要約 羊型悪性カタル熱ウイルスの自然宿主(羊)での生態を解明するため,出生から約10ヶ月間にわたり羊ヘルペスウイルス-2の動態と抗体の変動を調べた。伝播経路は群内での水平感染の割合が高いことが示...
長日処理した雌羊に対する雄羊同居およびホルモン処理併用による季節外繁殖
要約 冬季分娩期(2~3月)に羊舎内を点灯し長日処理を施用した後、非繁殖季節である5月下旬に雄羊を同居させることにより雌羊の発情が誘起され、約50%の受胎率を期待できる。さらに、雄羊同居開始後13日目に500IU...
舎飼い環境下のニホンジカの飼料消化性と維持・増体に要するTDN量の推定
要約 ニホンジカを舎飼い環境下で飼養した結果、冬期間は成長期であっても増体は期待できず、また増体する春~秋においても飼料中の繊維消化率はメン羊より低かった。一方、この増体時期において増体量に応じたTD...
ドットブロット法を用いたアカバネウイルス分離株の抗原性の比較
要約 アカバネウイルス(OBE-1株)の異なった中和エピトープを認識するモノクローナル抗体を用いて,ドットブロット法でアカバネウイルス分離株63株について,株間の比較を行ったところ,分離株は5つのグルー...
要約 ウシ白血病ウイルス受容体 (BLVR) は膜貫通蛋白と報告されているが,著者らのクローニングしたマウス BLVR は膜貫通蛋白ではないと考えられ,最近 cDNA がクローニングされたヒトアダプター様蛋白複合体-...
要約 心電計より得られる心電図を取り込みながら、その場でRRI(R-R時間間隔)変動を解析するシステムを開発した。本装置は、携帯型パーソナルコンピュータとカード型ADコンバータで構成されており可搬性...
舎飼い環境下のニホンジカの飼料消化性と維持・増体に要するTDN量の推定
要約 ニホンジカを舎飼い環境下で飼養した場合,冬期間は成長期であっても増体は期待できず,また増体する春~秋においても飼料中の繊維消化率はメン羊より低い。一方,この増体時期において増体量に応じたTDN...
要約 生糸から分離した細菌より抽出した青紫色素の染色物をチオ尿素溶液中で後処理を施すと、光退色挙動が著しく抑制されて、JIS規格1級以下であった日光に対する染色堅牢度が2級から3級程度に向上させることがで...
要約 心電計より得られる心電図を取り込みながら、その場でRRI(R-R時間間隔)変動を解析するシステムである。本装置は、携帯型パーソナルコンピュータとカード型ADコンバータで構成されており可搬性が...
要約 中国内蒙古の砂漠化地域で緬羊による放牧試験を実施し,4頭/ha以下が適正な放牧頭数であるが,放牧の継続にともない,4頭/ha程度の放牧頭数でも飼料価値の低い草種の割合が増加し,緬羊の生産性も次第に...
抗ウシCD2モノクローナル抗体を用いたウシ早期妊娠因子の検出
要約 市販の抗ウシCD2モノクローナル抗体を用いたロゼット抑制試験によりウシ早期妊娠因子を検出する方法を開発した。この方法により妊娠および非妊娠を排卵後24時間から判別できることが明らかとなった。 要約...
イタリアンライグラスの刈取時期が消化性、嗜好性、採食・反すう時間に及ぼす影響
要約 イタリアンライグラスサイレージ調製時の生育ステージと養分消化性、嗜好性について調査したところ、耐倒伏性品種の場合、穂ばらみ期から出穂初期が最も優れており、生育が進むにつれ養分消化性、嗜好性とも...
要約 青く汚染した絹糸から細菌Janthinobacterium lividumを分離した。この細菌は多量の青紫色素を生産し、生産された色素はメタノールなどの有機溶媒で容易に描出される。本色素は絹、羊毛などの天然繊維のほか...
要約 1994年8月中旬~10月にかけ北関東地方の牛及びめん羊にブル-タングが発生し,発生頭数は最終的に牛23頭,めん羊22頭に達した。 要約(英語) An outbreak of a disease like Ibaraki disease of cattle ...
マウス,ハムスター異常プリオン蛋白質(PrPSc)の抗原性状の解析
要約 「種間バリアー」の解明に資するため,マウスとハムスターのプリオン蛋白質のアミノ酸配列のわずかな差を利用した抗ペプチド抗体を作出し,両者の異常プリオン蛋白質(PrPSc)の抗原性状を解析した。抗ペプチ...
豚コレラウイルスのRT-PCR法による検出と牛ウイルス性下痢ウイルスとの識別
要約 豚コレラウイルスをRT-PCR法により検出することが可能となった。さらに制限酵素切断片長多型解析法によって,同じペスチウイルスに属する牛ウイルス性下痢ウイルスとの識別が可能になった。 要約(英語) Cl...
要約 サフォーク種めん羊の発育速度と体構成分の関係を調査した。離乳後,高栄養で飼養した雌めん羊は,対照(標準栄養)に比べて,増体が良好であったが,枝肉歩留は変らず,内臓や枝肉への脂肪蓄積が著しかった...
粗飼料の反芻家畜消化管通過速度マーカーとしての希土類元素の利用
要約 粗飼料片を浸漬法で標識した希土類元素は、反芻胃及び第四胃の固相中にほぼ100%存在する。よって、粗飼料を希土類元素を用いて浸漬法で標識すれば、固相の消化管通過速度マーカーとして利用できる。 背景・...
粗飼料の反芻家畜消化管通過速度マーカーとしての希土類元素の利用
要約 粗飼料片を浸漬法で標識した希土類元素は、反芻胃及び第四胃の固相中にほぼ100%存在する。よって、粗飼料を希土類元素を用いて浸漬法で標識すれば、固相の消化管通過速度マーカーとして利用できる。 背景...
スラリーを施用したイタリアンライグラスとライコムギ混播サイレージのめん羊による採食性
要約 イタリアンライグラスとライコムギ混播草地への春先のスラリー施用は、硝酸態窒素含量を増加させるが、イタリアンライグラスの割合が増し、めん羊によるサイレージの嗜好性および自由採食量を増加させる。 ...