要約 畜産汚水の着色処理水を、砂、木炭などのろ過処理槽、及び薬品処理槽、光触媒処理槽などを立体的に組み合わせた複合脱色処理システムで脱色すると、最終処理水の着色感はほぼ無くなり用水路に流れている水質...
要約 バラの少量土壌培地耕は、1株あたり2l程度の土壌を培地に使用する養液耕の一種で、品種に応じた苗の種類や仕立て方を選択することで、ロックウール耕と同等以上の収量や品質が得られる。また、養液を循環利...
要約 構造的に不均一な細粒黄色土で点滴かん水施肥によりスプレーギクを栽培する場合、ピートモスを容量で10~20%混合し、1日に1時間間隔で1回1平方メートル当たり0.5Lを6回点滴かん水すると、作土層内に水...
要約 使用済み養液を系外に排出せず低コストで簡易な養液栽培法‘毛管ポット耕’を開発した。毛管ポット耕は防根透水性の不織布ポットに培土を詰め底面給液方式で作物を栽培するものである。夏秋トマトでは土壌溶液...
要約 砂丘未熟土におけるエダマメの養液土耕栽培では、播種後約20日目から開花時期までの約20日間窒素・リン酸・カリ濃度を90mg/lで点滴施肥し、その後収穫まで120mg/lの施肥を行うことにより、慣行栽培施肥量(...
要約 造成工事で発生する伐採木は、800℃の炭化によって炭化前重量の25%程度に減量できる。炭化物の分析結果から、主成分である炭素の含有量やpH,最大容水量などの特性が解明され、土壌改良用木炭の代替が有力で...
要約 開発した片屋根型プラスチックハウスは、建設足場用資材を利用し軒高を高くし、換気窓の面積を多く確保できる。換気窓は防風網の固定張りで風雨対策が行え、遮光資材の外張りと組み合わせることで、高温期の...
要約 本システムでは、園内の雨水を取水・集水し、太陽電池ポンプによって揚水したのち、落差により自動かん水装置を用いてかん水できる。これにより、水源や商用電源のない傾斜地カンキツ園における水資源確保と...
生分解性フィルムを用いたタマネギ安定生産のための省力的マルチ栽培
要約 生分解性黒色フィルムをマルチ資材としてタマネギ作に用いることで、その品質を損なうことなく、黒ポリマルチと同等の増収効果が得られる。タマネギの茎葉の生長により、畝裾部でフィルムが崩壊しても風によ...
要約 再生循環資源である木炭を利用した脱臭システムを開発するため、脱臭剤の性能及び実証機を製作し試験を行った結果、木炭(無処理木炭)は、酸性ガスに高い吸着力を示し、酸添着木炭(木炭を酸性溶液で処理)...
要約 養豚排水を処理するための曝気槽の代わりに落差70cmの4段のカスケード水路を建設し、切れ欠き部にステンレス柵を設置して、循環ポンプを用いて清水を循環させると、酸素移動速度は0.533kgO2 /hr、酸素移動動...
要約 中山間傾斜地におけるレール走行式茶園管理機 とテラス間移動システムの導入及び効率的利用を前提としたテラス式茶園整備法をシミュレーションした結果、造成コストは、基盤造成工(基盤切盛工+法面工)の占...
要約 〔要約〕開発した装置は、湧水を取水・ろ過・貯水したのち、落差を利用して育苗ハウス内に送水し培地を冷却する。安定した低水温が得られるため冷房コストが低減でき、中山間傾斜地の高温期における花き等の...
要約 ボトリングした希釈精液(1.0億/ml、0.5億/ml)を二重発泡スチロール箱に収納して、常温の宅配便で輸送した。輸送後18℃で保存して運動性(活力)を測定した結果、精子濃度0.5億/mlであれば人工授精(AI)に...
要約 家畜ふん尿堆肥は高温・高圧水蒸気処理とプレス操作で板状に成型できる。この製品は、水中においても膨潤が少なく、土壌中でもその形状が6ヶ月以上維持される。また、肥料成分の溶出速度は遅く、降雨による...
要約 遊休棚田に10アールあたり7~8頭の山羊を放牧することにより,繁茂したススキ,イタドリ,クズ等の雑草を,約1ヶ月で抑制することができる。その後は,1~2頭で放牧を継続すると,約50㎝以下の低草高の...
スターチス・シヌアータ培養苗の低温処理と冷房育苗による抽だい開花促進
要約 スターチス・シヌアータの培養苗は、発根順化後に低温処理(2℃、30日、明条件)を行い、その後冷房育苗を行うことにより抽だい開花が促進され、採花が10日~30日早くなり、年内採花本数が増加する。低温処理...
トルコギキョウの2度切り栽培の冬期寡日照地域における暖房経費削減技術
要約 トルコギキョウの秋・春の2度切り栽培において、1番花切り下株に11月にジベレリン処理を行い、12月まで最低温度15℃以上で管理し、1月は無加温管理として、2月から再び最低温度15℃以上とすることで、暖房コス...
要約 寒地畑作地帯の秋播き小麦刈り跡地へ、アルファルファを部分耕バンドシーダで簡易耕しながら施肥播種することにより、翌年は3回刈りで10a当たり年間900kg前後のアルファルファ乾物収量が得られる。 背景・...
要約 1月上中旬からの被覆加温で「新秋」は7月収穫、「前川次郎」は8月収穫が可能である。かき促成栽培用品種としては「前川次郎」が結実性がよく安定している。 背景・ねらい 静岡県における甘がき栽培の品種は...