水稲湛水直播栽培におけるカルパー処理時薬剤種子混和処理による初期病害虫防除
要約 水稲湛水直播栽培のカルパーコーティング時にカルプロパミド水和剤を100g/種子3kg及びイミダクロプリド水和剤を150g/種子3kg混和することにより葉いもち及びウンカ、ヨコバイ類等初期病害虫防除を省力的に行...
要約 飼料米を配合した飼料を豚の肥育後期に給与することで、1日あたり1㎏の増体が可能である。50日間の給与で皮下脂肪は白くて硬く、また、脂肪酸組成ではオレイン酸割合が高くリノール酸割合が低くなる。 背景...
要約 乾田直播を導入した経営では,春作業の大幅な省力化による労働ピークの平準化と,単位面積当たり移植対比で10%程度のコスト低減(物財費)を実現している。新たな転作対策下においても,大規模経営では転作比...
要約 フロートに畦畔ノズルを装備し、水田の条間を往復しながら防除を行うフロートスプレーヤによる防除システムを開発した。本体の移動は畦畔からロープの牽引で行うため、作業者の農薬被曝が少なく、軽作業で行...
圃場の大区画化に対応した低コストな整地・均平工法(反転均平工法)
要約 ゴムクローラトラクタとレーザープラウ、レーザーレベラー等を用いた整地・均平工法である。高生産性水田農業に必要な圃場の大区画化・再編整備を容易に行うことができ、さらには、従来のブルドーザを用いた...
要約 構造の単純化による部品点数の減少と既製素材の採用によって、低コスト化の実現とメンテナンスが容易な管水路用の水田水位維持装置である。また、稼働試験の結果、設定水位の範囲内において確実に作動する。...
要約 中山間地域における茶園再整備を対象に、テラス型圃場の区画規模・配置を植栽面積あたりの土工量が最小となるように自動決定する手法を開発した。 背景・ねらい 中山間地域の急傾斜茶園では、茶業従事者の高...
要約 早生多収で、製粉適性に優れ、めんの食感は粘弾性に優れた低アミロース小麦「あやひかり」を準奨励品種に採用し、普及を図る。 背景・ねらい 本県では担い手不足、生産者の高齢化、麦価の低迷等により、麦類...
要約 大区画水田において、愛知式不耕起播種機を用い、冬季代かき不耕起乾田直播を基幹とした省力水稲作業技術体系を検証した結果、ほ場作業時間は16.4時間/haとなり、成熟期の異なる品種の組み合わせにより個別...
要約 米の生産コスト低減には、農地集積や作業受委託を進めることが重要である。関係する地域の農業者がこれについての理解を深めるために利用できるシミュレーションシステムを開発した。当該地域の戸数や面積、...
集落営農型法人の経営受託水田における作業別対応方式と米生産費
要約 中山間地域においても、集落営農型法人の保有労働力を十分活用していく形での作業別対応方式が確立できれば、農地の面的維持とともに、保有機械1台当りの稼働面積の拡大による米の低コスト生産が可能になる...
要約 水田作栽培における労働時間の短縮と機械費の節減を可能とする不耕起直播栽培技術を確立するため、開発した稲麦用不耕起播種機は、削耕機構を持ち、播種ユニットを交換することで大豆播種ができる。 背景・...
要約 不耕起移植を6年継続した水田では土壌有機物が表層に集積するため,窒素発現量は代かき状態にすると,深さ0~5cmで高まり,水稲の窒素吸収速度は幼穂形成期までの期間で代かき継続水田より高くなる。この結果,...
循環かんがいを利用した農薬施用によるウンカ・ヨコバイ類の省力防除
要約 循環かんがいを利用した農薬施用で、ウンカ・ヨコバイ類の省力防除が可能である。薬剤施用に要する時間は、10a当たり約6秒と従来の40~60分の1に短縮できる。また、農薬の飛散・被爆がほとんどないので、安...
要約 麦あと湛直水稲栽培でのイチモンジセセリ(イネツトムシ)第2世代幼虫の発生量は同時期の移植水稲に比較して多く、6月上旬(大麦あと)より6月下旬(小麦あと)では更に多い。実測孵化日は、湛直栽培などの...
要約 水稲の移植栽培と直播栽培を組み合わせて作業が可能かどうかを、簡易な入力データを用いて作業シミュレーションし、日別作業計画表にも利用できるプログラムを表計算ソフトにて作成した。 背景・ねらい 水田...
要約 汎用管理機を利用した主穀作経営及び水稲複合経営の作付規模を線形計画法で試算した。その結果、農繁期に休日を取り入れても最大19ha~25haまで規模拡大が可能となる。経営改善効果は水稲複合経営のほうが大...
要約 乾田直播栽培における約1ケ月に及ぶ乾田期間の除草を効率的、効果的に行うための除草剤の選択および処理体系を策定した。土壌処理剤と茎葉処理剤、または茎葉処理剤2回の組合せで、安定した除草効果が得られ...
要約 天端30cm程度、法面30~70cm程度の水田畦畔の雑草を、法面の幅に合わせて刈幅を調整しながら二面同時に刈り取ることのできる草刈機である。 背景・ねらい 現在、畦畔の草刈は、刈払機による作業が広く行われ...
要約 無代かき移植栽培や乾田直播栽培等の代かきを省略した栽培法では、畦畔近傍からの浸透水量が増加する。特に、農道畦畔や法面上に形成された畦畔近傍からの浸透水量が多く、浸透水量の増加が生育に影響する事...