水稲乾田直播における高タンパク種子の初期生育促進効果と生産方法
要約 タンパク質含有率9%以上の高タンパク質種子を利用すると寒地の乾田直播水稲の初期生育を促進できる.また,高タンパク質種子は出穂期に,淡色黒ボク土及び灰色低地土では10kg/10a,泥炭土では5kg/10aの...
要約 スイートコーン残渣鋤込み水田におけるメタン発生量は、スイートコーンの窒素施用量を25Kg/10aとし、残渣鋤込みから入水迄の期間を3日間以上おき、落水処理を行うことで1/4まで削減できる。 背景・ねらい 甲...
要約 春よりも土壌条件の良い秋に施肥マルチし、春定植する栽培は、慣行の春施肥マルチ栽培よりも耕耘作業等への制約が少なく、かつ同等の切花長、切花重を確保できる。施肥マルチは11月に、黒マルチを用い、肥...
要約 水稲「キヌヒカリ」の無代かき直播においては、播種前に耕耘を行い、乾土状態で酸素供給剤粉衣種子を散播する。播種後1日間湛水することで土塊が崩壊し、種子が覆土され、その後落水を8日間行うことで苗立が...
要約 世界の水田面積の約25%を占める中国の主要な水稲栽培地帯の8地点における年間メタン発生量(ただし栽培期間中のみ)は,1.6~148gCH4m-2y-1で地点および年により大きく異なった。南西部の重慶では,排水が...
要約 M字型潤土直播栽培体系は、大区画水田を対象とした乗用管理機によるワンマンオペレータを前提とする機械化一貫栽培体系で、投下労働時間は73.5h/haと省力的であり、かつ収量の安定した栽培体系である。 背...
要約 汎用管理機を利用した主穀作経営及び水稲複合経営の作付規模を線形計画法で試算した。その結果、農繁期に休日を取り入れても最大19ha~25haまで規模拡大が可能となる。経営改善効果は水稲複合経営のほうが大...
要約 殖民区画の水田を再整備する際のモデルとして設定した、対照標準区画を含めて8タイプの区画について求めた。造成費用・圃場作業効率・投下労働時間等のシミュレーション結果と実規模の大区画水田における水...
要約 湛水表面散播直播栽培において産業用無人ヘリコプターを利用して、播種、溝切り、初期除草剤散布、病害虫防除液剤散布、倒伏軽減剤散布を行う省力的な一貫体系を確立した。 背景・ねらい 水稲の省力・低コス...
要約 水稲不耕起乾田直播栽培技術の大区画水田での3年間の実証を通して、延べ作業時間は10a当たり平均5.4時間となり、労働時間が著しく短縮され、しかも慣行栽培並みの収量が得られた。 背景・ねらい 稲作の...
中山間地帯における水稲湛水直播栽培の産業用無人ヘリコプタを用いた栽培体系
要約 中山間地の大規模農家、営農集団の稲作経営規模拡大を支援するため、播種から病害虫防除までを産業用無人ヘリコプタで実施する直播栽培体系を組み立てた。 背景・ねらい 中山間地帯では水田の区画やまとまり...
要約 熱帯の水田からのメタン発生の特徴を明らかにするために,タイ国の9地点の水田でメタンフラックスを雨期と乾期に測定し,その経日変化や日変化が温帯の日本と異なっている場合があること,一栽培期間中のメ...
要約 被覆尿素肥料を施用し再生紙マルチ栽培した水田では,水稲による窒素吸収量が増加し,施肥効率も高まる。また窒素の有機化量が増加し,脱窒量が減少するので,本栽培体系は省肥料とともに環境への窒素負荷...
要約 堆肥連用水田における有機質(窒素、燐酸)肥料の施用は化学肥料栽培体系に劣らない収量確保が可能である。有機質肥料区は土壌還元がやや強く、中期の土壌窒素もやや多くなるが、地力増強効果が高く、窒素吸収...
要約 被覆尿素肥料を施用し再生紙マルチ栽培した水田では,水稲による窒素吸収量が増加し,施肥効率も高まる。また窒素の有機化量が増加し,脱窒量が減少するので,本栽培体系は省肥料とともに環境への窒素負荷の...
要約 ネギの直播栽培により、省力化と作期拡大が図られ、水稲との労力競合が緩和され、労働力の競合が少ない作業体系を組むことが可能である。 背景・ねらい 秋田県のネギ栽培、移植栽培法である。移植栽培体系で...