要約 アラキドン酸生合成に関わる酵素の遺伝子多型情報を活用することによって、鶏肉脂肪酸中のアラキドン酸含量の高い鶏を効率的に選抜することができる。 キーワード 鶏肉、アラキドン酸、アラキドン酸関連遺伝...
土壌施肥管理システムによる「ヒノヒカリ」への有機質肥料施用技術
要約 土壌施肥管理システムを用いた施肥設計を行うことで、有機質肥料を活用した水稲「ヒノヒカリ」の無化学肥料栽培あるいは減化学肥料栽培においても、食味を損なうことなく、慣行と同等、あるいは同等以上の収...
鶏への桑の葉粉末の給与は盲腸内のビフィズス菌を増やしpHを低下させる
要約 桑の葉粉末を添加した飼料を採卵鶏に給与すると、盲腸内のビフィズス菌が増加してpHが低下する。また、排せつ物からのアンモニアの発生も遅延・抑制される。 キーワード 採卵鶏、桑粉末、腸内細菌、排せつ...
要約 常に草の生えている場所に移動する鶏舎による地鶏飼育は、鶏の闘争及びつつき行動を減少させ、発育を改善し、放牧地内のリン等の土壌成分を高めるのに有効である。 背景・ねらい 鶏肉生産は地鶏肉の需要が高...
要約 慣用飼料にくず米10%と乾燥おから10%を添加することにより、奥久慈しゃもの現在の肉質を維持しながら飼料費が低減できる。 キーワード 肉用鶏、奥久慈しゃも、低コスト生産、くず米、おから、発育優良鶏
要約 肉用鶏の飼料体系に全期間2%マルチトール添加した飼料を給与すると、メス鶏脚骨の破断強度が向上する。また、生産指数や食味では慣行飼料給与と差がない。 キーワード ニワトリ、肉用鶏、マルチトール、脚骨...
要約 これは水稲等の液肥に利用できる。また、粉状堆肥と混合して顆粒状とする成型加工により、広域流通できる。 キーワード 堆肥化、臭気対策、硫酸スクラバー装置、脱臭廃液、液肥、水稲、成型化 背景・ねらい ...
高エネルギー飼料を給与した雄の秋田比内地鶏のもも肉の成分特性
要約 県推奨の「比内鶏」雄×「ロードアイランドレッド種」雌の交配方式で生産した「秋田比内地鶏」の雄ひなは、高エネルギー飼料の給与によってもも肉の成分特性値が従来の飼育方法による比内地鶏雌と雄の中間の...
要約 「みやざき地鶏」の父系統である「地頭鶏」の短脚致死遺伝子を排除するとともに増体量を改良し、母鶏を新しく造成した「九州ロード」に換えることにより、「みやざき地鶏」の肉味と同時に育成率、体重等の生...
要約 肉用鶏のムネ肉中イノシン酸量を鶏種間で比較評価する場合は、鶏種間の差が拡大すると殺後12~24時間に測定することが望ましい。また、イノシン酸量は週齢の経過によって増加し、品種間でも差がある。 キー...
アマニ油脂肪酸カルシウムの飼料添加による鶏卵中のα-リノレン酸強化
要約 採卵鶏にアマニ油脂肪酸カルシウム1%以上添加した飼料を与えることで、卵黄中のα-リノレン酸を高め、卵殻の硬い鶏卵が生産される。 背景・ねらい α-リノレン酸は脂肪を構成する脂肪酸の一つで、血栓症や心筋...
要約 肉用鶏の飼料に桑の葉粉末を3%添加し、出荷前4週間給与することにより飼養成績に影響無く食味が改善される。 背景・ねらい 本県では、肉用銘柄鶏“風雷どり"を作出・普及している。当場では、風雷どりの能力...
要約 多産卵系烏骨鶏の普及に伴い、雄の肉利用が懸案となってる。肉利用を推進する上での問題点や対策を見つけるために飼養方法や産肉性の調査を行ない、ブロイラー後期用飼料での肥育が有効であることが示される...
要約 岐阜地鶏を再交配して在来種血液百分率を高めた雄から作出した新しい肉用奥美濃古地鶏は現行型のものより4%程度体重の減少が見られる。しかし、飼料要求率、肉質、食味等について大きな差は認められず、特定...
要約 「豊のしゃも」を上回る高品質肉用鶏(地鶏)を作出するために、熊本ロード×白色ロック国13系統の交配により改良した雌系統を生産用母鶏として利用し、作出した「新豊のしゃも」は、発育性、食味性に優れる...
要約 鶏糞おがくず堆肥を普通期水稲栽培に利用する場合 、初年目は代かき10日前の1,000kg/10a施用で化成肥料基肥窒素4kg/10aと同等の収量が得られる。また連用す ることによって収量は増加するが、玄米蛋白質含有...
要約 京地どりの飼料を91日齢から112日齢の間、ブロイラー用飼料から安価なフスマの単一給与に切り替えると、133日齢時の生産性や肉質は変わらず、飼料費を4%低減できる。 背景・ねらい 京地どりは、在来品種...
横斑プリマスロックを素材とした地域特産肉用鶏「はかた一番どり」の飼育管理技術
要約 地域特産肉用鶏として作出した「はかた一番どり{(BP×WR)×WR}」を効率的に育成するためには、飼育密度を3.3m2当たり40羽、飼育期間を63日とする。また、飼育後期の給与飼料は、植物蛋白源を用いメチオニン含...
発酵鶏ふんと菜種油粕を利用した水稲「ヒノヒカリ」の全量有機物施肥法
要約 発酵鶏ふんを利用して水稲「ヒノヒカリ」の施肥全量を有機物で施用するには、基肥に発酵鶏ふんを用い、地力の低い圃場では、化学肥料に対するの窒素肥効率を25%とし、地力が高い圃場では35%とする。穂肥には...
要約 スナギモを利用して発酵ソーセージを製造するには、スナギモを25%加えたものが、テクスチャー、官能評価ともに良好である。また、発色剤の使用量を抑えて製造すると、発色は劣るものの食味には影響がなく、...