要約 トルコギキョウに発生するトルコギキョウえそ萎縮ウイルスは媒介者を要しない物理的な接触伝染により土壌伝染する。 キーワード トルコギキョウ、トルコギキョウえそ萎縮ウイルス、LiNSV、土壌伝染 背景・ね...
覆輪花色トルコギキョウの冬季における「色流れ」を防止する栽培温度条件
要約 トルコギキョウ花弁の覆輪着色面積率は、冬季の慣行栽培温度である20℃付近の日較差の小さい条件で最も増加し、品質が顕著に低下する。一方、日最高気温35℃、日最低気温5℃と日較差が大きい温度条件下では...
要約
要約 トルコギキョウは茎と根の皮層部に連続した空隙を形成する。この空隙は、根への嫌気刺激がない状態においても細胞の崩壊によって幼苗期から形成され、基部から先端に向かって発達する。この組織は湿生植物の...
要約 春に出荷するトルコギキョウは、定植以後を24時間日長で管理した場合、吸水種子の低温処理を行うと 低温処理無に比べて開花が促進される。吸水種子の低温処理を行った場合、定植以後を16時間日長以上で 長日...
播種期、加温及び電照による鉢物トルコギキョウの5月上旬出荷技術
要約 鉢物トルコギキョウ品種「サファイアブルー」は、10月上旬に播種し、最低夜温15℃となるように加温し、4.5号鉢に鉢上げ直後から午後10時までの電照処理(日長延長)を行うことで、5月上旬に開花させ、高品質...
要約 稚苗定植技術によるトルコギキョウの抑制栽培では、定植3~4週間後から短日処理を開始し、4週間以上処理すると、開花が抑制され切り花品質が向上する。 キーワード 稚苗定植、トルコギキョウ、抑制栽培、...
トルコギキョウ秋冬出荷のための間欠陽光照射による暗黒低温処理育苗
要約 高温で育苗したロゼット化苗を10℃の暗黒で低温処理する際に、7日毎に1日の陽光処理により苗の腐敗が無く、定植後、正常に生育する苗を育苗できる。連続電照法に比べ、6倍のトレイを収納できるため、3.3m2...
トルコギキョウの吸水種子の低温処理を利用した秋出し栽培における優良品種
要約 吸水種子の低温処理を利用した7月定植-10月出荷作型においては、「つくしの雪」「パレオピンク」等11品種が優良品種である。 キーワード トルコギキョウ、品種比較、吸水種子の低温処理 背景・ねらい 大分県...
トルコギキョウの脂肪酸不飽和化酵素遺伝子の単離とRNAiベクターの構築
要約 トルコギキョウの脂肪酸不飽和化酵素遺伝子(EgFAD7:Eustoma grandiflorum Fatty acid desaturase) をcDNAライブラリー等より単離してその構造及び塩基配列を明らかにした。単離したEgFAD7全長(開始~終始コ...
トルコギキョウ切り花におけるスクロースの前処理による障害葉発生回避
要約 トルコギキョウ切り花において、前処理時に4%スクロース処理を行う場合は処理時の相対湿度を高めると障害葉発生のリスクが低減する。 キーワード トルコギキョウ、花持ち、スクロース、障害葉、相対湿度 背...
要約 新品種「エグゼ」シリーズは、花形が桔梗様を有する一重咲きで、早晩性は中生のトルコギキョウである。「エグゼパープル」は花色が青味紫色、「エグゼピンク」は花色が紫ピンク色である。 キーワード トルコ...
要約 トルコギキョウでは一重咲きと外側の花弁全体ががく化した奇形八重咲との交雑により、確実に八重咲を育成できる。 キーワード トルコギキョウ、八重咲、遺伝、表現型、F1、育種 背景・ねらい トルコギキョウ...
要約 トルコギキョウの1~3月出し栽培では、長日処理(深夜4時間の暗期中断)を行うことにより開花が促進する。暗期中断の効果は、定植から雌蕊形成期までの発育初期において高く、茎伸長後の花芽分化節位が低下...
要約 種子親の早晩性が同じで、花粉親の早晩性を変えた場合、花粉親の開花が早いほど、F1系統の開花は前進する。また、花粉親の早晩性が同じで、種子親の早晩性を変えた場合も、種子親の開花が早いほど、F1系統の...
春出荷トルコギキョウの種子の低温処理と長日処理の併用による栽培期間の短縮
要約 春に出荷するトルコギキョウは、定植以後を24時間日長で管理した場合、吸水種子の低温処理を行うと 低温処理無に比べて開花が促進される。吸水種子の低温処理を行った場合、定植以後を16時間日長以上で 長日...
Tombusvirus属ウイルスによるトルコギキョウの新病害と血清学的診断法
キーワード トルコギキョウ、新病害、トンブスウイルス、TBSV、血清学的診断法 背景・ねらい 長野県および静岡県のトルコギキョウ産地において、ウイルス病害に特徴的なえそ性の萎縮症状が発生し問題となっている...
覆輪形質の数量化に基づいたトルコギキョウ品種の覆輪安定性の評価方法
要約 トルコギキョウの覆輪安定性は品種によって異なり、20℃一定条件で栽培した第1花の花弁を画像解析して得られる着色面積率の標準偏差によって評価できる。 キーワード トルコギキョウ、覆輪安定性、画像解...
要約 小輪多花性を特徴とする「大分6号」(桃覆輪)、「大分7号」(白)及び「大分8号」(紫覆輪)を育成した。この3品種は7月出荷作型と10月出荷作型(種子冷蔵育苗)で優良な切り花を生産できる。 キーワード ...
トルコギキョウ中小輪系品種「シナノスノー」(仮称)・「シナノファンタジー」(仮称)の育成
要約 純白色の花色で開花期が中晩生の「シナノスノー」及び黄色地に桃の絣を配し中早生の「シナノファンタジー」は、ともに中小輪タイプで茎が堅いトルコギキョウのF1品種である。 キーワード トルコギキョウ、...