要約 夏秋キュウリ栽培において、前作の畝を利用する不耕起栽培にかん水同時施肥法を組み合わせることで、作毎に耕起する栽培と同程度の収量が得られ、大幅な省力化を図ることができる。 キーワード キュウリ、畝...
要約 クリ園の草生栽培として、ナギナタガヤは生育最盛期(3~5月)の草丈が低いため園内の作業性に影響がなく、抑草期間が長いため除草労力の軽減ができる。また、毎年播種の必要がないため播種も省力化できる。...
要約 四季成り性品種を用いたイチゴの夏秋どり栽培において、株冷蔵した苗を利用し4月下旬に定植する作型は、ポット苗を秋に定植する作型に比べ同等以上の収量を得ることができる。株冷蔵には、9月までに採苗した...
要約 水稲の「箱なし苗」は覆土量300-400gの種子付きマットを用いて、孔のないシートの上で無加温平置き出芽法で出芽させる。苗丈4-6cmの時に保温被覆を除去し、24-28日間育苗することにより慣行の土付苗に近い...
要約 多目的モノレール用けん引車等を離れた園地の軌条施設へ運搬する際のトラックへの積み下し装置で、運搬台車、中間移動台又は簡易リフトで構成される。回行式支線けん引車、薬液散布車、タンク車のトラック...
要約 兼業農家や高齢農家を担い手とする中山間地域では、放牧飼養による肉用牛繁殖経営の展開が、遊休農地の解消、農用地管理の省力化、農業所得の向上、農業労働報酬額の向上に有利である。 キーワード 中山間、...
一人で作業できるプレカットシートによる傾斜地ウンシュウミカン園での部分マルチ
要約 あらかじめ1.5×3.0mの大きさに切断されたシート(プレカットシート)を用いることにより、慣行のマルチ被覆方法と比較して、一人で、短時間のうちに70%程度の被覆率でマルチ被覆をすることができ、極早生...
要約 中山間地域における肉用牛繁殖経営を対象とする、里地放牧技術の診断票である。放牧馴致、家畜衛生と生産、放牧施設整備と安全対策、草地管理、畜産経営の革新、地域農業への貢献の6局面についてチェック...
要約 もみがら採苗法によって得られた無病苗を、仮植や鉢上げをしないで直接本圃に定植する直接定植法を開発した。直接定植法は土壌病害の感染回避効果が大きい上、省力的で収益性にも問題がない。 キーワード イ...
水稲作付地を衛星搭載レーダと地理情報を用いて確実に精度良く検出する技術
要約 田植期と水稲生長期の衛星搭載レーダ(SAR)画像から水稲作付地を抽出し,さらに,非水田域を示す地理情報を重ねてSARによる誤抽出を取り除く。この技術では,天候によらず結果が得られ,「調整水田」を除外で...
要約 スイートコーンの栽培において肥効調節型肥料(被覆尿素肥料)は全量基肥で2割減肥しても農家慣行と同等以上の収量が得られ、全量基肥による労力の軽減化がはかれ、さらに大果が増え、収益が向上する。 キー...
要約 夏秋トマトの養液土耕栽培において、セル成型苗を直接定植し、有機液肥の単用又は30%の混用で窒素40kg/10a施用、225L/株潅水による栽培で、化学肥料の単用と同程度の収量・品質が得られる。 キーワード 養液...
要約 樹高を3m程度に抑えたウメ「南高」の一文字、X字低樹高仕立て法は主産地の平均収量1,600kg/10aを樹齢6年で超えることができ早期多収であり、収穫作業能率も慣行仕立て樹より高く、せん定にも一部脚立を利用...
要約 「はやばや星」は「コリンス」または「コビル」の自然交雑実生から選抜育成されたハイブッシュブルーベリーで、育成地において7月上旬に収穫最盛期になる早生品種である。果実は大きく、酸味がやや強く、食...
要約 土壌を主体とした培地を使用する袋培地栽培は設置及び撤去が簡単で低コストである。また、かん水をpFセンサを用いた潅水制御器により排液率を5%以下に抑え環境負荷軽減できる栽培である。 キーワード ト...
葉ネギの潅水同時施肥(養液土耕)栽培における適正な養水分管理
要約 砂丘未熟土における葉ネギの養液土耕栽培では、播種後約20日目から約30日間NPK濃度を各45mg/lで1日1回、その後収穫時までの濃度を320mg/lとして3~4日に1回の間隔で施肥することにより、慣行栽培の半量以下...
ヒリュウ台ウンシュウミカンの早期樹冠拡大のための結果開始時期
要約 ヒリュウ台ウンシュウミカン「大津四号」の1年生苗を定植後3年目から結果させると樹冠拡大が著しく抑制されて果実品質も劣るのに対し、定植後4年目以降から結果させると早期に樹冠の拡大が図れる。 キーワー...
不耕起栽培を取り入れた水稲・麦・大豆5年一巡輪作体系の経済性
要約 作業省力化効果がある不耕起栽培を取り入れた「移植水稲-移植(または不耕起)水稲-移植(または不耕起)水稲-不耕起大豆-不耕起麦-不耕起大豆」の5年一巡輪作体系(想定する経営耕地面積規模20~30ha...
秋まき性が高い小麦を用いた大豆リビングマルチ栽培の雑草抑制 効果
要約 大豆の播種適期に秋まき性の高い小麦を大豆と一緒に播種すると、小麦はリビングマルチとして地表面の被覆を早め、雑草を抑制したのち自然に枯死する。リビングマルチ栽培に加えて大豆播種後に除草剤を土壌処...
要約 砂丘未熟土における葉ショウガの養液土耕栽培では、定植40日後から約25日間NPK濃度を各120mg/l、その後収穫までの約25日間各160mg/lの点滴施肥を行うことにより、現地慣行(約50kg/10a)より大幅に少ない施肥...