要約 ウンシュウミカン樹の主幹および根域の土中に挿入した電極間の静電容量をLCRメータを用いて測定することで、カンキツ根の乾燥重を非破壊的に推測できる。 キーワード 静電容量、根量、非破壊測定、ウンシュ...
ウイロイドの複合感染はウンシュウミカンの収量と果実品質を低下させる
要約 カラタチ台のウンシュウミカンが複数のウイロイドに感染すると、収量が低下し、果実のクエン酸含量が高くなる。 キーワード カンキツ、ウンシュウミカン、ウイロイド、収量、果実品質 背景・ねらい カンキツ...
ウンシュウミカン「原口早生」における緑葉の分光特性と水分ポテンシャルとの関係
要約 ウンシュウミカン「原口早生」の樹に水分ストレスを負荷すると、緑葉における反射光の分光特性として、レッドエッジのブルーシフト現象を確認できる。シートマルチ栽培の強い水分ストレス下では、樹体の最大...
要約 極早生温州「かごしま早生」の産地の葉中窒素の平均は約3%で基準値(2.7~3.2%)以上が全体の19%でみられ、やや高い傾向にある。 キーワード かごしま早生、葉中窒素含量 背景・ねらい 「かごしま早生」は9...
ウンシュウミカン「石地」の夏肥由来窒素の利用と光合成産物の分配特性
要約 ウンシュウミカン「石地」では、「南柑20号」に比べて施用1か月後および6か月後に夏肥由来窒素の地下部への分布が少ない。また、光合成産物の分布率は夏季および冬季の果実で高く、夏季の地下部で低い。 背...
ヒリュウ台「丹生温州」の隔年交互結実栽培における若木でのML果生産
要約 ヒリュウ台「丹生温州」は、遊休年に除葉率40%の春季の刈り込みせん定を行うと、樹容積が5m3以上あれば摘果をせずにML果を50%以上生産できる。また、樹容積当たり収量が5kg/m3あれば、遊休年と生産年を平...
要約 ウンシュウミカン成葉の生葉の葉表1ケ所に光を照射し、拡散反射してきた近赤外スペクトルを測定する。1600~2300 nm波長域の二次微分吸光度と化学分析により実測した全窒素含量を使ってPLS回帰分析を行い、...
後期重点の摘果と開花後の弱せん定は早生ウンシュウの高品質果実連年安定生産を実現
要約 早生ウンシュウで摘果を遅らせ、樹体に強い着果負担をかけておき、9月に葉果比20~30に仕上げ摘果し、樹冠の外周部近くに下垂するようにならせると着色が早くなり、果皮色が濃く、浮皮が少なく、糖度の高い...
食味が良い早生のタンゴール新品種「べにばえ」(系統番号:カンキツ口之津24号)
要約 タンゴール新品種「べにばえ」(系統番号:カンキツ口之津24号)*は、「(林温州・福原オレンジ)No.9」に「アンコール」を交雑して育成した早生のタンゴールである。外観は赤橙色、果面は平滑で綺麗である。...
ヒリュウ台ウンシュウミカンの早期樹冠拡大のための結果開始時期
要約 ヒリュウ台ウンシュウミカン「大津四号」の1年生苗を定植後3年目から結果させると樹冠拡大が著しく抑制されて果実品質も劣るのに対し、定植後4年目以降から結果させると早期に樹冠の拡大が図れる。 キーワー...
ネオニコチノイド系殺虫剤の主幹部散布によるミカンハモグリガの防除
要約 ネオニコチノイド系殺虫剤を未結果カンキツ樹の主幹部に吹き付けることでミカンハモグリガが防除でき、処理時間は慣行防除の約1/3に省力できる。 キーワード カンキツ、ネオニコチノイド、ミカンハモグリガ...
早生温州の隔年交互結実栽培とマルチ栽培の組合せによる高品質化
要約 早生温州の隔年交互結実栽培とマルチ栽培を組合せることにより、高品質な果実の安定生産が可能となり、慣行マルチ栽培に比べ粗収益は高くなる。 キーワード ワセウンシュウ、隔年交互結実栽培、マルチ栽培、...
要約 「豊福早生」に根域通気を導入すると、未結果樹では細根量や根の総伸長量は対照区に比べ多い傾向である。また、根域通気とシートマルチ処理を併用することによって、累計収量は多く、屈折計示度、果皮着色は...
極早生ウンシュウの高うねマルチ栽培における被覆尿素肥料を用いた施肥技術
要約 極早生ウンシュウ「久賀早生」の高うねマルチ栽培における被覆尿素肥料を利用した秋1回施肥は、果実品質、収量のいずれも慣行施肥と同等で、施肥回数の削減による省力化が可能である。 キーワード 極早生ウ...
要約 ヒリュウ台の極早生ウンシュウ「豊福早生」は、カラタチ台に比べ樹冠の拡大が抑えられ、樹高の低いコンパクトな樹形となる。一樹当たりの収量は少ないが、単位樹冠容積当たりの収量は多く、着色が早く、糖度...
「肥のあけぼの」のシートマルチ栽培における高品質果実安定生産のための施肥法
要約 10月下旬の施肥割合を年間窒素投入量の60%にした秋肥重点施用が、果実の糖度、果皮の着色において優れ、収量の年次変動が小さい。 キーワード ウンシュウミカン、シートマルチ栽培、施肥時期 背景・ねらい ...
要約 肥効調節型肥料施用により、ヒリュウ台「白川」の幼木期の年間施肥回数を慣行(有機配合肥料施用で2~8月で毎月、10月に1回の合計8回)の1/4に低減し、窒素の投入量を21%削減できる。 キーワード ウンシュウ...
要約 早生ウンシュウの高うねマルチ栽培では、収穫の際に脚立が不要である上に、腕の挙上、腰部の前傾等の身体に負担の大きい作業が減少し、軽作業化が図られ、収穫時間が早まる。 キーワード 早生ウンシュウ、高...
要約 加温ハウス栽培マンゴー「アーウイン」では、被覆複合肥料を用いて施肥回数を年3回から2回に削減することにより、収量、果実品質を低下させることなく10a当たりの労働時間を約90分削減することができる。 キ...
要約 沖縄におけるカンキツ「南香」は、7月下旬~8月上旬と8月下旬~9月上旬に裂果のピークが見られ、3ppmジベレリンの散布により7月下旬~8月上旬の裂果が軽減される。 キーワード カンキツ、「南香」、裂果、ジ...