要約 1994~1995年にかけて、主に西日本でオオタバコガが多発生していることを明らかにし、近似種タバコガとの終齢幼虫における識別点を明確にした。また、我が国では寄主植物とされていなかった作物での発生を確...
要約 日本,台湾及びタイから,34種のコバチ類がミカンハモグリガの寄生バチとして確認された。各地の優占種はSympiesis striatipesとQuadrastichus sp.(以上日本),Ageniaspis citricolaとCitrostichus phyllo...
要約 西アフリカの半乾燥地帯で、乾期に残留土壌水分のみで栽培でき、ヘクタール当たり1トン近くの子実収量をあげうる系統、茎葉収量が高く家畜飼料として有望な系統等、カウピーの乾燥耐性系統を選抜した。 背景...
水稲複合抵抗性新品種「玉系88号(彩の夢)」の育成と準奨励品種採用(予定)
要約 耐倒伏性極強、縞葉枯病抵抗性、ツマグロヨコバイ・萎縮病抵抗性、良質多収で減農薬栽培が可能な晩生の水稲新品種「玉系88号(彩の夢)」を育成した。野菜あと等の肥沃地や小麦あと栽培を対象に準奨励品種に...
水稲新品種「玉系88号(彩の夢)」の麦あと栽培における施肥法と収穫適期
要約 水稲新品種「玉系88号」の麦あと栽培において安定多収を得るための施肥法は、基肥量を全層施肥では0.5kg/a、側条施肥では0.4kg/a(N,P,K)とし、穂肥を出穂前25~20日に0.3kg/a(N,K)程度施用する。収穫適...
要約 縞葉枯病、ツマグロヨコバイ、トビイロウンカ(Bph-1)及び穂いもちに抵抗性の病害虫複合抵抗性系統「愛知97号」を育成した。熟期は「葵の風」並で育成地の熟期区分では中生で収量性が高く、外観品質、食味...
要約 本県の主要な作型に適し、早生で耐病性があり、花色が従来には見られなかった桃色がかった淡紫色の大輪系品種「紫峰の朝(仮称)」を育成した。 背景・ねらい グラジオラスは本県において切り花、球根ともに...
要約 チャの新品種 'みえ緑萌1号' は 'やぶきた' と比較して摘採期で5日程度遅い晩生種である。樹勢は強く、株張りの良好な多収性品種である。荒茶品質は特に色沢、香気に優れている。作期の拡大を図るための品種...
天敵ヒメハナカメムシ類への影響を考慮したナス害虫の薬剤防除法
要約 ナス畑に生息するヒメハナカメムシ類に影響が少ない選択性殺虫剤を使用することで,これらの天敵を温存して,ミナミキイロアザミウマ及びワタアブラムシの発生を抑えることができた。 背景・ねらい ワタアブラ...
要約 セジロウンカの産卵をうけたイネの部位が液浸化をおこすと、部位中の卵が高率で死亡する。液浸化したイネの部位では安息香酸ベンジルが特異的に生成され、この物質は6.4ppm以上の水溶液濃度で殺卵活性を示す...
要約 暖地向き桑新品種候補系統「九75-08」は、枝条倒伏が少なく、密植栽培での機械収穫に適応し、密植栽培や夏秋蚕期に多収である。 背景・ねらい 西南暖地では、風雨による倒伏や病害虫の多発、晩秋以降の...
トビイロウンカの抵抗性品種加害性の遺伝率およびバイオタイプの変化
要約 トビイロウンカの抵抗性品種加害性の遺伝率は、西海190号(Bph1保有)に対して0.41、ASD7(bph2保有)に対して0.55であった。抵抗性品種上で加害性バイオタイプの割合は、4~5世代目に50%を越えると予測された。...
アクレモニウム・エンドファイトの人工接種によるシバツトガ耐虫性のぺレニアルライグラスとトールフェスクの作出
要約 アクレモニウム・エンドファイトの培養菌糸を人為的に感染させることにより、シバツトガ耐中性のペレミアルライグラスとトールフェスクを作出することができた。 背景・ねらい エンドファイトに感染した植物...
要約 食葉性害虫であるウリハムシモドキの被害が有毛だいず品種上で抑制されること。また本虫の摂食量と葉面上との間に負の相関関係があり、毛密度の高い品種ほど被害が少ないことを確認した。 背景・ねらい 食葉...
アズキ亜属4倍体重Vigna glabrescensの遺伝的背景
要約 リョクトウの主要病害虫に抵抗性を示すアズキ亜属4倍体栽培種のVigna glabrescensは、4倍体野生種V.reflexo-pilosaの栽培型であり、2倍体野生種のV.trinervia(雌親)とV.minima(花粉親)がこれら4倍体種の両...
要約 ノイエバエやノサシバエ等の食糞性家畜害虫に対する防除法として、競合現象を利用した生物的防除が有望な手法であることを明らかにした。また、導入および放飼すべき有力競合種の発育生態を提示した。 背景...
要約 初夏どりキャベツにおいて、性フェロモントラップへの誘殺数からコナガ防除開始時期を現地で簡便に予測する方法を確立した。 背景・ねらい コナガは合成ビレスロイド剤が急激に効力低下したように薬剤抵抗性...
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴