要約 贈答用に適する購入時の外観が継続するシクラメンと、家庭用に適する花立ちが長く続くシクラメンでは、用土の種類や出荷前の温度管理、夏期遮光率などの栽培方法が異なる。このため、消費者に日持ちが良いと...
トルコギキョウ秋冬出荷のための間欠陽光照射による暗黒低温処理育苗
要約 高温で育苗したロゼット化苗を10℃の暗黒で低温処理する際に、7日毎に1日の陽光処理により苗の腐敗が無く、定植後、正常に生育する苗を育苗できる。連続電照法に比べ、6倍のトレイを収納できるため、3.3m2...
不織布製ポットを利用したトマトの多収少量培地耕「独立ポット耕」
要約 トマトの独立ポット耕は、ベンチ上で1株毎に根域、給液及び排液を独立させた不織布製ポットで栽培する少量培地の栽培システムであり、土壌病害の伝搬が抑制でき、長期多段栽培すると、40t/10aの収量が得ら...
要約
夏秋トマト後作のセルリー養液栽培における根域加温の効率的な時間帯
要約 冬季のセルリーの培地耕において、温床線により最低15℃設定で根域加温する場合の根域温度は、朝方加温と終日加温では夕方までほぼ同様に推移し、収穫量も同等となる。朝方加温の電力コストは終日加温に比べ...
要約 22g以上の大果イチゴを安定的に生産するには、栽培期間を通して1株当たり芽数を2、着果数を3に制限する株管理が最も適する。本管理方法は、慣行管理よりも、収穫果実の糖度が安定して高くなり、収穫・選...
要約 加温条件下で播種しポット育苗した台木に子葉等を残して切接ぎを行う方法で、台木の播種から1年以内の苗生産ができる。 キーワード カキ、接ぎ木方法、ポット育苗、台木、穂木 背景・ねらい カキ苗の生産は...
設置が簡易なスリット型コンテナを利用したブドウ根域制限栽培法
要約 根域枠にスリットを有するコンテナを用いて連結させ、用土はマサ土とバーク堆肥の混和工程を省略することで設置が簡易で、根域の大きさが自在の栽培ができる。この方式により、定植2年目で成園並の収量と果...
要約 排水性の良い土壌で「太秋」を栽培する場合、根圏が発達するまで土壌の保水性を高めるため、適度な灌水、土壌改良を行い、施肥は控えめに行う。また、障害の発生しにくい他品種の苗木を植え、「太秋」を接ぎ...
要約 蒸気散水処理により盛夏期ホウレンソウ栽培で発芽率が向上し、収量が増加する。土壌伝染性病害に対して高い防除効果を示し、雑草の発生も抑制する。土壌表層の養分の多くは一時的に下層部に移動するが、移動...
イチゴが9月から収穫可能な「短日・スポット夜冷処理システム」
要約 イチゴを短日処理しつつクラウン周辺を局所冷却する「短日・スポット夜冷処理システム」は、6月下旬の本ぽ定植後、9月中旬までの処理で9月中下旬から収穫でき、えき花房が連続出らいし、定植適期の拡大、...
要約 トルコギキョウに発生するトルコギキョウえそ萎縮ウイルスは媒介者を要しない物理的な接触伝染により土壌伝染する。 キーワード トルコギキョウ、トルコギキョウえそ萎縮ウイルス、LiNSV、土壌伝染 背景・ね...
要約 主要イチジク品種「桝井ドーフィン」の台木として品種「Ischia Black」を用いると、 イチジク株枯病汚染圃場でも枯死を回避できる。この接ぎ木苗は自根樹に比べていや地現象の影響も 受け難いため、本病による...
要約 積雪地域でギョウジャニンニクの促成栽培を行う場合、10月上旬に掘り上げ5℃、60日間の低温処理後、標高の低い地域の無加温施設では地温5~10℃で推移すれば2月に収穫できる。標高の高い地域の施設内では地...
イチゴ「さがほのか」の定植時期、クラウン部冷却と第1次えき花房の出蕾期
要約 標高400mの中山間地域のイチゴ「さがほのか」高設栽培において、定植後にクラウン部冷却を行うと、6月下旬定植株は10月中旬に第1次えき花房が出蕾し花房の連続性はみられない。8月上旬定植株は花房の連続性...
早生ウンシュウのマルドリ栽培における高水圧剥皮機を利用した土壌改良
要約 早生ウンシュウのマルドリ栽培において高水圧剥皮機の水圧を利用するとかん水チューブを 切断することなく土壌改良用の穴が掘削でき、軽労化できる。さらに掘削した穴にバーク堆肥を 投入することで、慣行の...
要約 傾斜ハウスを冬季に有効利用できる山菜(コゴミ)のふかし栽培技術である。養成した根株を 1月中旬頃に掘り取り、傾斜ハウス内の装置でふかし栽培し、4月上旬までに収穫を終える。根株養成 ほ場10a当たり...
イチゴ高設栽培で同一株を多年利用する「イチゴ株据置栽培」技術
要約 同一株を多年利用するイチゴ株据置栽培は、定植時に芽の伸長方向を栽培ベッドの長さ方向と平行に 定植する。収穫を打ち切った5月から6月初旬に窒素中断を開始することで11月から収穫できる。 キーワード ...
要約 標高300~400mの中山間地域において、雨よけハウス内で‘アップライト’を10月20~25日に播種する ことにより、厳寒期に糖度が高く、食味の良いホウレンソウが生産できる。 キーワード ホウレンソウ、雨よけハ...
要約 重粘質土壌により寡日照向け整枝法の効果が十分でない圃場では、パーライトとピートモスを用いて 気相率を高め、冬季寡日照向け樹形改良を行なう。この結果、地上部および地下部とも旺盛に生育し、 収穫初年...