要約 トールフェスクは、3月に入牧可能で、生産性が季節的に平衡である。バヒアグラスは高収量であり、暖地型牧草の中では越冬後の生育が早く、5月に入牧可能である。両草種の組み合わせが周年親子放牧体系におけ...
低標高地での越夏性や永続性に優れるトールフェスク極早生品種「Kyushu 15」
要約 トールフェスク「Kyushu 15」は、出穂が早生品種「ナンリョウ」より1週間程度早く、低標高地の越夏性と永続性に優れる極早生品種で、放牧に利用できる。 キーワード トールフェスク、越夏性、永続性、放牧、...
水田を利用した省力・低コスト肉用子牛生産に活用できる「水田放牧の手引き」
要約 水田放牧に適した牧草や飼料イネの栽培と放牧利用技術、放牧飼養による繁殖への影響、放牧に伴うリスクとその低減方策、環境への影響、営農への導入効果を解説した手引書である。水田を利用した省力・低コス...
要約 本州中部の落葉広葉樹二次林は、採食可能な飼料資源が量的・質的に不安定であるが、不足を補う小面積の牧草地を組み込むことで飼料資源は安定し、夏季放牧牛の体重維持が可能となる。 キーワード 落葉広葉樹...
要約 寒地型牧草を利用した小規模移動放牧方式により、30aの圃場で、春から夏までは3頭、夏から秋までは2頭の黒毛和種肥育素牛を放牧することができ、補助飼料無給与で全期間平均0.69kg/日の日増体量を得ることが...
黒毛和種親子放牧条件下の排卵同期化による分娩後繁殖機能回復の早期化
要約 親子放牧条件下において、分娩後20日目から腟内留置型プロジェステロン放出製剤(CIDR)を併用する排卵同期化処置(CIDRsynch)を行うことにより、卵巣機能が回復し、分娩後30日目に定時人工授精(TAI)を行うこと...
耕作放棄地に造成したイタリアンライグラス草地における冬季放牧
要約 耕作放棄地にイタリアンライグラス草地を造成すると、黒毛和種繁殖牛を12月から4月までの150日間冬季放牧できる。放牧開始時草量が235.4kgDM/10aの場合の必要面積は62a/頭である。4月に放牧利用しない牧...
小規模移動放牧における放牧期間延長と耕作放棄地の管理面積の拡大
要約 小規模移動放牧において、肉用繁殖牛を春季は牧草地化された耕作放棄地に放牧し、夏季は牧草地化されていない耕作放棄地等に移すことにより、秋季の牧草が備蓄でき、放牧期間を延長できる。また、耕作放棄...
要約 放牧牛一頭当たり、放牧地:24a、兼用地(ASP):67a、野草地:66aの放牧面積を目安に、草地利用管理体系図に基づいた草地の利用管理を行うことにより、粗飼料無補給型の周年放牧の実施が可能である。 キー...
シバ育成品種「朝萌」を用いた低コスト芝生グラウンド造成・管理技術
要約 シバとケンタッキーブルーグラスを組み合わせた造成と月1~2回の芝刈・集草を行い、施肥量・施肥時期に留意することによって、球技等アマチュアの広範な利用に適する芝生グラウンドが低コストで維持できる。...
要約 1つの区画が20aから50aの寒地型牧草を導入した耕作放棄地を合計60~70aになるように組み合わせて、放牧牛を移動して利用する小規模移動放牧方式により、春から夏までは3頭、夏から秋までは2頭の肉用繁...
寒地型牧草を導入した耕作放棄地の放牧条件下における牧草生産量
要約 耕作放棄された水田跡、野菜畑跡及び樹園地跡に寒地型牧草の草地を造成後、5年以上放牧利用した草地でも、700~800kg/10aの乾物生産量を確保できる。また寒地型牧草は、乾物重の構成割合で80%以上あり、良...
要約 永年牧草であるオーチャードグラスやトールフェスクの寒地型牧草と短年性草種であるハイブリッドライグラスやイタリアンライグラス晩生種を混播することにより、年間収量のみでなく、春期・秋期の収量や栄養...
要約 乾草調製した暖地型イネ科牧草のカラードギニアグラスは、乾物収量が低いものの、他草種よりも葉身部/茎部比が高く、NDF含有率が有意に低く、in vitro乾物消化率が高いため、カフェテリア法による採食率お...
要約 シバムギは放牧草地においてケンタッキーブルーグラス及びシロクローバと共存し、高い植被率を維持する。このような放牧草地の牧養力は北東北低・中標高地ではおよそ600CDである。放牧草地におけるシバ...
九州の低標高地における周年放牧による低コスト肉用子牛(冬子) 生産
要約 九州の低標高地において、夏期は妊娠中の黒毛和種繁殖牛を暖地型牧草(バヒアグラス)放牧を行い、冬期は授乳中の繁殖牛を寒地型牧草(イタリアンライグラス)放牧を行う無畜舎・周年放牧により、舎飼牛と同...
暖地における黒毛和種雌牛(妊娠牛)のバヒアグラス草地放牧による子牛生産
要約 黒毛和種妊娠牛をバヒアグラス草地で夏期放牧を行っても、体重増加量、血液性状、子牛生時体重および分娩後の繁殖機能は標準飼養の舎飼牛と差異はなく、バヒアグラス草地の放牧利用による暖地における低コス...
暖地における黒毛和種雌牛(妊娠牛)のバヒアグラス草地放牧による子牛生産
要約 黒毛和種妊娠牛をバヒアグラス草地で夏期放牧を行っても、体重増加量、血液性状、子牛生時体重および分娩後の繁殖機能は標準飼養の舎飼牛と差異はなく、バヒアグラス草地の放牧利用による暖地における低コス...
要約 トールフェスク及びケンタッキーブルーグラスの芝草品種は収量の季節変動が少なく、不耕起造成により省力的に草地造成が可能で、造成後は各放牧後に追肥を行うことで良好な草勢が維持できる。 背景・ねらい ...
要約 トールフェスク、ケンタッキーブルーグラス、リードカナリーグラスは温暖地においても永続性および収量性が優れ、かつ平準的な季節生産性を示し、放牧あるいはロールベール向け草種として有望である。 背景...