要約 小粒で低収の白小豆を、丹波大納言系品種との交配により極大粒化した新系統「小豆兵系3号」を育成した。本系統は対照の「岡山白」より晩生で、収量、子実百粒重とも約2倍あり、外観品質も種皮色が明るいた...
要約 メドウフェスク「北海12号」は早生に属し、越冬性、混播適性、収量性及び耐倒伏性に優れる系統で、北海道全域及び本州中部以北の高冷地に適応し、採草及び放牧に利用できる。 背景・ねらい 現在、メドウフェ...
要約 全国から収集したシバ(Zoysia japonica Steud.)エコタイプの中から、高知県南国市由来の系統がほふく茎の伸長に優れることを見出し、栄養系選抜による新品種候補「南国9」として出願を行う。この特...
越夏性に優れる放牧向け多収ペレニアルライグラス「八ヶ岳T-20号」
要約 ペレニアルライグラス「八ヶ岳T-20号」は越夏性や耐雪性に優れ、夏期~秋期における収量性は「ヤツナミ」よりやや高く、季節生産性に優れ、乾物分解率も高い。冠さび病・葉腐病抵抗性、放牧適性にも優れ、...
春まき栽培向き根腐病抵抗性キヌサヤエンドウ新品種候補「桔梗4号」
要約 エンドウ「桔梗4号」は、根腐病抵抗性を有し、草姿が高性で、植物体特性、さや特性、収量性が「電光30日絹莢」と同等で優れ、温暖地及び寒冷地の春まき栽培に適したキヌサヤエンドウである。 背景・ねらい ...
要約 「晴るる」は本県の主力品種である「ヤマホウシ」の食味や耐倒伏性の改善を目標として育成した短稈、良食味の極早生品種である。概ね標高50m以上の中山間地域における良食味地帯を中心に普及を図る。 背景...
要約 水稲「北海278号」は寒地では中生の早に属し、耐冷性が極強、葉いもち耐病性がやや強の酒造用系統であり、やや大粒・低蛋白で製麹性がすぐれ、酒造に適する。 背景・ねらい 北海道には酒米品種がなく、酒造...
要約 イチゴ‘アスカウェイブ’と‘女峰’を交雑して,新品種‘奈良7号’(仮称)を育成した。本品種はランナー発生が多い,花芽分化が早い,大果で果形の揃いが良い,食味が良い,収量性が高いなどの特長を有し,省力...
要約 草姿中間、草勢強で、花芽分化期、成熟期が早く、2~3月のなり休みが少なく、大果、高品質、多収で、うどんこ病に強い促成栽培用イチゴ 新品種「TC-4」を育成した。 背景・ねらい 近年イチゴのうどんこ病の...
要約 水稲「東北157号」は東北中南部では中正の早に属する粳種で、耐冷性が極強、いもち病抵抗性が強の良食味、多収系統である。平成9年から福島県で奨励品種に採用され、「初星」の一部に代え普及する予定である...
福島県における耐冷,耐病,良食味水稲新品種候補「東北157号」の採用
要約 「東北157号」は「ひとめぼれ」以上の耐冷性と「チヨニシキ」並の耐病性を持った良食味系統である。福島県の標高450m以上の中山間稲作地帯の「初星」を対象に奨励品種に採用する。 背景・ねらい 福島県にお...
要約 水稲「山形54号」は、葯培養で育成した早生の晩の良食味系統である。耐冷性が極強、品質が極良質で安定していることから中山間部の主要品種、平坦部の作期拡大用品種として山形県の優良品種に採用された。 ...
要約 水稲「東北157号」は東北中南部では中生の早に属する粳種で,耐冷性が極強,いもち病抵抗性が強の良食味,多収系統である。平成9年から福島県で奨励品種水稲に採用され,「初星」の一部に代え普及する予定である...
要約 暖地向き桑新品種候補系統「九75-08」は、枝条倒伏が少なく、密植栽培での機械収穫に適応し、密植栽培や夏秋蚕期に多収である。 背景・ねらい 西南暖地では、風雨による倒伏や病害虫の多発、晩秋以降の...
要約 ビワ新品種「陽玉」は「茂木」に「森本」の花粉を交雑して育成した。果実は橙黄色・大果で外観が優れ,果肉は柔軟多汁で,糖酸のバランスがよい良食味の中生品種である。 背景・ねらい
ビワの栽培品種は...
良食味水稲新品種「玉系91号(彩の光)」の育成と準奨励品種採用(予定)
要約 麦あと栽培に適し、良食味・良質で対倒伏性強、縞葉枯病抵抗性で、脱粒性を有し普通型コンバイン収穫容易な中晩生の水稲新品種「玉系91号(彩の光)」を育成した。普通型・汎用型コンバイン収穫向けとして準奨...
要約 台木用ナス‘台太郎’は青枯病と半枯病に複合抵抗性を有し、‘トルバム・ビガー’よりも発芽と初期生育が優れ、接ぎ木が容易で機械接ぎ木適性を有する。穂木品種の収量及び果実品質は‘トルバム・ビガー’台のもの...
良食味強稈多収水稲新品種「玉系95号」の育成と奨励品種採用(予定)
要約 良食味・良質、縞葉枯病抵抗性、耐倒伏性極強、中晩生で多収の水稲新品種「玉系95号」を育成した。中山間・山添地域を除く県下全域に適する。埼玉県のブランド米向けとして奨励品種に採用する。 背景・ねら...
要約 イチゴ「GSC-1号」は草勢が強く、大果で外観・揃い、多収性に優れ、休眠性が中で半促成栽培に適する。 背景・ねらい 群馬県の中山間地帯の利根沼田地域には、促成から露地まで35ha前後のイチゴ栽培があり、...
要約 暖地向き桑新品種候補系統「九75-08」は、密植栽培や夏蚕、晩秋蚕及び晩々秋蚕期に収量が多い。また、枝条倒伏は少なく、密植栽培での機械収穫が容易である。葉は中型の4裂葉で、硬化が遅い。 背景・ねらい...