要約 育苗用土を入れた3号ポリポットを播種箱に並べて透明ビニルで全体を包み、小型ビニルトンネル内に 密閉すると、6~9月の晴天日には最高地温が60℃以上になり、晴天日1日の処理で苗立枯病菌、根こぶ病菌、...
要約 ナバナ、ミズナ等を検定植物とし、赤カブ栽培予定圃場の土壌を通気性のある素材のポットに入れて底面給水で管理すれば、土壌中の休眠胞子密度が103個/g乾土以上の低密度から発病し、根こぶ病の発病が予測で...
要約 のらぼう菜の川崎在来系統は概ね3系統にグループ分けできる早生性を特徴とする洋種ナタネ(Brassica napus)である。 キーワード のらぼう菜、ナバナ、洋種ナタネ、Brassica napus 背景・ねらい 川崎市多摩区...
要約 コマツナ無農薬ハウス栽培体系の導入は、無農薬栽培コマツナの食害葉率を低下させ、収量を向上させる。その結果、所得は導入前の2.2倍の10a・1作当たり約29万円に、1時間当たり所得は約1,500円に増加し、...
中山間水田における害虫総合防除等による高品位野菜生産システム
要約 防虫ネット、天敵、太陽熱処理、簡易天窓設置と送風、有機質資材の合理的施用等により、中山間水田でのアブラナ科野菜等の露地および雨よけハウス栽培において、化学合成殺虫剤80%以上削減、化学肥料50%以上...
要約 ハーブ類に16種新病害の発生を認めた。被害の大きいスペアミントうどんこ病の防除には炭酸水素ナトリウム水溶剤と炭酸水素カリウム水溶剤の散布が有効である。 キーワード ハーブ類、新病害、薬剤防除、スペ...
給餌条件でコナガの増殖抑制に必要なコナガサムライコマユバチの放飼比率
要約 蜜源を設置したコマツナ栽培ハウスでは、株あたり0.05頭のコナガ幼虫に対して、少なくとも1:6.4の放飼比率でコナガサムライコマユバチの雌成虫を放飼すれば、増殖を抑制できる。 キーワード アブラナ科葉菜...
インドネシア西ジャワ熱帯高原におけるキャベツ根こぶ病被害抑制のための好適輪作作物
要約 〔インドネシア西ジャワのキャベツ根こぶ病激発圃場に8ヶ月間各種作物を導入した場合、レタス、ダイコン、ニンニクは休閑を上回る根こぶ病
つま面の防虫ネット設置によるキスジノミハムシの施設内侵入防止
要約 施設アブラナ科軟弱野菜栽培の問題害虫であるキスジノミハムシに対し、出入り口からの侵入が多いことを明らかにし、0.8mmの防虫ネットを、サイドと併用してつま面(出入り口を含む)に設置することで、施設...
要約 シロイヌナズナ由来の転写因子遺伝子(DREB1A )をコマツナに導入することで、凍結、乾燥、塩ストレス耐性をもつ植物を作出することができる。この形質転換系統を利用して、交雑により遺伝子組換えが困難な...
要約 アレロパシー活性をプラントボックス法で検定するとソバ属植物に強い阻害作用がある。ソバには,他感物質として没食子酸,ファゴミン,および数種のピペリジンアルカロイドが含まれている。雑草が発生する前...
目的型踏査線調査法を用いてインドネシア西ジャワ州800m―1800m 標高地帯の作付け体系の多様性を把握
要約 インドネシア西ジャワ州において、温帯野菜への移行は1100-1200m に認められ、混作は1100-1600m に集中する。と一致する。 背景・ねらい インドネシア西ジャワ州において、2000 年に4 つの斜面に沿った温帯...
要約 江蘇省宜興市梅林集水域からのは、域内施肥窒素量の8.5 %にあたる y-17 背景・ねらい 太湖周辺地域は、中国で最も経済発展を遂げた地域のひとつであるが、水系の富栄養化が深刻な問題となっている。これに...
高冷地におけるバンカープラント法を利用したキャベツの有機栽培
要約 キャベツを有機栽培する場合、定植の3週間前にバンカープランツとして圃場周 囲にデントコーンを、畦間に白クローバをそれぞれ播種すると、虫害が軽減されキャベツの可販収量が大幅に増加する。 キーワー...
カドミウムから見た汚染ほ場で栽培したアブラナ科葉菜類の安全性
要約 アブラナ科葉菜類は生育が進むほどカドミウム含有率が低下する。また、結球部の含有率は外葉よりはるかに低い。栽培期間が長い大型結球野菜では、汚染ほ場でもアルカリ資材の適切な施用により可食部の含有率...
ソルガムは寒冷地のカドミウムファイトレメディエーション植物として有望である
要約 ソルガムにはカドミウム吸収性に優れる品種があり、高吸収性品種の作付けを組み合わせることにより土壌からのCd収奪量を増大できる可能性を有し、ファイトレメディエーション植物として有望である。 キーワ...
セイヨウコナガチビアメバチのキャベツの総合的害虫管理への利用
要約 北東北地域の夏どりキャベツのコナガ幼虫密度は、セイヨウコナガチビアメバチ既交尾雌成虫の株あたり合計約0.1頭放飼と、天敵類に悪影響の少ない選択性殺虫剤等の利用によって慣行防除並みに抑制できる。 キ...
熱水土壌処理と防虫ネットを組み合わせた安心安全な軟弱野菜生産
要約 ビニルハウスでの軟弱野菜の栽培で熱水土壌処理とハウス開口部への防虫ネット被覆を組み合わせることにより、雑草、病虫害の被害を低減し、土壌中の硝酸態窒素等を一時的に低下させ、安心、安全な生産が可能...
要約 色蛍光灯の夜間点灯により、ハイマダラノメイガ幼虫の発生が少なくなり被害が軽減される。基準灯数は、40w器具を2本一組にした設置方法で10aあたり3組(6灯)である。 キーワード ハイマダラノメイガ、野菜...
キャベツにおけるフルスルファミド粉剤局所施用による根こぶ病防除効果
要約 キャベツ栽培において、フルスルファミド粉剤をセル苗定植前の定植部周辺の土壌に混和させる植穴施用あるいは、同剤を畝の中央に条施用することにより、施用量を1/2~1/8程度まで減少させても慣行とほぼ同等...