要約 傾斜上下方向に設置した軌条に、等高線方向に園内くまなく配置したS字軌条を組合わせて、薬液散布や運搬等の作業を行うことのできる多目的モノレールである。薬液散布作業は無人で 25a/h 以上の能率で行う...
ウンシュウミカンにおける周年マルチ点滴灌水同時施肥法の体系化技術
要約 ウンシュウミカンの品質向上と管理の省力・軽労化を実現するために周年マルチと点滴灌水施肥法を組み合わせた技術を開発し、導入普及のための年間栽培管理基準などに関する技術マニュアルを作成する。 キー...
ボーベリア・ブロンニアティ剤連年処理による果樹カミキリムシ類の防除
要約 カンキツのゴマダラカミキリおよびイチジクのキボシカミキリに対して、天敵微生物資材のボーベリア・ブロンニアティ剤を露地圃場において2~3年連続処理すると、高い防除効果が得られる。 キーワード ボーベ...
要約 傾斜上下方向に設置した本線軌条に、等高線方向に園内くまなく配置したS字状の軌条を組合わせて、薬液散布や運搬等の作業を行うことのできる多目的モノレールである。薬液散布作業は無人で25a/h以上の能率で...
要約 本技術は、有限要素法を用いて傾斜地カンキツ園における効率的な地下水(浸透水)流動予測を行って防災管理マップを作成できる。その結果に基づいて高機能防災園内道を設置し、作業の軽労化・利水機能と併せ...
要約 急峻傾斜地カンキツ園では、従来のモノレールと狭幅作業道を組み合わせた園地整備を行い、単軌条運搬機を多目的利用する新搬送システムを導入することによって、作業姿勢が改善され安全な作業ができるととも...
要約 傾斜地カンキツ樹の根の掘り取り作業に、開発したアタッチメントを装着した油圧ショベルを使用すると、地表近くの細根が良好な状態で掘り取ることができ、1樹あたりの作業時間は6分以内と効率的である。 ...
要約 本システムでは、園内の雨水を取水・集水し、太陽電池ポンプによって揚水したのち、落差により自動かん水装置を用いてかん水できる。これにより、水源や商用電源のない傾斜地カンキツ園における水資源確保と...
要約 カンキツグリーニング病を媒介するミカンキジラミは、ミカン科のゲッキツが分布する奄美大島以南の南西諸島において恒常的に発生しているので、カンキツグリーニング病が未発生のこれらの島々では、本病の侵...
要約 播種後約3週間のカラタチ幼実生へ、播種後約4週間のヒリュウ実生から採取した新梢を割り接ぎすると、ヒリュウ中間台用の実生が従来法より1年早く育成できる。穂木としてシトレンジなどカンキツ台木を用いれ...
液体マルチング資材を利用した果樹園における園内作業道法面の侵食抑制法
要約 アスファルト系乳化物を主原料とする液体マルチング資材を、園内作業道造成後の側方法面に吹き付けることにより、降雨による土壌侵食を抑制できる。また、資材の吹き付け量を増やすことにより、2年程度の侵...
傾斜地カンキツ園における地下水流動予測と防災対策箇所の効果的推定法
要約 カンキツ園における地下水流動を,傾斜地の複雑地形に対応して,高精度に予測できる手法を開発した。これにより,地下水排除工の最適施工箇所の推定が可能となり,防災機能を付加した高機能園内作業道の設置...
果樹園における液体マルチング資材を利用した園内作業道法面の侵食抑制法
要約 アスファルト系乳化物を主原料とする液体マルチング資材を、園内作業道造成後の側方法面に吹き付けることにより、降雨による土壌侵食を抑制できる。また、資材の吹き付け量を増やすことにより、2年程度の侵...
産業用無人ヘリコプター利用によるかんきつのアブラムシ類、ゴマダラカミキリの薬剤防除
要約 産業用無人ヘリコプターによる高濃度少量散布は、かんきつのアブラムシ類とゴマダラカミキリに対して、高い防除効果が期待でき、特に傾斜地園での省力防除手段として有力である。アブラムシ類に対してはイミ...
傾斜地カンキツ園における地下水流動予測と防災対策箇所の効果的推定法
要約 カンキツ園における地下水流動を、傾斜地の複雑地形に対応して、高精度に予測できる手法を開発した。これにより、地下水排除工の最適施工箇所の推定が可能となり、防災機能を付加した高機能園内作業道の設置...
要約 淡路島中部地域で、50mメッシュ気温分布図を作成したところ、ウンシュウミカンの「宮川早生」では、開花時期の早い園地は気温の高い南に面していた。50mメッシュ単位での気温の把握は、カンキツの新品種の導...
加温ハウス栽培のカンキツ「不知火」果実の予措・貯蔵温度と貯蔵性
要約 加温ハウス栽培のカンキツ「不知火」果実は、摂氏10~15度で予措することで果皮色及び糖度が高くなり、予措後果実をポリ個装し摂氏5度で貯蔵することで、減量が少なく貯蔵性が向上する。熊本県農業研究セン...
温州ミカンのシートマルチ栽培によるチャノキイロアザミウマの効率的防除法
要約 温州ミカンを6月~11月まで光反射シートによりマルチ栽培すると、チャノキイロアザミウマの被害が軽減できる。なお、激発地帯ではマルチ処理と温州ミカンへの飛来源のイヌマキ防除を組み合わせると効果が高...
園内作業道舗装とマルチ栽培に伴う傾斜カンキツ園の降雨流出変化
要約 傾斜カンキツ園の園内作業道を舗装し、畑面にマルチ資材を敷設することにより、園地からの降雨流出量は3割程度増大する。園地整備により10mm程度の小規模降雨に対しても降雨流出が生起しやすくなる。 ...
多孔質コンクリートパイプを用いた園内作業道流下水の取水システム
要約 本システムは、傾斜カンキツ園の園内作業道に市販の多孔質コンクリートパイプを埋設し、作業道流下水を捕捉してタンクに導水するものである。集水面積111m2(面積の約45%は道路面等の非浸透域)の園...