要約 四国山間棚田地域では定住条件向上のため,作業受託組織化で稲作の担い手を育成する一方,高齢者や女性による集約作目の多品目生産を進める組織や農地の維持管理を担う組織を,多世代構成を活かして重層的に...
要約 北海道立根釧農業試験場畜産圃場における環境負荷窒素量は、草地では25~32kgN/ha/yrであるが、草地に牛舎等の施設を加えた畜産圃場全体では53kgN/ha/yrに達する。このことは、環境保全上、牛舎等施設の管理...
水田と飼料畑で栽培したイタリアンライグラス中の硝酸態窒素とカリウム含量の実態
要約 水田で裏作栽培したイタリアンライグラスは、飼料畑で栽培したものより硝酸態窒素とカリウム含量が低い。 背景・ねらい 西南暖地の酪農経営の中には飼料畑への堆厩肥の連用や、圃場面積に比較し過大の乳牛を...
要約 暖地の田畑地目混合地域において,コンジョイント分析を用いて,各経営が利用したいと考える圃場の属性(圃場属性選好度)を,基幹作物について求めると,酪農(飼料作)の区画規模重視やゴボウ作の有効土層重視...
要約 7月から10月の期間におけるモデル湿地(流量7~80L/分,平均硝酸態窒素流入量256~429mgN/㎡/日)の硝酸態窒素の浄化能は70~130mgN/㎡/日程度である。浄化能は水温に伴い低下し,5~6℃程度まで浄化は認めら...
背景・ねらい 酪農地帯を起源とする河川の汚染を防止するための方策のひとつとして、湿地による浄化が期待される。そこで釧路湿原周辺河川に農用地から流入する排水路のモデルとして、北農試のグライ低地土の水田...
要約 7月から10月の期間におけるモデル湿地(流量7~80L/分、平均硝酸態窒素流入量256~429mgN/㎡/日)の硝酸態窒素の浄化能は70~130mgN/㎡/日程度である。 浄化能は水温に伴い低下し、5~6℃程度まで浄化は認め...
要約 中山間地域における土地利用型水田酪農経営の安定化には、圃場分散性など土地基盤整備による飼料基盤の拡充が不可欠である。また、中山間地域という土地条件が施設の設置場所を規制するため、頭数規模拡大に...