要約 〔要約〕育苗期の高温により発現するトルコギキョウのロゼット性の程度は、たん水および日最低気温25℃以上の高温条件で栽培し、ロゼット化率を相対評価することにより判定できる。 キーワード 育苗、高温...
冷房育苗と定植後の短日処理による10月切りトルコギキョウの高品質生産技術
要約 高品質なトルコギキョウを10月に収穫するには、冷房育苗と定植後4週間程度の短日処理が有効で、短日処理効果の高い晩生種の場合は5月上中旬播種で7月上旬を、早生~中生種の場合5月中下旬播種で7月中旬を定...
要約 直達光遮断下の光環境は季節変化し、 南からの直達光遮断の場合に、その傾向が顕著である。秋期定植無加温栽培では南からの直達光が遮断されてもトルコギキョウの栽培が可能である。 背景・ねらい
トル...
要約 トルコギキョウ青かび根腐病の発生は、品種、投入資材、土壌、施肥量等の栽培条件によって異なる。防除対策として、太陽熱消毒が有効である。 背景・ねらい トルコギキョウ青かび根腐病(病原:Penicillium ...
要約 トルコギキョウの直播きにより、一番花を秋に収穫した切り下株利用による二度切り栽培は、移植と比較して切り花品質が向上し、一番花と同等の収量が得られる。中晩生品種「エクセルドルフィン」を無加温ハウ...
要約 トルコギキョウの秋期における光飽和点は1,600μmol/㎡/sと高い。一日の時間帯では光合成速度は10時~13時頃が高い。また、温度では光合成速度は15~30℃の範囲で高い。炭酸ガス濃度は1,000~2,000ppm、その際...
初冬出しトルコギキョウの貯蔵苗の利用によるロゼット化回避技術
要約 トルコギキョウの初冬出し作型において、貯蔵苗の利用によりロゼット化が回避できる。ロゼット化に影響するは種後15日間の20度C以上遭遇時間は、早生種では160時間、中生種では100時間、中晩生種では80時間...
CMV外被タンパク質遺伝子導入によるトルコギキョウに対するCMV発病遅延効果
要約 エレクトロポーレーション法によりCMV(キュウリモザイクウイルス)外被タンパク質遺伝子を導入したトルコギキョウは、CMV発病が遅延し、その特性は後代へ遺伝する。 背景・ねらい トルコギキョウは近年、生産...
トルコギキョウのシードテープ利用直播き無加温ハウス栽培での播種早限
要約 トルコギキョウのコーディング種子を封入したシードテープ利用直播き栽培は、セルトレイに播種して発芽率に問題がなければ、いずれの種苗会社の種子でも適用できる。無加温ハウスに播種した場合、播種早限は...
エブ・アンド・フロー方式による鉢花生産に適した培養液窒素濃度
要約 エブ・アンド・フロー方式でエラチオールベゴニア始め8種類の鉢物を生産する場合の培養液窒素濃度は、ポインセチアでは100~200mg/L、他の7種類では80mg/L程度で鉢と地上部のバランスが良くなる。 背景・ね...
要約 トルコギキョウの秋季栽培で、育苗時、定植後の短日処理によって早期開花しやすい秋季の開花調節が可能であるが、処理には品種間差認められる。 背景・ねらい トルコギキョウは全国的には秋季に端境期となる...
要約 トルコギキョウの季咲き栽培において、摘心処理は商品性のある切り花生産は有効であり、種苗費の削減もできる。全ての株が抽台した時期に、抽台開始節を残して摘心する。 背景・ねらい トルコギキョウは夏...
標高300m程度の中山間地域における8、9月出しトルコギキョウの適品種と採花時期
要約 標高300m程度の中山間地域において、普通育苗で高品質なトルコギキョウを8~9月に採花可能な9品種を選定した。これら9品種に定植時期を組み合わせることで、8月下旬から9月上旬にかけて採花を行うことができ...
トルコギキョウ切り花の老化におけるエチレンの関与とチオ硫酸銀錯塩処理の有効性
要約 〔要約〕トルコギキョウ切り花の老化にはエチレンが関与しており、チオ硫酸銀錯塩(STS)処理は花持ちを延長させる。受粉はエチレン生成を増加させることにより、花の寿命を著しく短縮するが、STS処理はこの...
中山間地域におけるヒメユリ「スタービューティー」の球根養成技術
要約 苗冷蔵苗を利用したトルコギキョウの10~11月出し栽培における、定植時期は7月上旬~中旬であり、7月上旬定植で15、中旬定植で13の品種を有望品種として選定した。 背景・ねらい
中山間地域に導入され...
要約 トルコギキョウは、育苗用土・肥料を寒天でブロック化し、稚苗で定植すると夏秋どり栽培が可能になり、ほとんどロゼット化せずに採花でき、切り花品質も向上する。 背景・ねらい
トルコギキョウの夏秋...
Erysiphepolygoni型のOidium sp.によるトルコギキョウうどんこ病(新称)
要約 1999年3月に、大分県三光村でトルコギキョウにうどんこ病が発生した。その病原菌の形態的特徴を観察した結果、閉子のう殻は観察されず、Erysiphe polygoni型のOidium sp.であることが判明した。大分県温泉熱...
トルコギキョウの秋冬切りにおける高圧ナトリウムランプの補光効果
要約 寡日照地域におけるトルコギキョウのロゼット打破苗利用による秋冬切り栽培では、高圧ナトリウムランプの補光を行うことにより、切花ピークが早まり、切花率と切花品質が向上する。 背景・ねらい トルコギキ...
要約 Agrobacterium rhizogenesで形質転換したトルコギキョウを自殖交配し、rol遺伝子の固定化を図り、わい性系統を作出した。 背景・ねらい 現在、鉢物トルコギキョウ生産は切り花用品種を使って行われており、...
暖地におけるトルコギキョウの9月下旬から10月上旬収穫をめざした作型
要約 暖地でトルコギキョウを9月下旬から10月上旬に収穫するためには、`あすかの薫'等の品種を用い、苗齢2対4葉で35日間低温育苗(苗冷蔵処理)した苗を7月最下旬に定植すれば、安定した切り花品質が得られる。 ...