要約 「さちのか」では、定植前に暗黒低温処理することで、11月から収穫が始まり、年内収量が増加する。暗黒低温処理温度を13℃→16℃、入庫10日目に日照処理し、出庫後2~3日間日陰で順化することで、頂花房の出蕾...
要約 極早生及び早生温州に対し、5・6月の早期から透湿性フィルムを用い、被覆割合を70~90%とする部分マルチを収穫まで行うと、夏から秋季にかけて樹体に適度な水ストレスがかかり、秋季の多雨条件下においても...
要約 香り米、巨大胚米、低アミロース米、有色素米を育成した。これらの導入により、特色のある米の生産・加工が可能となり、米の新たな需要拡大と地域農業の活性化が期待できる。 背景・ねらい 近年、多種多様な...
要約 寒さを利用した栽培法で生産される寒じめ菜っぱの先進産地では、商品特性を活かすため、産地と量販店が直接取引を行う流通チャネルが選択されており、有利販売を実現している。 背景・ねらい 北東北では、冬...
要約 「山形71号」は、極早生の粳種で、いもち病抵抗性、耐冷性及び耐倒伏性がやや強の、良質、良食味系統である。山形県の山間部での安定生産と食味の向上を図るため、2000年から「みちのくわせ」に代えて奨励品...
要約 播種~1葉期の有効積算温度、1葉期~幼形期の最高気温積算温度、それ以降の平均気温積算温度は水稲品種によりほぼ一定である。これにより安全出穂期間内に出穂を可能にするため出穂晩限期と、その早期化のた...
要約 たまねぎ「北見交27号」は辛味の指標となるピルビン酸生成量が少なく、生サラダやソテーの食味評価が高い。また、貯蔵性も高いことから、良食味たまねぎとして長期安定供給が可能である。 背景・ねらい 「北...
水稲極早生良食味品種「はえぬき」を大分県で認定品種に採用(予定)
要約 「はえぬき」は「ひとめぼれ」級の極早生品種で、「ひとめぼれ」より短稈で、耐倒伏性は優る。穂発芽性は“中”で劣るが、収量性、品質、いもち耐病性は同程度である。「ひとめぼれ」並の極良食味品種で、大分...
要約 アールスメロンは両品種とも果重が1.6kg前後で、ネットは果実全体に均一に発生する。果皮色は灰白色で高級感を持ち、食味は2品種とも「市販品種」に対し、同等かあるいはそれ以上である。適応作型は「サカエ...
要約 水稲「上育427号」は、北海道で中生の早に属する早熟で良食味の粳種である。穂数確保が容易で、多収である。「きらら397」と「あきほ」の一部に替えて作付けすることにより、寒地における産米の食味向上と一...
要約 4・5月出荷のスイートコーン品種として、イエローコーン系では「FS-702」と「イエロークイーン」が有望である。バイカラー系については、該当する適品種は選定できなかった。 背景・ねらい 亜熱帯の沖縄では...
いもち病抵抗性が優れる山間・中山間地向き水稲新品種候補系統「中部94号」
要約 水稲「中部94号」は、温暖地中間部では早生に属するいもち病抵抗性、耐冷性が優れる良食味の粳系統である。愛知県で平成12年から奨励品種に採用される。 背景・ねらい 温暖地及び暖地の山間・中山間地域では...
要約 ブルーベリー新品種「おおつぶ星」、「あまつぶ星」は、「コリンズ」及び「コビル」の自然交雑実生から育成した品種で、「おおつぶ星」は中生種、「あまつぶ星」は中晩生種である。両品種ともに果実は大きく...
ハウスを利用したスイカ早熟栽培(6月下旬〜7月上旬どり)に適した品種
要約 スイカのハウスを利用した6月下旬~7月上旬どりの早熟栽培には、果実の揃いが良く品質も良好な'祭ばやし'が有望である。 背景・ねらい スイカは露地トンネルで生産されているが、収量、品質が気象条件に左右...
要約 「中部糯91号」は「ハクトモチ」に比べて成熟期が7日から9日早い早生種である。短稈で、穂数は多く、耐倒伏性に優れ、穂いもちに強い。収量性はやや優れる。もちの食味は同程度に優れ、特にもち加工適性に優...
要約 水稲「南海糯140号」は、南海糯112号/関東糯148号(後の「モチミノリ」)の組合せから育成された早生・糯系統で、良質・多収である。宮崎県における中山間地に普及している中生の大粒糯品種「ミヤタマモチ」...
要約 ‘アスカルビー’の果実は、成熟日数が比較的長いが、着色の速度が速く、これにともない果実硬度が低下しやすい。不完全着色果の収穫後の着色は良好である。高温期の収穫では8分着色果を追熟させると糖度・酸...
培養変異により早期出荷向きの良質なショクヨウギク「越天楽」を育成
要約 黄色花弁のショクヨウギク在来系統(通称:寿)を用い、組織培養による変異誘発処理を行い、植物体を作出した。その中から黄色花弁で早生形質、良食味のものを選抜後、特性検定を実施し、「越天楽」を育成した...
培養変異による早生・良食味ショクヨウギク「山園K1号」の育成
要約 黄色花弁のショクヨウギク在来系統(通称:寿)を用い、組織培養による変異誘発処理を行い、植物体を作出した。その中から黄色花弁で早生形質、良食味のものを選抜後、特性検定を実施し、「山園K1号」を育成し...
要約 スイカのハウス抑制栽培では、品種は'祭ばやし'とし、播種は7月5日頃が晩限で収穫は10月10日頃である。整枝方法は安定した収穫果数が上げられる子づる3本仕立てで1果どり、株間は50cmとする。 背景・ねらい ...