要約 中山間地域では農地の荒廃を防ぐために農業公社を設立し,農家に代わって直接的に農地管理を行う自治体が増えている。しかし,今後さらに増加すると予想される管理耕作や農作業受託を公社のみで対応するには...
複雑地形および多様な土地利用地域に適用可能な広域蒸発散量分布の推定手法
要約
要約 立地条件の悪い中山間地域において農地保全していくには、旧村あるいは市町村の範囲にまたがる広域的な地域農業推進組織を確立し、受託農地の再配分を通して、担い手農家を育成するとともに、受け手のない農...
要約 イワダレソウ (Lippia nodiflora) は、矮性であり、被覆進展の早さ、強健性に優れ、開花期が長い特徴を備えており、水田法面用保護植物として有望な草種である。 背景・ねらい 中山間地の水田は傾斜地に位...
水田における被覆尿素肥料を対象としたリアルタイム溶出予測システム
要約 水稲栽培に施用される被覆尿素肥料を対象にアメダス気温データを利用したリアルタイム溶出予測システムを開発した。普及センターの端末での情報取り出しが可能で、溶出率及び溶出開始日が1kmメッシュ図とし...
中山間地域における遊休化農地発生要因の影響度合の数値的解析法
要約 中山間地域の農地基盤条件に関わる農地遊休化要因について、遊休化農地面積割合に及ぼす影響度合を、数量化理論I類を用いて数値的に示す方法を明らかにした。 背景・ねらい 中山間地域に賦存する農地資源を...
要約 中山間地域の耕作放棄水田(長野県S村)の経時的変化を,現地調査や空中写真の画像解析により解析した。放棄後3年では水田基盤の変化はなく,植生は草本のままで樹木の進入はなかった。植生は長年月をかけて草...
要約 乗用管理機を利用したハイクリアランス方立毛間播種機は、播種部の前に部分耕の機構を加えたことにより、従来型の播種機に比べ、小麦・大豆の出芽が安定している。作業能率は0.5hr/10aであり、播種作業時に...
要約 国土数値情報の3次メッシュを評価単位として「国土資源」プロジェクト研究等で開発された評価手法をもとに,全国の農用地を対象に4種類の国土保全機能を評価し,パーソナルコンピュータ用データベースを...
要約 水田の圃場整備計画作成に当たって、畦畔の形状・面積、進入路をパーソナルコンピュータ上で3次元表示できる計画作成支援システムを開発した。畦畔、進入路の規模・形状が整備前に把握・評価できるため、中...
要約 排水不良水田等において、飼料用稲を栽培し、これをホールクロップサイレージとして調製するための稲ホールクロップ用カッティングロールベーラと歩行型ベールラッパを開発し、組作業による収穫調製の機械体...
中山間傾斜地水田畦畔に適するペレニアルライグラスとセンチピ―ドグラスの導入技術
要約 雑草の多い畦畔及び造成後の畦畔におけるイネ科で寒地型のペレニアルライグラスの秋播種による導入と造成後の畦畔におけるイネ科で暖地型のセンチピ―ドグラスの春播種による導入は、畦畔の草刈り回数が1~2...
中山間高冷地における黒色再生紙マルチによる雑草防除と水稲の生育
要約 寒冷地での黒色再生紙マルチによる水稲栽培は、初期生育の抑制少なく、多年生雑草に効果が高く、除草剤を用いた慣行栽培並の雑草防除が可能で、収量減もみられない。 背景・ねらい 環境保全型農業あるいは無...
中山間地域における農業構造の変化とその地域的特徴−1995年農業センサス分析−
要約 中山間地域の中でも,とりわけ山間畑地型地帯において,近年,農地の減少・荒廃が著しい。これら地帯では,「地域定住活力」と農地管理状況との間に有意な相関があり,定住人口の維持・確保が農地資源管理の...
要約 「晴るる」は本県の主力品種である「ヤマホウシ」の食味や耐倒伏性の改善を目標として育成した短稈、良食味の極早生品種である。概ね標高50m以上の中山間地域における良食味地帯を中心に普及を図る。 背景...
要約 50mメッシュ標高データ(1/20細分メッシュ)と衛星データを用いて、50×50mメッシュ単位で水田の可照時間を推定した。このデータは地域の農業環境把握のため基礎資料として利用できる。 背景・ねらい 地形...
中山間地帯における水稲湛水直播栽培の産業用無人ヘリコプタを用いた栽培体系
要約 中山間地の大規模農家、営農集団の稲作経営規模拡大を支援するため、播種から病害虫防除までを産業用無人ヘリコプタで実施する直播栽培体系を組み立てた。 背景・ねらい 中山間地帯では水田の区画やまとまり...
要約 北陸中山間地域における市町村農業公社の類型化を行い、そのうち経営体的自立型及びリスク軽減型の2つのタイプについて、代表的な公社の立地条件と機能及び運営のポイントと課題を解明した。 背景・ねらい ...
要約 温暖地西部では、カルパー無粉衣潤土土中散播は6月播種に、また、無粉衣湛水土中散播は4~6月播種に適している。無粉衣潤土土中散播は細粒灰色低地土の水田に適している。苗立ち率は、粉衣種子に比べて低下...
要約 ヨシおよびマコモを定植した浄化フィルターに茶園排水を模した人工調整水を掛け流したところ、流入したNO3-Nの75%以上が浄化できた。各装置のNO3-N浄化能は、ヨシは0.68g/㎡・日、マコモでは0.60g/㎡・日で...