要約 評価グリッド法を用いたマルドリ方式利用生産者のマルドリ方式評価要因の見える化で明らかになった本技術の利点は、果実収量や品質の向上、労働負荷の軽減であり、一方課題点は不適切な設備設置や利用上のト...
要約 一般の乗用トラクタで除染作業が困難とされている15~30°の急傾斜草地を無線操作の低重心トラクタで草地更新を行う。牧草の放射性セシウムは未除染の37~78%に低減する。実証地における一連の草地更新の...
要約 畝立てと同時に肥料を畝内の上層と下層の二カ所に局所施肥する機械である。GNSSと傾斜角度センサで傾斜の影響を排した車速連動施肥により施肥量の変動を減らすことができる。作業速度1.1m/sでの作業能率は約...
傾斜地の多い中山間地において多目的に利用できる小型栽培管理ビークル
要約 各種作業機を交換することにより、田植えおよび管理作業など多目的に利用できる農用車両である。また、前後方向および左右方向への耐転倒性が高いため、圃場の出入りや傾斜路面の走行時の安定性が向上する。...
要約 放牧を利用した耕作放棄地解消に適するシバ型草地は、造成に多くの経費と労力を要していたが、「センチピードグラス播種法」と「シバ糞上移植法」により省力・低コストの草地造成が可能となる。 キーワード ...
傾斜放牧草地における省力化と省資源化を可能とする新たな施肥法
要約 傾斜放牧草地では牛の排ふん尿による養分還元が地形面毎で異なり、養分偏在が生じる。被覆尿素を用いて年1回、地形面毎に播き分けを行う施肥法は、年2回の全面施肥と比較して、同等の放牧実績と施肥コストの...
圧力調節灌水器具を利用した日射制御型拍動灌水システムの傾斜農地への適用法
要約 平坦農地用の日射制御型拍動灌水システムに、圧力調節機能と水垂れ防止機能を持つ灌水器具を利用することにより,灌水タンクから灌水場所への水頭落差が5m以上得られる傾斜農地に適用できる。点滴孔あたりの...
要約 ケンタッキーブルーグラス・シロクローバ混播草地は草丈10cm未満で放牧を開始し、年1回の施肥をスプリングフラッシュ後に行う管理により、定置放牧でも掃除刈りなしで、安定な植生と育成牛の日増体0.85kg以...
要約 草地の尾根部では透水性の低い土層があり鉛直方向に硝酸態窒素が流出せず谷部に排出されるため、施肥は地域標準量であるが谷部での硝酸態窒素濃度は高い。しかし谷部下流の無施肥草地、林地で濃度は低下し、...
ウンシュウミカン園におけるヘアリーベッチ草生による20%施肥量削減と有機物補給
要約
窒素固定を行うマメ科のヘアリーベッチ草生栽培を早生ウンシュウミカン成木園に3年間導入すると、収量と果実品質の低下を引き起こさずに20%の施肥量削減と園地への有機物の補給を...
要約 DGPSの利用により、不整形な茶園においても植栽面積を簡易に一人で測定することができる。肥料繰り出し量が作業速度に連動する高精度施肥機を利用すれば、測定された面積をもとに肥料投入量を茶園ごとに精密...
要約 放牧牛が採食できない雑草等が優占した急傾斜の放牧地において、無線草刈機は、100m程度離れた所からでも安全、快適、かつ高能率に遠隔作業ができ、年1~2回の作業の繰返しと放牧により、牧草の再生もみら...
要約 回行式多目的モノレールのけん引車と作業機の間に連結する乗用台車で、ウレタンゴムローラ式制動輪、ワンウェイクラッチ、降坂ブレーキ、駐停車ブレーキ等を備える。作業者は肥料散布作業や収穫物の運搬作...
ナギナタガヤ草生栽培は傾斜地カンキツ園のリン流出量を削減できる
要約 傾斜地カンキツ園にナギナタガヤ草生栽培を導入すると、降雨時の表面流出水量が減少し、懸濁態として流出するリンの量を削減できる。 キーワード 草生栽培、懸濁態リン、ナギナタガヤ、表面流出水、ウンシュ...
要約 家畜ふん尿の肥効に基づいて、地域、土壌、作物ごとに乳牛1頭当たりのふん尿還元必要面積を設定し、ふん尿還元可能な圃場ごとの飼養可能頭数を積算することにより、適正な養分循環に基づく乳牛飼養可能頭数...
要約 無線草刈機(AMX7)は、停滞水がなく地耐力のある荒廃農地の掃除刈り、及び傾斜35度程度までの棚田のり面や基幹排水路など傾斜地植生管理に利用できる。 キーワード 無線草刈機 荒廃農地 傾斜地管理 背景・ね...
傾斜放牧草地の谷部を無施肥管理すると土壌水中の硝酸態窒素は低減する
要約 傾斜草地からなる集水流域の谷部草地を無施肥管理すると、通過する土壌水中の硝酸態窒素濃度を環境基準値10mgN/L以下に低減できる。その無施肥草地の谷に沿う距離あたりの土壌水中硝酸態窒素濃度の低減率は0...
要約 クリ園の草生栽培として、ナギナタガヤは生育最盛期(3~5月)の草丈が低いため園内の作業性に影響がなく、抑草期間が長いため除草労力の軽減ができる。また、毎年播種の必要がないため播種も省力化できる。...
要約 夏秋ピーマンの養液土耕栽培において、排水弁を組み合わせることで傾斜圃場での均一潅水が可能となり、3割減肥でも慣行栽培を上回る収量が確保できる。畑潅施設が整備された圃場で負圧吸引式液肥混入器を使...
要約 斜面上下方向の本線軌条に、等高線方向に配置した支線軌条を組み合わせ、薬液散布や運搬等を行うモノレールである。薬液散布は遠隔操作で22a/h程度の能率で行うことができる。収穫物の運搬も能率的に行うこ...