チャノミドリヒメヨコバイに対するチャ遺伝資源の抵抗性要因は師管液摂取の阻害である
要約 チャノミドリヒメヨコバイに抵抗性を持つチャ遺伝資源上では、本種による師管液の摂取時間と回数が著しく減少する。師管液摂取の阻害が本種に対する抵抗性の要因である。 キーワード チャ、チャノミドリヒメ...
暖地春まき栽培に適するだったんそば品種候補「九州D6号」の育成
要約 だったんそば「九州D6号」は、耐倒伏性に優れ暖地の春まきおよび秋まき栽培が可能であり、春まき栽培でより多収である。 キーワード だったんそば、春まき栽培、二期作栽培、わい性、耐倒伏性 背景・ねらい ...
単純反復配列(SSR)マーカーに基づいたチャ遺伝資源コアコレクションの構築
要約 SSRマーカー23座の遺伝子型から推定したチャ遺伝資源の集団構造は3つのグループから構成される。また、遺伝子型を指標として構築したコアコレクションは、花器形態、一番茶新芽の化学成分等の表現型において...
甘露排出量を指標としたチャのチャノミドリヒメヨコバイ抵抗性評価法
要約 チャノミドリヒメヨコバイが排出する甘露の量を計測することでチャへの吸汁加害程度を評価できる。吸汁量と相関のある甘露排出量が少ない場合は、抗寄生性があると評価できる。 キーワード チャ、チャノミド...
要約 [ポイント]
要約 作成したチャの標準連鎖地図は、SSR(単純反復配列)マーカーを基に作成され、コアマップと遺伝解析集団の両親の連鎖地図から構成される。この連鎖地図は、チャの選抜マーカー開発や品種識別、ツバキ科植物の...
要約 チャノミドリヒメヨコバイに抵抗性を持つチャ品種育成を目的に遺伝資源から選抜した3系統は、感受性の普及品種「やぶきた」に比べて耐性が高く、新芽の食害痕数も少ないことから、育種素材として有望である...
要約 開発したSSRマーカー“FxaHGA02P13”は、供試した国内外のイチゴ75品種・系統において、単独で73品種・系統を同定でき、他のSSRマーカーと組み合わせることで近縁性の高い個体の識別も可能である。 キーワード...
キュウリ黄化えそ病中程度抵抗性のキュウリ系統27028930と山胡瓜~1
要約 キュウリ系統27028930および山胡瓜~1は、メロン黄化えそウイルス(MYSV)を病原とするキュウリ黄化えそ病に対して中程度抵抗性を示す。本抵抗性は温度依存型で、ウイルス分離株に特異的である。 キーワード ...
要約 静岡県茶業試験場遺伝資源圃にて保存している916個体の二番茶におけるタンニン含有率は、11~26%の範囲に分布している。また、カテキン含有率は、最高値で総量が25.1%、EGCgが16.3%である。 キーワード チャ...
安定多収で、麺、茶に加工適性のあるだったんそば新品種新品種候補「北海T8号」
要約 子実用だったんそば品種「北海T8号」は、「道南産」と比較し耐倒伏性にやや優り、道内各地域で安定多収である。実需による官能評価で麺、茶への加工適性がある品種である。そばの主産地北海道で新たに優良品...
宿根アスター新品種「シルキースターパール」 「シルキースタースノー」
要約 宿根アスター新品種「シルキースターパール」は9月上中旬咲き、「シルキースタースノー」は9月中下旬咲きの早生白色品種である。両品種を組み合わせて栽培することにより、需要の高まる秋の彼岸向けに継続し...
要約 チャ遺伝資源の主要なチャ品種・系統500種類の炭疸病抵抗性は、炭疸病拡大抵抗性検定法を用いて検定でき、中国変種の導入中国系統及びアッサム変種とそれらの交雑後代は炭疽病抵抗性が強い。 キーワード チ...
要約 桑品種「大唐桑」にコルヒチン処理を行って育成した桑新品種「ポップベリー」は、植え付け翌年から果実の収穫が可能なばかりでなく、従来みられなかった大粒果で、豊産性であることから、果実採取用に適する...
要約 大豆種子のショ糖濃度は成熟に伴い大きく変動し,早生品種では、初夏に最大となり、えだまめ適期を迎える。その時期に最も濃度が高いのはダダチャマメ系統である。一方、秋のえだまめとして人気のある丹波黒...
要約 大豆種子のスクロース濃度は成熟に伴い大きく変動し、早生品種では初夏に最大となり、エダマメ適期を迎える。その時期に最も濃度が高いのはダダチャマメ系統である。一方、秋のエダマメとして人気のある丹波...
トマト葉かび病菌[Fulvia fulva(Cooke)Ciferri]レースの地理的分布
要約 〔要約〕1997~1998年に全国各地から採集したトマト葉かび病菌は、レース0、2、,2.4、および2.4.11に判別された。これらのレースのうち、レース2は全国に普遍的に分布している。しかし、レース0、2.4お...
要約 〔要約〕フェニルアラニンアンモニアリアーゼ(PAL)をDNAマーカーに用いた解析により、日本在来種が、中国在来種に較べ遺伝的な多様性に乏しく、均一な集団であるとともに、日本の緑茶品種群が在来種からの...
要約 桑品種「カタネオ」にコルヒチン処理を行って育成した桑系統「FRM-01」は、2倍体と4倍体の安定した周縁キメラの混数体で、果実は大型化しており、豊産性であることから、果実採取用に適する。 背景・ねらい ...
要約 チャ秋芽の生育停止期は、10月下旬~12月中旬で品種差異があるが、一番茶萌芽期との相関は低い。生育停止期の遅い品種は、裂傷型凍害抵抗性が弱く、チャノホソガ越冬世代の発生量が多い傾向がある。宮崎県総...