要約 9~10月出荷トルコギキョウにおいて、播種6週間後の天然型アブシジン酸 300ppm処理と定植1週間後のジベレリン100ppm処理で切り花品質が向上する。品質向上には品種間差異はあるが、ロゼット打破の低温処理...
ミカンキイロアザミウマによるトルコギキョウ茎葉被害の品種間差異
要約 ミカンキイロアザミウマのトルコギキョウ茎葉被害は品種間差異がある。葉での幼虫飼育では、被害のない品種では生育できないが、被害の多い品種では生育が良好である。後者では2番花の茎葉伸長期に発生が増...
トルコギキョウのロゼット苗低温処理による秋冬出し栽培におけるは種適期
要約 トルコギキョウのロゼット苗の低温処理による秋冬出し栽培において,早生品種と中生品種を用いると,5月は種で10~11月,6月初旬は種で12月から良品質の切り花が得られ,安定生産が可能である。 背景・ねらい 最...
短日処理によるトルコギキョウの抑制栽培(10〜11月出荷)に適する品種
要約 トルコギキョウのシェード栽培による10~11月出荷に適する品種は、採花時期及び切り花品質からみて「あすかの粧」、「ベガバイドリーム」、「つくしの雪」である。 背景・ねらい トルコギキョウの10~11月出...
夜冷育苗と短日処理による11月出しトルコギキョウの品質向上技術
要約 11月出しトルコギキョウは、播種期を5月上旬とし、夜冷短日育苗と定植後30日間の短日処理を組み合せることにより、開花抑制効果が認められるとともに、ほぼ同時期に採花となる無処理の切り花と比較して、切...
要約 岩手県北沿岸地域でのトルコギキョウの作型は、1月~3月播種、8月~9月出荷が中心であるが、単価は安い。そこで、やませ地帯の夏期の冷涼な気象条件を活かし、5月上・中旬播き、10月~11月出荷の抑制作型を...
要約 トルコギキョウの9月出し栽培において、花芽分化期に高温に遭遇した場合、切り花時期が前進し、切り花品質が低下する。また、この反応には品種間差がみられる。 背景・ねらい トルコギキョウの9月出し栽培で...
要約 トルコギキョウの11~12月出し作型は中生種が最も適し、定植時期は6月中旬~7月上旬、早生種が6月下旬~7月上旬、中晩生種は6月中下旬までで、切り花品質が優れる。ロゼット化は7月中旬定植が最も発生率が高...
要約 トルコギキョウの長期の出荷を行うため、冬季寡日照条件で育苗・栽培を経過する10月と2月播種および5月播種の作型における好適品種の選定を行った。 背景・ねらい 近年、トルコキギョウは多くの品種が育成...
要約 トルコギキョウ苗の低温処理を10℃で始め、苗の一部が抽だいを開始した場合には、5℃に低下させ、相対湿度70~90%で45日以上行うことにより、低温処理中の抽だいによる徒長や定植後の抽だい不良をほぼ完全に...
12月に定植するトルコギキョウのポリトンネル密閉による生産安定
要約 トルコギキョウを12月の低地温期に定植する場合、定植後十分にかん水したのち、透明ポリフィルムで60日~90日間トンネル密閉することにより、初期生育の促進、安定した切り花品質の確保および開花期の前進が...
要約 トルコギキョウの3月から5月出荷を目指した作型では、定植後30日頃から,16時間日長となるよう電照を行うことにより、1ヶ月程度の開花促進効果がある。 背景・ねらい 3月から5月にかけては需要が多いにもかか...
要約 初夏出しトルコギキョウ鉢花は1月末をは種晩限とし、元肥施用量は5号鉢3株植えで窒素量0.4g、4号鉢1株植えで0.3g、用土はプロミックスBX単用か赤土とヤシガラを混入したものを用いる。潅水法は底面給水法で...
背景・ねらい 暖地でのトルコギキョウ生産は苗冷蔵処理により、ロゼット状態を打破した苗を定植する超促成栽培・11月収穫作型が普及している。しかし、作期拡大の要望とブライダル需要のため、収穫時期を前進させ...
底面給水栽培における鉢花用トルコギキョウの品種選定と高品質生産
要約 鉢花用トルコギキョウは、コロネット系、トムサム系が有望系統である。栽培方法は、無摘心による底面ひも給水で、調整ピートを使った1株/鉢植え、養液管理は、窒素40~50ppm常時給水が高品質生産のために有...
要約 トルコギキョウの10月切り栽培は、晩生種を5月中下旬には種し、50日程度(最低本葉2対葉展開期まで)の冷房育苗を行って、7月中旬を晩限に定植すると、安定生産、品質向上が可能である。 背景・ねらい トル...
要約 10月出しトルコギキョウの品質向上を図るためには、育苗期に引き続き定植後30日間の短日処理が有効である。短日処理における播種適期は、早生品種で4月中旬、中生品種で4月上~中旬である。 背景・ねらい 岩...
10〜11月出荷トルコギキョウの低温処理苗の短日処理による品質向上
要約 平坦地におけるトルコギキョウの10月~11月出荷を目指した作型では、高温育苗した苗を10℃の低温処理によりロゼットを打破し、定植後短日処理を行うと着花節が上昇し、早期開花が抑えられ切花品質が向上する...
要約 県内のトルコギキョウの産地において、花らいが腐敗する症状が認められた。その病原菌がAlternaria alternata であることを明らかにし、病名を「トルコギキョウ花らい腐敗病」とすることを提案した。 背景・...
要約 トルコギキョウの植物体にガンマ線緩照射を行いその葉片と花弁培養由来の再分化個体を自家受精により固定化を図り、切り花用として小輪スプレイ咲きの3突然変異品種を育成した。 背景・ねらい トルコギキョ...