シバザクラ植栽による畦畔植生省力管理技術の経営評価と技術改善点
要約 シバザクラ植栽による畦畔植生管理技術は、慣行の草刈管理費用と累積費用が同等になるには10年を要する。さらに費用低減を図るためには、作業時間ではマルチ設置・挿し芽・植付けを、資材費ではマルチについ...
寒地型牧草の採草地を活用したウインターコントロールグレイジング
要約 オーチャードグラス及びトールフェスク主体の採草地において、12月の放牧開始時の備蓄草地の草量を360DM㎏/10a程度に高めることにより、1頭あたり約45aの面積で黒毛和種成雌牛を12~3月の冬期間、無畜舎、補...
要約 生産力が低下した茶園のせん枝方法は、一番茶摘採後中切りし、処理3年目に再せん枝を行うことで回復効果が高くなる。大分県農業技術センター・茶業特産部 背景・ねらい 大分県の専用茶園の多くは昭和40年代...
肉用牛経営におけるイタリアンライグラス−イヌビエ通年牧乾草生産の経済性評価
要約 小型機械体系によるイタリアンライグラス-イヌビエの通年牧乾草生産は、肉用牛繁殖経営における粗飼料確保を省力化し、家畜飼養規模拡大等を可能にし、畜産部門等の所得増加が図れる。 背景・ねらい 肉用...
要約 野草植生の遊休農地への繁殖牛の放牧飼養及び小型機械体系による牧乾草の確保は、肉用牛経営の省力化、所得増加など顕著な経営改善を可能にする。また、放牧等の畜産利用は中山間地域の農用地の経済的価値を...
要約 マレーシアの熱帯丘陵林択伐現場ではブルドーザ集材が行われているが、林地の撹乱が著しいため、撹乱低減を目的としてタワーヤーダの導入を行っている。集材跡地の撹乱面積を比較したところ、タワーヤーダ集...
中山間地積雪地帯における耐雪型パイプハウスの周年利用体系と経営評価
要約 中山間地積雪地帯において、耐雪型パイプハウスを利用して、基幹品目の夏秋トマト及び夏どりメロンと補完品目のホウレンソウなどを組み合わせた周年輪作体系を組み立てることにより、冬期余剰労力の有効利用...
要約 趨勢での予測モデルによると,2015年までに我が国の総農家数は約4割,耕地面積は約2割減少すると見込まれる。これら構造変化の態様は地域類型により顕著な違いがみられ,中山間地域では新たに2割の農地が耕...
要約 夏季の市場価格高騰時でも,冷凍ホウレンソウの伸び,大型量販店の自主企画商品(PB)の存在から,直売所等でのホウレンソウの小売価格は 200g当たり250円程度を上限とすることが適切と想定される。 背景...
水田転換園における大津4号成木の半樹別交互結実による高品質果実連年生産技術
要約 水田転換園における大津4号成木の連年生産には、樹冠を2分割して毎年交互に結実させる半樹別交互結実が有効である。この方法にシートマルチ被覆を組合わせることにより、高品質化と連年結果性は更に高まる...
要約 中国地域においては、肉用牛飼養農家は非飼養農家に比べて耕作放棄地率が低い。また、肉用牛飼養農家の中でも、繁殖牛を飼養している農家と飼料作を作付けている農家は、耕作放棄地率が低い。 背景・ねらい ...
イタリアンライグラス-イヌビエ通年乾草生産技術の評価と導入のための収量目標
要約 イタリアンライグラス-イヌビエ栽培による通年乾草生産は低投入の技術であるが、生産費を市販乾草価格なみに抑えるには、通年栽培面積を20aとして、現行の要素投入量の下で10a当たり1,310kg以上の乾物収量...
中国中山間地域の肉用牛繁殖・稲作複合営農における里地放牧導入の経営的効果
要約 肉用牛繁殖・稲作複合営農の多い中国中山間地域において、里地放牧の導入は、夏季の農作業時間を40~73%も削減でき労働軽減に大きく貢献し、複合営農の1日当たり労働報酬額を高め、子牛価格低下に対する肉...
要約 無水源地での放牧牛への給水を目的に、天水を利用した簡易飲水器を開発した。20日に50mm以上の雨が降れば1000Lの営農タンクで、飲水を補給しなくても継続して成牛2頭の放牧が可能である。 背景・ねらい ...
中山間地域の冷涼な気温を活かしたリーフレタス「フリルアイス」の9月上旬どり
要約 福岡県内の標高340m程度の中山間地域において、リーフレタスの晩抽性品種「フリルアイス」を用いると9月上旬どりが可能である。10a 当たり施肥量は三要素で各12kg程度、裁植密度は5,900 株が適する。冬どり...
要約 春期に搾乳牛で放牧する場合、補助飼料中のEE含量を約1.7%、NDF含量を約38%にすることにより、乳脂率3.5%の生乳を生産できる。熊本県農業研究センター 草地畜産研究所 背景・ねらい 放牧を利用した酪農経営...
緑肥と小麦被覆栽培によるこんにゃく輪作の土壌消毒代替効果と経済性
要約 ギニアグラスを栽培・鋤込し、翌年土壌消毒剤を使用しないでシラネコムギを被覆作物としてこんにゃくを栽培する2年輪作で、土壌消毒剤を使用した栽培と同等以上の収量が得られ、借地によりこの輪作を行う場...
要約 小型乗用摘採機の10aあたりの作業能率は500kg/10aで66分であり、摘採精度は走行速度で0.43m/秒まで、傾斜角度では8度までの範囲で高かった。また、従来の可搬型と比較して導入による農業所得の増大効果は4ha...
中国中山間地域の肉牛繁殖・稲作複合営農における里地放牧導入の経営的効果
要約 視覚的誘引効果だけでアブを誘引し炭酸ガスを使用しないボックストラップを適切に配置するための簡易な設置場所選定基準を作成した。この基準に基づいてトラップを設置することにより、多数のアブを捕殺でき...
要約 バラの土耕栽培における整枝・剪定法として、光合成専用枝を設ける「ハイラック法」は冬期の生産性がやや劣るものの、年間を通した生産性が高く、切り花形質及び作業性も向上する。大分県温泉熱花き研究指導...