要約 水稲「淡雪こまち」は、秋田県で育成した早生の低アミロース米品種である。本品種は、 登熟気温が低い中山間地では粘りがやや弱くなるものの良食味である。秋田県において、中山間 地向け地域特産的品種と...
要約 成園化後の「豊水」の改良むかで整枝では、樹当たり100個程度に着果を調節する。これにより400kg/a以上の収量と糖度12度が確保できる。 キーワード ニホンナシ、「豊水」、改良むかで整枝、着果管理、果実...
要約 「長・野35号」は、根腐病と斑点細菌病に対する耐病性に優れ、商品性に優れた初夏どり向きの新品種である。 キーワード レタス、根腐病、斑点細菌病、初夏どり 背景・ねらい 長野県のレタスは全国一の栽培面...
要約 「ほしまる」は、出穂期が早生の早と早く、成熟期は早生の晩であり、北海道中央部での直播栽培も可能である。また、「ほしのゆめ」並の良食味で、さらに多収で耐冷性が強い。 キーワード イネ、早生、良食味...
要約 茨城県が育成したベニバナインゲン新品種「常陸大黒」に発生した土壌病害は、白絹病、リゾクトニア根腐病、茎根腐病である。 キーワード ベニバナインゲン、新病害、土壌病害、マメ 背景・ねらい ベニバナイ...
要約 育成した「タラノキ徳島1号」は、初期生育の揃いが良く樹勢が強く、刺も極少ない。ふかし芽は、長く太いため重量は重たく、多収である。また、ふかし芽の毛茸がほとんどないため、ふかし芽は鮮やかな緑色で...
耐冷性が強く、餅が白い良食味の水稲新品種候補「山形糯87号」の育成
要約 「山形糯87号」は、中生の糯米系統である。中稈、偏穂重型で、ふ先色は、“赤褐”、耐冷性は“強”である。玄米千粒重は重く多収で、良質、餅の白さが際立ち、良食味である。山形県の奨励品種(認定品種)に採用...
要約 「山形糯87号」は、中生の糯品種で「ヒメノモチ」より収量、品質、食味が優れ、「でわのもち」より倒伏に強くて栽培しやすく、餅の白さは両品種より優れる。以上から2006年度より山形県の奨励品種(認定品種...
要約 「利根白」は、群馬県在来「紫」の自然交配による実生から選抜された品種である。秋季の株養成時において茎が倒伏しにくく、時季はずれの萌芽が少ない。また、緑化栽培において、収量が多く、軟白部に赤みの...
要約 「道南27号」は無加温半促成作型に適し、早晩性は「けんたろう」よりやや晩く、「きたえくぼ」より早い。多収であるが、萎黄病、萎凋病には「けんたろう」より弱い。栽培地により果実品質に差を生じやすく、...
要約 短節間カボチャの栽植密度は133株/aが適当であり、育苗法は72穴セル成型苗が省力的で優れている。 キーワード カボチャ、短節間、セル成型苗、省力、栽植密度 背景・ねらい
カボチャは北海道における...
要約 兵庫県南部での栽培に適する「日本晴」よりやや晩熟の良質・良食味品種「ゆめおとめ」を育成し、認定品種に採用した。 キーワード イネ、認定品種、ゆめおとめ、中生、良質、良食味 背景・ねらい 兵庫県南部...
要約 四季成り性イチゴ品種「栃木18号」は夏秋どり栽培に適し、高品質で収量性が高い。 キーワード イチゴ、夏秋どり栽培、四季成り性、果実品質
背景・ねらい イチゴは、端境期の7月から10月にかけて業務用...
雌穂重割合が高い根釧地域向けサイレージ用トウモロコシ新品種「ぱぴりか(北交62号)」
要約 寒地向きサイレージ用トウモロコシの新F1品種「ぱぴりか(北交62号)」は、“早生の早”の熟期で、栽培限界地帯である根釧地域を適地とする。本品種は、初期生育に優れ、多収で、乾物中の雌穂の割合...
春・秋の収量性と越冬性に優れるオーチャードグラス新品種「はるねみどり(北海29号)」
要約 オーチャードグラス「はるねみどり(北海29号)」は、早生で越冬性に優れる。1番草と4番草が多収で、早春から晩秋まで利用できる。3年目収量は高い。北海道および東北北部に適応し、採草・放牧に利用できる...
要約 水稲「鹿児島22号」は、“晩生の晩”の低アミロース系統である。暖地の普通期栽培用の低アミロース種としては、「柔小町」より耐倒伏性が強く、玄米が白濁しにくい。 キーワード 水稲、鹿児島22号、低アミロー...
要約 「はやばや星」は「コリンス」または「コビル」の自然交雑実生から選抜育成されたハイブッシュブルーベリーで、育成地において7月上旬に収穫最盛期になる早生品種である。果実は大きく、酸味がやや強く、食...
要約 花色が鮮紅色で冬咲き系のスイートピー新品種「歌姫」を育成した。 キーワード スイートピー、「歌姫」、品種育成 背景・ねらい 宮崎県では、冬季の豊富な日照条件を生かしたスイートピーの生産が盛んに行わ...
要約 近畿・中国・四国の中山間地域への小麦新品種導入の事前検討資料として、発育予測モデルと過去20年間のアメダス気温日別値の1kmメッシュ展開値から、凍霜害回避確率7割以上のメッシュにおける生理的成熟期...
花柱切断受粉法と胚珠培養を用いたユリ新品種「愛媛農試FL1号」の育成
要約 「愛媛農試FL1号」は花柱切断受粉法と胚珠培養を利用して、シンテッポウユリとアジアティック・ハイブリッドとの遠縁交雑により育成した品種である。本品種は花形がテッポウユリ型、花色が穏赤紫色で、上向...