気抵抗値測定器を用いて、豚の妊娠判定の基準(授精後の次回発情予定日1~3日前の計測値が300以上を受胎、300より低値であれば不受胎)を設定し、妊娠診断を行うと、妊娠(受胎)的中率は80...
要約 我が国で発生した羊スクレイピーから2種類のプリオン株を分離した。両者はマウスに馴化した際の潜伏期、病変の出現部位、異常プリオン蛋白質の蓄積部位に差が認められた。マウスに両株を重感染させたところ...
要約 悪性カタル熱による死亡牛と同居していた牛について追跡調査し、羊ヘルペスウイルス-2に持続感染している牛2頭を摘発した。うち1頭に免疫抑制剤を投与したところ、ウイルス遺伝子量の増加が観察された。 ...
要約 裏返しにしたシリンダ刃とケーシングとの5mm前後の間隙にアルファルファや混播牧草を供給して摩砕・圧縮し、上下のベルトの間に草をはさんで圧縮、成形して排出する牧草調製機械(ハードコンディショナ)。...
要約 飼料中に存在する動物由来DNAを検出するために、散在性反復配列であるSINEおよびLINEの塩基配列を用いてPCRプライマーを作成した。本方法では飼料中に0.01%肉骨粉が混入した場合でも検出が可能である。 キ...
要約 乳酸菌とセルラーゼを添加して調製した麦茶飲料残さサイレージおよび緑茶飲料残さサイレージの発酵品質は優れている。これらサイレージの乾物中の可消化養分総量(TDN)はそれぞれ67%と71%である。 キーワ...
要約 ヒツジインヒビンαサブユニットを用いたホルモン免疫は、ウシで複数の卵胞発育を持続的に誘発させることができる。このホルモン免疫を生体内卵子吸引に適用すると、卵子の採取成績が向上する。 キーワード ...
日本で分離された口蹄疫ウイルスO/JPN/2000株の動物に対する病原性
要約 口蹄疫ウイルス日本分離株(O/JPN/2000)を種々の偶蹄類動物に接種し、その病原性や水平伝播あるいは接触感染の有無について検討した。本株は豚に典型的な症状を示し、接触感染も起こしたが、反芻動物に対し...
さとうきび抽出物(SCE)のニワトリにおけるEimeria tenellaオーシスト感染の防御効果
要約 1週齢ニワトリのそ嚢内にポリフェノールを含有するさとうきび抽出物(500 mg/kg)を3日間投与後,Eimeria tenella オーシスト(NIAH株; 2x103個)を経口接種すると,その後の同原虫(1x105個)の攻撃感染による発...
要約 反すう家畜の第一胃(ルーメン)に生息するメタン細菌を一本鎖DNAを用いたSSCP法で解析した。さらに競合的PCR法によりメタン細菌の定量を行った。 キーワード ルーメン、メタン細菌、簡易検出法、動物栄養、...
妊娠末期に牛胎子から血液および羊水・尿膜水を連続的に採取できる
要約 局所麻酔下で妊娠末期胎子にカテーテルを装着することにより、分娩直前まで連続的に胎子血液と羊水・尿膜水が採取できる。比較的長期にわたり測定した胎子血漿中のコルチゾール濃度は、分娩直前に増加する ...
要約 フェストロリウム(市販品種:エバーグリーン)の可消化養分総量(TDN含量)は開花期に至っても65%前後と高い値を維持している。また、可溶性炭水化物含量は開花期まで13~17%と高い値を維持し、繊維成分...
要約 開発した咀嚼用多点シートセンサを用いて、臼歯部で物性の異なる種々の食品の咀嚼圧を計測した。咀嚼力対時間曲線における一噛み目の第一ピークは食品の破断特性を表していたが、これは最大咀嚼圧とは異なる...
要約 めん羊の末梢におけるコレシストキニンの採食調節作用発現には特異的な受容体が関与し、その受容体のサブタイプはBタイプではない。。 キーワード 生理、めん羊、採食調節、コレシストキニン、受容体、サブ...
要約 1999年に,九州で牛およびヌカカから分離されたウイルスを,血清学的解析によりPeaton virusと同定した。日本株とオーストラリア株のヌクレオカプシド遺伝子の塩基配列は8%程度の相違が認められた。 要約(...
要約 新規導入マメ科牧草ガレガは、地下茎で増殖し、永続的に生存して高品質自給飼料生産を持続させることが可能であるため、草地においてマメ科牧草が早く消失する問題に対する造成時の改善策として利用できる。...
要約 めん羊の採食調節機構においてコレシストキニンは中枢性および末梢性に採食を抑制する作用を有し、末梢の作用部位は小腸にある可能性が高い。 キーワード 生理、めん羊、採食調節、コレシストキニン、作用部...
盛岡市の放牧地と牛舎におけるCulicoides属ヌカカの主要種とその吸血源及び発生源
要約 放牧地と牛舎では、ミヤマヌカカ、シナノヌカカ、ナミヌカカ等15種のヌカカ類が採集され、そのうち6種はウシから吸血している。ミヤマヌカカは牛舎周辺の牛糞が混入した土壌から、マキバヌカカは放牧地裸地...
要約 パラポックスウイルス(PPV)感染症のウイルス学的迅速診断に有用なPCR法を開発した。この方法で,PPV属に属する4種類すべてのウイルスが検出可能であった。また,4種の制限酵素によるPCR-RFLPにより,4...
天蚕副蚕物(きびそ、びす)を活用したニット製品及び工芸品の開発
要約 天蚕「きびそ」を材料にした手紡ぎ糸によるニット製品のつくり方を開発するとともに手編み及び工業的手法による製品を試作する。さらに、天蚕糸入り成形絹シート製品及び天蚕「びす」を材料とした和紙による...