要約 湛水処理するとトマトの根は先端部分より基部にかけて徐々に壊死する。エバンスブルー溶液により壊死した部分は青く染色され、生きている白い部分と区別できる。画像ソフトウェアにより画像処理することで...
トマト「越のルビー」の少量培地栽培における灌水施肥と培地の温度管理
要約 ミディトマト「越のルビー」の少量培地栽培はプラスチック製樋型ドレンベッドを用い赤外線フィルムとアルミ蒸着フィルムで2重に被覆する。一株2本整枝栽培(主枝第6花房上摘心)の一株当たり吸水量は1日当...
暗渠埋設資材や隔離床の底資材としての難分解処理モミガラの効果
要約 高塩基性塩化アルミニウム溶液または塩基性ポリ硫酸第二鉄溶液をモミガラに混合、乾燥させると、モミガラの分解を遅らせることができる。暗渠埋設資材や隔離床の底資材に用いると、無処理モミガラに比べて排...
要約 道央水田地帯の新興トマト産地を対象に生産者間の収益性の格差について検討した。トマト作導入間もない生産者は経験者に比べて10a当たり40万円の収益低下が生じているが、これは、取引価格の低迷と栽培管理...
要約 パーライトを用いたトマトの育苗培地を開発した。本培地で栽培すると、培土量800mlでロックウールで育苗したときと同等以上の生育量が確保できる。本培地の形状は、直径16cm×高さ4cmの円柱状が最適である。 ...
要約 養液栽培において、培地にパーライトを利用するときは、定植時に培地底面の3cm上、定植2週間後に培地底面まで水位を下げる水位管理をすると、ロックウールと同等の品質、収量を得ることができる。 キーワー...
生土容積抽出法による促成長期栽培トマトのリアルタイム診断基準値
要約 淡色黒ボク土での促成長期栽培トマトのリアルタイム診断は、生土容積抽出法から得た土壌抽出液を用いる。土壌抽出液の診断基準値は、硝酸イオン濃度では、2月までは250~350mg L-1、3月以降は200~300mg L...
要約 静岡県内の農耕地土壌は、土壌表層だけでなく、下層でも塩基類やアニオン類の 濃度が高い事例がみられる。 背景・ねらい 県内の従来の土壌調査では肥培管理が土壌深部まで及ぼす影響についてのデータが少な...
土着寄生蜂の活動を活かした半促成トマトのマメハモグリバエ防除
要約 マメハモグリバエの土着寄生蜂は、奈良県平坦部田園地帯では5月下旬から7月及び9月上旬に活発に活動している。半促成トマトでは、早春に生物農薬を少量放飼し、5月下旬以降は土着寄生蜂の活動を活かす体系で...
要約 トマトのセル成型苗直接定植において、生分解性フィルムを定植ポットあるいは根域制御シートとして利用することで、初期の生育を制御して安定栽培が可能になる。 背景・ねらい 夏秋トマト栽培で、育苗の省力...
要約 生分解性フィルムで根域制限することにより、若苗定植したトマトの初期生育を抑制し、正常果率を高めることができる。トマトの根はフィルムの分解にともなって伸長するので、慣行の成苗定植に近い生育を示す...
要約 水田基盤の下層にグライ層が存在する低湿地トマト栽培施設ほ場では、太陽熱消毒及び湛水除塩期間においても、土壌中の硝酸態窒素は地下水系へ浸透溶脱することなくグライ層で脱窒する。 背景・ねらい 施設ト...
要約 自作農的家族経営の農地、労働力等の生産要素保有状況と経営目標を農(土)地純収益に組み込んだ複合所得概念を構築し、主に関東地域で栽培、飼養されている142作目・類型の複合所得と農地価格利回りを求...
要約 サトイモの早堀・機械化省力栽培における、種芋2分割苗移植、全期間マルチ栽培を行うために、高畦マルチャー、加工トマト用開口機を装着したタバコ移植機、コンベア式堀取機、回転ドラムロープ式子芋分離機...