チャ挿し穂への炭素イオンビーム照射効果及び照射材料の違いによる影響
要約 チャ挿し穂への炭素イオンビーム照射は、異なる採取時期でも14Gyで挿し木後の生存率が著しく低下する。14Gyにおいて、挿し穂の木化率が50、100%では生存率40%だが、木化率0%では10%に低下する。14Gyで...
極早生の緑茶用新品種「しゅんたろう」(旧系統名:「枕系47-18」)
要約 「しゅんたろう」は「くりたわせ」より摘採期が2日ほど早い極早生系統である。「しゅんたろう」の生育・製茶品質・収量は「くりたわせ」より優れ、炭疽病と輪斑病に抵抗性を有する。 キーワード チャ、し...
要約 カキ「富有」の中間台木として「Ac-1」および「Y」を用いると、果実収量や果実品質に影響することなく樹高または総新梢長が減少し、わい化効果が認められる。 キーワード カキ、わい化栽培、中間台木、果...
要約 クズの越年枝を挿し木することにより、短期間で効率的な苗生産が可能である。抑草シートで圃場全面を被覆して定植すると、翌年度から茎葉が収穫できる。周辺圃場への侵出は、生育期に栽培圃場周囲をトラクタ...
要約 バラの養液循環式栽培において、粒状バーミキュライトやコイア繊維を熱融着性繊維を用いて固化させた培地での発根率や切り花収量および品質は、ロックウールマットと同等以上である。 キーワード バラ、代替...
JM7台利用樹の衰弱症状における年輪異常発生年の特定と樹勢回復法
要約 JM7 台利用樹の衰弱症状が認められた樹において、年輪の異常が確認された年代は2000 年及び2001 年に多い。また、衰弱症状が現れている樹では、接ぎ目コブの上部まで盛り土を行うことにより発根し、根量が増...
要約 リンドウこぶ症は接ぎ木伝染することから、病原体が存在する可能性が高い。 キーワード リンドウ、こぶ症、接ぎ木 背景・ねらい リンドウこぶ症はほ場畦畔際から発生が始まり、年ごとにほ場内側に向かって発...
グラウンドカバープランツとしてのイブキジャコウソウによる農地法面の植生管理
要約 イブキジャコウソウは、4月下旬以降の萌芽した枝を挿し穂に用いて容易に繁殖が可能であり、定植当年の秋及び翌年秋の被覆度はそれぞれ約60%、80%と被覆能力が高い。 キーワード グラウンドカバープランツ...
要約 リンゴ樹の根部からDNAを抽出し、これを用いてPCRを行うことで樹内に存在する根頭がんしゅ病菌を検出することができる。本法では組織分離を行わずに菌の存在を確認でき、迅速かつ簡便な診断が可能である。 ...
サツキ(伊勢シリーズ)の長穂ミストセル挿しによる早期コンテナ栽培法
要約 サツキ(伊勢シリーズ)は、8月に慣行の2倍長の挿し穂を、発根の優れるミストセル挿し法(セル成型挿し・ミスト管理)を用いて挿し木することで、3月鉢上げが可能となり、春期の生育が促進することで生育...
わい性で、耐暑性に優れた食味良好なパパイヤ新品種「石垣珊瑚」
要約 パパイヤの新品種「石垣珊瑚」は、「ワンダーブライト」の自然交雑実生から選抜した単為結果性のある雌性系統である。耐暑性を備え、わい性で豊産性の栽培特性を持ち、果実は強い芳香があり、高糖度で食味...
要約 主要イチジク品種「桝井ドーフィン」の台木として品種「Ischia Black」を用いると、 イチジク株枯病汚染圃場でも枯死を回避できる。この接ぎ木苗は自根樹に比べていや地現象の影響も 受け難いため、本病による...
要約 ヒペリカムを、6~8月に定植し、9月中旬までに摘心を行い、最低夜温12℃、3時間の暗期中断で 栽培すると、11~1月と4~6月の2回の収穫ができる。11月収穫ではシングルタイプが多く、 それ以降では、...
傾斜地養液栽培システムによる夏秋トマト・促成ブルーベリーの栽培体系
要約 傾斜ハウス及び養液栽培システムを用いて、5~12月には夏秋トマト、1~5月にはブルーベリーのコンテナ促成栽培を行うことで、慣行に比べ長期の作物生産ができる。トマトでは収量が増加し、ブルーベリーでは...
要約 チョウジソウとエチゴトラノオの挿し木は梅雨期がよく、挿し木と貯蔵条件はチョウジソウが、20~25℃の12時間日長3,500lux以上で、9週間までは穂木貯蔵がよい。エチゴトラノオは、20℃の8時間日長3,500lux以上...
要約 従属栄養培養植物体を高濃度の炭酸ガス濃度と光照射条件下で培養する、光独立栄養培養法を利用することにより芽の伸長と発根が優れた苗を養成でき、順化後の生育と生存率は遮光することにより高まる。 キー...
要約 挿し木発根率の低いハイブッシュブルーベリーの休眠枝挿しにおいて、ミスト散水装置と鹿沼土・ピートモス等量床土を装備した簡易増殖用ハウス内で挿し木することによって発根率、発根量が大幅に高まる。発根...
要約 接ぎ木で育成した穂木と台木の品種が異なる茶樹では、穂木の枝条形態は台木品種による影響は大きいが、台木根系形態への穂木品種の影響は比較的小さい。 キーワード チャ、接ぎ木、枝条、根系、穂木、台木...
強勢台イチジク「桝井ドーフィン」の挿し木接ぎによる育苗と幼木管理法
要約 強勢台木を使用したイチジク「桝井ドーフィン」栽培において、迅速な育苗には挿し木接ぎが有効である。また、接ぎ木当年に新梢を摘心して発生させた副梢で主枝を整え、結果枝をより多く確保することで、自根...
要約 りんどうこぶ症株から挿し木を行うと、こぶ症株に特異的な外観的症状ならびに師部組織の細胞増生が認められる。りんどうこぶ症は挿し木繁殖により伝搬する。 キーワード リンドウ、こぶ症、挿し木繁殖、伝搬...