ロールベーラ用尿素添加装置を活用した飼料イネのサイレージ調整
要約 ロールベーラ用尿素添加装置を開発して、既存の牧草用ロールベーラに装着することにより、予乾飼料イネが安定品質で省力・低コストのサイレージ調製技術が構築される。 キーワード 飼料イネ、ロールベールサ...
イタリアンライグラス草地における輪換放牧を利用した黒毛和種雌子牛の育成
要約 イタリアンライグラス草地における輪換放牧を利用した黒毛和種雌子牛は、体重比0.9%の濃厚飼料給与の場合、TDN摂取量の約60%を粗飼料から摂取し、濃厚飼料の給与量が削減される可能性がある。また、全国...
要約 低コスト飼養を目指すため、生後6か月齢から18ヶ月間の若齢肥育を行うと、生後10カ月齢から開始する慣行法よりも一日当たり増体量、増体重、飼料効率、肉質等が良好であり、低コスト生産が可能である。 キー...
集約輪換放牧と連動スタンチョンを組み合わせた放牧育成牛の省力管理技術
要約 集約輪換放牧と連動スタンチョンを組み合わせて放牧育成を行うことにより、繁殖・衛生管理に要する労働時間は2/3程度、延べ作業人員は23.8人削減でき、労働費も約8割程度削減できることから、放牧管理作業...
優良シバ型草種の選定と吹付け法による法面等の簡易草地造成技術
要約 センチピードグラスやカーペットグラスは在来(育成)ノシバ等に比べ、広がりが速く早期造成が容易であり、かつ乾物消化率も高い。センチピードグラスは可消化収量が最も高い草種である。そして、法面等の条...
要約 乳牛用の簡易フリーストール牛舎を繁殖和牛経営に応用すると、繁殖管理の作業時間短縮が実現できる。この牛舎は自家施工により低コストで設置することが可能である。 キーワード 肉用牛、簡易フリーストール...
要約 分娩後早期に採胚し、その後オブシンク法を用いた人工授精を行った結果、移植可能な胚を回収でき、分娩後平均94.8日で受胎し、早期採胚及び受胎が可能である。 キーワード 採胚、黒毛和種 背景・ねらい 繁殖...
要約 水田の草地化は、リードカナリーグラスを加えた混播によって促進され、過放牧を避けることで、放牧場からの流出水に問題は起きない。復田する際は、穂肥を減らすことで食味が向上する。 キーワード 水田、草...
要約 中山間地における肉用牛周年放牧は、農林地の省力管理と肉用牛生産の省力低コスト化に有効である。周年放牧による農林地保全が子牛生産を基礎として成立するには、子牛販売価格30万円の場合、分娩間隔16か月...
要約 肉用繁殖牛の冬季分娩・夏季クリ園放牧は、クリ園の下草管理や獣害回避の効果があり、クリ栽培では所得を7千円/10aから37千円/10aへと改善するとともに、子牛生産のコストを約23万円/頭まで低減し、クリ...
成果の内容・特徴 魚類の繁殖の場としての機能をほ場整備後の水田地帯に取り戻すために必要な知見の蓄積と技術を開発する。
九州の低標高地における周年放牧による低コスト肉用子牛(冬子) 生産
要約 九州の低標高地において、夏期は妊娠中の黒毛和種繁殖牛を暖地型牧草(バヒアグラス)放牧を行い、冬期は授乳中の繁殖牛を寒地型牧草(イタリアンライグラス)放牧を行う無畜舎・周年放牧により、舎飼牛と同...
要約 泌乳ピークを過ぎた乳用牛に対して、ビール粕を原物で10kg混合給与した場合、慣行給与区と比較して乳量・乳質に差はない。また、飼料コストはビール粕給与区が1頭当たり1日63.8円安い。 キーワード ビール粕...
パン屑とトウフ粕を主原料とした低コストで付加価値の高い肉豚用飼料
要約 パン屑とトウフ粕を主原料とし、不足するアミノ酸を添加したリサイクル飼料は、肉豚生産費を8%低減させ、肉豚の枝肉中脂肪酸組成におけるω-6/ω-3比を20.0から11.2(背脂肪内層)に改善する。 キーワード パ...
要約 食品製造副産物を高泌乳牛にTMRとして給与する場合、粗脂肪、NDF、NFCなどの飼料成分に留意して、飼料設計を組み立てることにより、乳生産を損なわずに低コスト生産が可能である。 キーワード 高泌...
要約 交雑種雌牛の肥育において粉砕丸粒トウモロコシと圧ぺんトウモロコシそれぞれの多給区を設定して、発育及び肉質への影響を調べた。増体及び肉質は両区に差がなかった。濃厚飼料単価は丸粒トウモロコシ区が安...
要約 火入れ予定のススキ草地の外縁部を電気牧柵でベルト状に囲い、肉用繁殖牛を放牧させて草を採食させることで、極めて省力的に防火帯を創り上げることができる。 キーワード 生態、野草類、放牧、防火帯、半自...
要約 放牧育成期間中の黒毛和種子牛の増体量を舎飼い並に改善するため、体重当たり1%の別飼い飼料給与による親子輪換放牧を行った結果、舎飼い育成並みの増体量を確保することができた。 背景・ねらい 黒毛和種...
寒地型牧草の採草地を活用したウインターコントロールグレイジング
要約 オーチャードグラス及びトールフェスク主体の採草地において、12月の放牧開始時の備蓄草地の草量を360DM㎏/10a程度に高めることにより、1頭あたり約45aの面積で黒毛和種成雌牛を12~3月の冬期間、無畜舎、補...
要約 搾乳牛の尿中クレアチニン,窒素,アラントイン含量は近赤外分光法により簡易に推定することができ,従来法との相関は順に,0.80,0.91及び0.91である。また,乳中尿素窒素含量についても尿の近赤外スペクト...