くん蒸処理が畑の土壌線虫の種数および密度に及ぼす影響と回復の内容
要約 クロルピクリン,D-D,臭化メチルによる土壌くん蒸処理後,約12ヵ月で土壌線虫の密度は処理前の水準に回復するが,種数は回復しない。くん蒸処理後は土壌線虫の群集構造が変化し,微生物食性で増殖率が高...
葉ネギの潅水同時施肥(養液土耕)栽培における適正な養水分管理
要約 砂丘未熟土における葉ネギの養液土耕栽培では、播種後約20日目から約30日間NPK濃度を各45mg/lで1日1回、その後収穫時までの濃度を320mg/lとして3~4日に1回の間隔で施肥することにより、慣行栽培の半量以下...
秋まき性が高い小麦を用いた大豆リビングマルチ栽培の雑草抑制 効果
要約 大豆の播種適期に秋まき性の高い小麦を大豆と一緒に播種すると、小麦はリビングマルチとして地表面の被覆を早め、雑草を抑制したのち自然に枯死する。リビングマルチ栽培に加えて大豆播種後に除草剤を土壌処...
要約 香川県内の麦栽培ほ場で、近年発生が問題となっているオオスズメノカタビラに対する防除法として、麦の播種、耕起前に茎葉処理剤を散布し、播種後にイネ科雑草に効果の高いトリフルラリンを含む土壌処理剤を...
ホウレンソウの年4作3回不耕起連続栽培における新規畑の土壌管理技術
要約 水田転換初年目の灰色低地土、未耕の黒ボク土に3年間分の牛ふん堆肥36t/10aを一括施用し、菜種油粕を利用した年4作3回不耕起連続栽培でホウレンソウを栽培すると、堆肥施用作業の省力ができ、期間中の施肥窒...
耐倒伏性が強く多収な"中生の早"のサイレージ用トウモロコシ新品種「きたちから(北交64号)」
要約 寒地向きサイレージ用トウモロコシの新F1品種「きたちから(北交64号)」は、“中生の早”の熟期で、北海道の道央北部、十勝中部および網走内陸部の気象条件が良好な地域を適地とする。本品種は、耐...
要約 土壌中のホウレンソウケナガコナダニに対する太陽熱、蒸気、熱水、土壌還元消毒の防除効果はいずれも高い。経済性や省力性、処理時期から、短時間蒸気消毒処理が実用的で、春と秋の増加前の処理や多発時の次...
防虫ネットの利用を主体とした露地コマツナ栽培の減農薬防除体系
要約 露地コマツナ栽培に発生するキスジノミハムシとアブラムシ類に対しては目合い 0.8mm防虫ネットのトンネル被覆と土壌処理粒剤等を併用する体系が慣行防除より有効である。 キーワード コマツナ、防虫ネット...
不耕起栽培を取り入れた水稲・麦・大豆5年一巡輪作体系の経済性
要約 作業省力化効果がある不耕起栽培を取り入れた「移植水稲-移植(または不耕起)水稲-移植(または不耕起)水稲-不耕起大豆-不耕起麦-不耕起大豆」の5年一巡輪作体系(想定する経営耕地面積規模20~30ha...
要約 オーニソガラム・シルソイデスは、球径が0.7cm以上の実生球根を利用すれば、ウイルスの発生もなく生育旺盛で高品質な切り花が生産できる。開花促進には、定植前15℃で14週間の低温処理を行えば2月中旬開花が...
中山間地域におけるトルコギキョウの10月及び5月の二度切り栽培技術
要約 トルコギキョウの10月切りでは、種子冷蔵と寒天ブロック育苗及び短日処理により、ロゼットは回避でき切り花品質が向上する。また、この切り下株を2月中旬から加温・電照すると2番花を5月に採花できる。...
栽培槽に水抜きを設けないエブ&フロー方式装置によるトマト苗生産技術
要約 開発した装置は、自作装置によるトラブルを回避するため給排水兼用管を備えて栽培槽に水抜きを設けないものであり、水漏れ等のトラブルは少ない。これにより中山間傾斜地のトマト育苗が容易となり、コスト削...
要約 近畿・中国・四国の中山間地域への小麦新品種導入の事前検討資料として、発育予測モデルと過去20年間のアメダス気温日別値の1kmメッシュ展開値から、凍霜害回避確率7割以上のメッシュにおける生理的成熟期...
飼料用トウモロコシ畑に蔓延したヒルガオ防除には播種前年の秋耕が有効
要約 ヒルガオが蔓延した圃場では、前年の2回の秋耕と慣行のアトラジン・メトラクロール剤の土壌処理で飼料用トウモロコシ収量への影響はほとんどなくなり、ヒルガオはほぼ消滅する。1回の秋耕でも上記除草剤処...
要約 簡単な改造を加えた市販の播種機で寒冷地における大豆・麦の3年5作を可能とする栽植様式と作業体系である。合理的な条間設定により播種・管理作業が行い易く、播種作業能率が高い。麦収穫時の大豆踏圧害も...
栽培槽に水抜きを設けないエブ&フロー方式装置によるトマト苗生産技術
要約 開発した装置は、自作装置によるトラブルを回避するため給排水兼用管を備えて栽培槽に水抜きを設けないものであり、水漏れ等のトラブルは少ない。これにより中山間傾斜地のトマト育苗が容易となり、コスト削...
要約 麦わらが土面を覆う条件下で、大豆用土壌処理除草剤の多くは残草量対無処理区比1%未満の高い効果を示すが、DCMU水和剤およびCAT水和剤の効果は著しく劣る。麦わら被覆条件下で高い除草効果を有する3種類の...
要約 本ソフトは、標準作業体系選択機能、環境負荷計算機能 (CO2、NOx、SOx、CH4、N2O)、環境影響度グラフ表示機能、データ管理機能を有し、資材量、作業機名、使用燃料等を入力、または画面上で選択することに...
秋まき性が高い小麦を用いた大豆リビングマルチ栽培の雑草抑制効果
要約 大豆の播種適期に秋まき性の高い小麦を大豆と一緒に播種すると、小麦はリビングマルチとして地表面の被覆を早め、雑草を抑制したのち自然に枯死する。リビングマルチ栽培に加えて大豆播種後に除草剤を土壌処...
センチピードグラスの出芽と生育は落葉・落枝の焼却場所で良好になる
要約 二次林伐採跡地に堆積した落葉・落枝の処理法として、放置、除去、焼却のいずれかを加えると、播種したセンチピードグラスの出芽および生育は、焼却処理で最も良好になる。 キーワード センチピードグラス、...