ダイズモザイクウイルス-A2系統に対する抵抗性の品種間差異と遺伝様式
要約 岡山県中北部における「コシヒカリ」の不耕起乾田直播栽培では、4月下旬から5月中旬が播種適期であり、播種量を10a当たり5~6kgとすることによって必要な苗立数を確保でき、生育・収量が安定する。 キーワー...
コンバインベーラによる稲発酵粗飼料用イネの効率的な収穫作業体系
要約 出穂期の異なる「ホシアオバ」及び「クサノホシ」の栽培において、6人組作業によるコンバインベーラ体系により23haの収穫作業が可能となり、既存のミニロールベーラ体系に比べ、作業能率が87%向上し、生産...
要約 シンテッポウユリのマルチ栽培において、200穴プラグトレイで育苗し、野菜用歩行型の全自動及び半自動移植機を用いて移植すると、移植時間を約7~8割短縮できる。全自動移植機では1穴2本苗とし、移植前に苗...
要約 野菜用歩行型全自動及び半自動移植機をシンテッポウユリの移植に利用することで、移植時間を慣行の2~3割に短縮できる。移植機の導入が慣行よりも有利となる栽培面積は、全自動移植機では36a、半自動移植機...
要約 ロングマット水耕苗育苗・移植技術の導入意向に基づくと、同技術は、経営主の年齢が65歳未満であり、かつ5ha以上の稲作面積を1人で作業している経営あるいは積極的な複合化志向を持つ水稲単作経営で採用の可...
「大津四号」は夏季せん定を伴わない春枝母枝利用の交互結実栽培法が有利
要約 「大津四号」では、夏季せん定を伴わない春枝母枝を利用した交互結実栽培によって、夏季せん定による夏枝母枝を利用した交互結実栽培と同等に商品性の高いS~L階級果実の安定生産が可能であり、省力化の面...
環状はく皮および針金結縛処理による共台主幹形モモの樹勢抑制と品質向上
要約 水田に植栽された共台で主幹形のモモは、樹勢が強く、品質面での問題を抱えているが、収穫の30~15日前に、主幹部に対して幅5mmの環状はく皮または針金結縛処理を行うと、副梢の伸長が抑制され、果実の糖度...
施肥改善および水管理の適正化によるグライ土水田からの流出負荷軽減対策
要約 浅水代かきや強制落水の防止等の適正な水管理により濁水の流出を軽減できる。さらに、被覆複合肥料の側条施肥による追肥の省略等の施肥改善と組み合わせることで、施肥の省力化が図れるとともに、栄養塩類の...
果樹剪定枝チップを利用した発酵床方式による肉用牛の省力管理技術
要約 果樹の剪定枝をチップ化し、発酵床方式により肉用牛を飼育したところ、床材としてはオガクズより優れ、家畜の快適性が維持できるとともに、日常的な除ふん作業が不要であることから、管理の省力化が可能であ...
要約 高知県における「ヒノヒカリ」を用いた不耕起乾田直播栽培法では、春季代かきと除草剤を組み合わせた除草体系とともに、浸種による出芽の安定を図る。播種量は10a当たり8kg用意し、施肥には140日タイプの緩...
要約 日本シバ裁断茎は、バーク堆肥を主とした生育基盤材、肥料および水と共にタンク内で混合撹拌後、圧縮空気によりノズルで吹き付け植栽できる。植栽面積に対する苗シバ量は従来の張シバより少なく、大規模で省...
要約 5月中下旬移植の水稲無除草剤栽培で、乗用型米糠散布機で米糠を散布後、株間対応乗用型除草機で機械除草を2回行い、移植直後から7月初旬まで深水管理すると、収量は除草剤栽培のやや減にとどまり、慣行の...
要約 近赤外光を用いたセンシング装置によりほ場内の腐植含量を計測し、得られた施肥マップに基づいて全量基肥肥料を可変施肥機で施用することで、収量ムラのない、省力かつ環境保全型の水稲直播栽培を確立した。...
酸素補給剤無粉衣催芽籾を用いた飼料イネ湛水直播省力散播栽培法
要約 水稲湛水直播の酸素補給剤無粉衣催芽籾を用いた代かき同時播種または直後播種は、酸素補給剤粉衣籾より出芽は約20%劣るが、播種量を増量し落水出芽することで酸素補給剤粉衣籾と同等の生育収量が得られ、飼...
要約 水稲省力化技術と麦・大豆による複合経営では、直播とロングマット水耕苗技術を組み合わせにおいて所得が高まる。特に不耕起乾直を組み合わせた場合、水稲生産コストを低減し高い収益性が得られる。 キーワ...
種子シートを用いた田植機汎用利用による水稲湛水土中点播直播技術
要約 田植機の掻き取りピッチに合わせて列状に溝切りしたポリウレタンシートに種子を固定した種子シートをロール状に巻いて田植機に搭載し,植付爪等を変更することにより湛水直播専用機を購入することなく、田植...
要約 開発した片屋根型プラスチックハウスは、建設足場用資材を利用し軒高を高くし、換気窓の面積を多く確保できる。換気窓は防風網の固定張りで風雨対策が行え、遮光資材の外張りと組み合わせることで、高温期の...
ディスク駆動式汎用型不耕起播種機による大豆不耕起狭畦栽培技術
要約 ディスク駆動式汎用型不耕起播種機を用い、畦幅30cm間隔で大豆を播種する不耕起狭畦栽培を実施することで、播種期の作業の効率化、降雨による播種遅延の緩和、狭畦化による抑草と中耕培土の省略が可能となり...
大豆「サチユタカ」の晩播栽培における4条密播による無中耕無培土栽培
要約 コンバイン収穫を前提とした大豆「サチユタカ」の晩播栽培における4条密播による無中耕無培土栽培では、条間を35cmとし、株間を23cmにすると倒伏程度が小さく、収量および品質が優れる。 キーワード 大豆、...
要約 乾田土中早期湛水直播栽培を行うことで畑地化が促進され、エダマメは転作2年目まで増収し、ネギは転作2年目で連作畑並の収量が確保される。乗用管理機体系は歩行型体系に比べ作業時間が少なく省力化となり、...