中山間地域におけるホウレンソウ連作障害回避型産地への再編方策
要約 ホウレンソウ産地の連作障害回避型産地への再編方策を、農家の類型化を行い、類型ごとに有効な連作障害対策と展開方向を明確にするとともに、産地再編による農家の農業所得と産地出荷量への影響について推計...
要約 基盤整備後の畦畔管理の省力化を図るための導入草種として、畦畔法面に芝を張り付けることにより年間の草刈を1~2回に、また、ターフタイプの寒地型牧草を吹き付けた場合には2~3回に省力化できる。 背景・...
要約 「シラネコムギ」よりやや多収で、製粉・製麺性が「シラネコムギ」並みに優れる。倒伏に強く穂発芽性難の早生種「キヌヒメ」を奨励品種に採用する。 背景・ねらい 長野県では良質小麦として実需者の評価が高...
要約 雪圧縮成型処理機で作製した雪ブロックを、エアバランサを用いることにより作業者一人で容易に取り扱うことのできるトラクタ装着型ハンドリング装置を開発した。ハンド部はコンテナ用ハンドや袋用の吸着ハン...
要約 中山間地域における茶園再整備を対象に、テラス型圃場の区画規模・配置を植栽面積あたりの土工量が最小となるように自動決定する手法を開発した。 背景・ねらい 中山間地域の急傾斜茶園では、茶業従事者の高...
低平地から中山間地水田まで利用できる開水路用熊農研式田面水位調節器
要約 水田の開水路用の用水調節器で、構造は箱型容器をフロートとして利用し、止水栓と直結して利用する。利用できる範囲は、低平地水田から中山間地水田(用水路から水田面まで落差2.0m)である。構造が簡易であ...
要約 四国中山間地域における大豆転作の成立には,地域的な取り組みによる生産から販売までの一貫した支援体制の確立が重要である。そのポイントは,独自の販売ルートの開拓,転作助成金を活用した農地・作業の集...
要約 そば「最上早生」の収量及び千粒重は、開花9日前から開花20日後までの気温、日照時間、日射量と高い相関があり、安定収量を得るには、この期間の平均気温21度C、積算日照時間140時間以上が必要である。開花...
水稲ヒノヒカリの乾田直播栽培における緩効性肥料の基肥全量施用による省力施肥法
要約 播種時期を6月上旬とした「ヒノヒカリ」の乾田直播栽培において緩効性肥料の基肥全量施用によって施肥の省力化が可能である。被覆尿素肥料リニア型の50日~60日タイプとシグモイド型の100日~120日タイプの...
要約 畦畔植生の省力管理に利用可能な地被植物として、草高が低く、地被能力に優れる、シバザクラ類、ローマンカモミール、アークトテカなど24草種を選定した。 背景・ねらい 中山間の急傾斜地域では水田の基盤...
要約 そば「最上早生」は、収穫時の立毛個体数がm2当り100~130本の範囲で栽植すると、千粒重30g以上、全重40kg/a以上を確保して高い収量が得られる。開花始期及び成熟期の草丈目安は、それぞれ65~75cm、110~12...
要約 イネ科雑草が自生するため池や小池の水には、発病に十分な濃度のイネ苗立枯細菌病菌が含まれている場合があるので、このような水は水稲の育苗には用いない。 背景・ねらい 中山間地域の水稲早植え地帯で...
要約 水稲の再生紙マルチ直播シートを水田に展開する敷設機を開発した。本機は歩行用管理機に装着し、ゴムスポンジ付鎮圧ローラ、車輪・足跡消し装置等を装備しており、代かき後自然落水し表面水がほぼなくなった...
要約 受託農家の重視する作業受託条件は、耕起が「排水の良否」、移植が「農道の幅」、 刈取が「倒伏」である。また、平坦地域では、「農道の幅」や農振地域等の「土地区分」、中山間地域では、「ほ場の傾斜程度...
集落営農型法人の経営受託水田における作業別対応方式と米生産費
要約 中山間地域においても、集落営農型法人の保有労働力を十分活用していく形での作業別対応方式が確立できれば、農地の面的維持とともに、保有機械1台当りの稼働面積の拡大による米の低コスト生産が可能になる...
棚田の水平連棟ハウスに対応したレール式自動薬剤散布装置 四国農試
要約 タラノメのふかしハウス内平均気温は外部気象の気温・日射量と高い相関が認められる。そこで、ハウス内平均気温の推定を外部気象の数値から行うことにより、簡便に気象データを利用したタラノメの収穫予測が...
複雑な地形・土地利用地域に適用可能な広域蒸発散量分布の推定手法
要約 本推定方法は、複雑な地形および多様な土地利用の地域を対象に、日々の広域蒸発散量の分布を推定するものである。本方法は入力項目は少ないが、農耕地の水収支の評価などに活用することができる。 背景・ね...
要約 傾斜地水田整備モデルの地形出力は中山間地域の乾田不耕起直播圃場における浸透抑制の効果予測に効率的に用いることができる。大規模有限要素モデルを用いた解析結果には、各種の浸透抑制に対応した減水深の...
要約 代替法を適用し,農業・農村の有する公益的機能の経済的評価を行うと,中山間地域における公益的機能評価額として3兆319億円が得られ,全国については6兆8,788億円という評価額が得られる。 背景・ねらい 平...
要約 中山間地域における過疎・高齢化の進行は山間畑地型地帯で特に顕著であり,これら地域の定住人口は所得水準に強く規定されている。また,定住状況によって農地資源の管理状況は大きく異なり,過疎・高齢化が...