要約
要約 乳用牛ふんたい肥では、K2O/N(カリと窒素の比。以下,KN比と定義する)によりカリ含量が高いたい肥を区分できる。KN比≧1.8の乳用牛ふんたい肥は窒素・リン酸に比べカリ含量が高く、化学肥料代替の施肥設...
SDS(ドデシル硫酸ナトリウム)による田畑輪換土壌の可給態窒素量の評価法
要約 界面活性剤であるSDS溶液の濃度を0.5%とし、この溶液で土壌を115℃に2時間静置後、上澄み液について280nmでの吸光度を測定し、吸光度を乾土率で除した値により、田畑輪換土壌の湛水培養窒素量を迅速に推定す...
北海道地域の50mメッシュ傾斜方向地図画像を作成するWindowsプログラム
要約 本プログラムは北海道の50mメッシュ傾斜方向地図を作製するWindowsアプリケーションである。国土地理院発行の国土数値地図の50mメッシュ標高データを用いて算出した傾斜方向を1/25000数値地図上に重ねて表示...
要約
CDケースを利用した発芽試験と酸素消費量を組み合わせた堆肥の品質評価法
要約 牛ふん堆肥について、酸素消費量測定及びコマツナ発芽試験の組合せによる、品質評価法を開発した。この方法により、現地において、簡易に堆肥の品質評価ができる。 キーワード 家畜ふん尿、牛ふん堆肥、品質...
要約 国産大豆の不作・価格高騰下においても、実需者は国産大豆を製品差別化や安全性などの面で高く評価している。一方、専用品種の育成や製造技術などに関する研究要望を強く抱いており、品質向上へ向けた研究強...
要約 北海道の任意地点の初霜日の平年値や、3年~30年に1回の確率で来る、季節はずれに早い初霜日が何月何日かを推定できる。これと発育モデルを組み合わせて大豆の初霜害リスクマップを作成し、初霜害リスク情報...
LCA手法による休耕地を活用した濃厚飼料供給システムの環境評価
要約 ライフサイクルアセスメント(LCA)手法を用い、国内畜産業への濃厚飼料供給システムを変更した場合の環境影響を評価した。米国産とうもろこしの一部を休耕地に作付けした大麦に代替えすれば、CO2換算量7.8...
農耕地土壌の化学性を指標とした作物のカドミウム汚染リスク評価
要約 コムギおよびダイズ子実、ホウレンソウのカドミウム濃度は、土壌のpH(KCl)、全炭素および0.1N-HCl抽出カドミウム濃度を説明変数とした重回帰式により推定でき、これにより作物のカドミウム汚染リスクを圃場...
要約 小豆の抗酸化活性は道産普通小豆で高いが、収穫年次や栽培地により変動がみられ、 登熟期間の日照時間が長いほど高くなる。小豆に含まれる抗酸化成分は、カテキングルコシ ド、カテキン、ルチンなどのポリフ...
要約 ながいものねばりはラピッドビスコアナライザー(RVA)による粘度測定で評価が 可能である。ながいもの乾物率およびねばりの目標値は 17%および 82RVU であり、これらの 向上には「北海道施肥ガイド」の遵守(...
黒ボク土茶園のうね間部表層土壌における土壌窒素無機化量の迅速な評価法
要約 黒ボク土のかぶせ茶園において一年間に無機化する土壌窒素量のうち、23~63%がうね間部分に由来する。うね間部表層土壌における土壌窒素無機化量は熱水抽出窒素量によって評価することができる。 キーワー...
要約 牛ふん、豚ぷん堆肥では0.5M塩酸を、鶏ふん堆肥では1M塩酸を用いた1:10抽出により、リン酸、塩基が湿式分解法と相関高く抽出され、この溶液中のアンモニア・硝酸・リン酸・カリウムは小型反射式光度計を用い...
小型反射式光度計と樹体指標を使ったブドウ「巨峰」の果実品質の推定
要約 小型反射式光度計によるブドウ「巨峰」の葉柄汁液中の硝酸イオン濃度は、施肥量に影響され、新梢長、または新梢着生率とを組合わせると樹体の栄養状態を反映し、果実品質を改善するための指標となる。 キー...
要約 4電極土壌EC計と土壌水分計で計測される見かけの土壌電気伝導度ECaと体積含水率θから、施肥管理の指標となる土壌溶液電気伝導度ECwを現場で迅速に評価できる。その結果、従来計測できなかった現場...
要約 4電極土壌EC計と土壌水分計で計測される見かけの土壌電気伝導度ECaと体積含水率θから、施肥管理の指標となる土壌溶液電気伝導度ECwを現場で迅速に評価できる。その結果、従来計測できなかった現場ほ場のECw...
もち米品質がもち生地品質(色・物性)に及ぼす影響とその評価法
要約 もち米の低蛋白化を目指した栽培管理により、もち生地の色(b*)および「伸展性」(伸び) は向上し品質改善が図られる。また、もち生地の加工に際して、未ハゼ粒の混入は問題にならない。 キーワード もち米、...
要約 育苗培土のケイ酸供給力は、24時間たん水培養によるケイ酸溶出量によって評価する.また、苗のケイ酸含有率5%以上となるシリカゲル適正施用量はケイ酸溶出量ごとに定める. キーワード 育苗培土、ケイ酸供...
携帯型の非破壊品質評価装置を用いたリンゴ樹上未熟果の糖度測定
要約 近赤外光による携帯型非破壊品質評価装置をリンゴ未熟果に適用するための温度補償型検量式を開発した。本装置により、収穫約 50日 前からの樹上果の糖度を測定できる。また、樹間、樹冠内の糖度が低い部分や...