要約 冬季放牧おいて放牧牛1頭当たり0.5haのASP草地を準備すれば、ハイリスクな状態にある妊娠牛においても生理的・臨床的に何ら異常を認めることはなく、安全に放牧を実施することができる。 背景・ねらい 阿蘇...
寒冷地における発酵床(「バイオベッド」)方式による豚の管理システム
要約 寒冷地におけるバイオベッド(発酵床)を利用した豚の管理システムを確立した。冬季にも適応できるバイオベッドの造成およびその管理方法を明らかにした。さらに、肥育豚および育成豚・繁殖豚へのバイオベッド...
要約 糞尿対策においては、問題意識がありながら技術導入を行わないモラトリアム経営の誘導、及び技術導入に伴う労働・費用負担軽減が重要である。スラリー方式が労働・費用負担が軽く導入に適するが、導入促進に...
胚移植を活用した肉用牛経営−酪農経営の地域連携生産システムモデル
要約 地域連携生産システムでは、肉用牛経営と酪農経営が胚の出し手、受け手としての役割を各々分担する。また、胚移植を円滑に実施するための支援組織を組み込む。システム内の胚価格の設定は、両経営が新たに得...
要約 豚の飼料設計において、最も安価な飼料設計を求めるだけでなく、窒素排泄量の削減を制約条件として考慮できるプログラムを表計算ソフトにより作成した。このプログラムにより、窒素排泄量の削減と飼料費のト...
要約 雌牛にリコンビナントのインヒビンα鎖を抗原として能動免疫することによってインヒビンに対する抗体価が上昇し、2回目の追加免疫後に複数排卵が誘起される。 背景・ねらい 九州地域には全国の肉牛の約30%が...
要約 草地型酪農地帯における低投入型酪農経営は、放牧の有利性を生かした経営で、(1)労働時間が短い、(2)所得率が高い、(3)牛乳生産費が安い、(4)乳飼比が低い。 背景・ねらい 酪農家の多くが規模拡大・高泌乳化...
要約 乳量8,500kg程度の搾乳牛の集約放牧では、1頭あたり50aの放牧地・短草利用・1日転牧・昼夜放牧の条件下で、放牧草からTDN必要量の55%が供給できる。これを前提に、季節ごとの牧草TDN生産速度に配慮した牧...
マクロシードペレットによる野草地・林内野草地の簡易草地改良技術
要約 専用の成形複合肥料の表面に牧草種子を糊付けしたマクロシードペレットは、不耕起で野草地や林内野草地に牧草を定着させることが可能であり、低密度で播けば、牧草と野草の混生草地に、高密度で播けば、牧草...
要約 公共草地において標高差とチモシーの品種特性を活用すれば、収穫適期幅が拡大でき、効率的な流通貯蔵粗飼料生産が可能になる。刈取った牧草を水分40%以下、6層3回巻きで調製することにより廃棄率の少ない...
要約 乳量8,500kg程度の搾乳牛の集約放牧では、1頭あたり50aの放牧地・短草利用・1日転牧・昼夜放牧の条件下で、放牧草からTDN必要量の55%が供給できる。これを前提に、季節ごとの牧草TDN生産速度に配慮した、...
要約 チモシー放牧草地はオーチャードグラス草地よりも肥育素牛の増体速度ならびに牧草の生産量が高い。また高標高草地では肥育素牛の増体速度が高い。したがって、高標高の公共草地をチモシー草地に更新し、肥育...
要約 公共草地において標高差とチモシーの品種特性を活用すれば、収穫適期幅が拡大でき、効率的な流通貯蔵粗飼料生産が可能になる。刈取った牧草を水分40%以下、6層3回巻きで調製することにより廃棄率の少ないロ...
要約 チモシー放牧草地はオーチャードグラス草地よりも肥育素牛の増体速度ならびに牧草の生産量が高い。また高標高草地では肥育素牛の増体速度が高い。したがって、高標高の公共草地をチモシー草地に更新し、肥育...
要約 カラー繭・生糸は全齢人工飼料育の5齢期蚕児に染料を添加した飼料を供与することによって生産できる。繭・生糸の着色度合いは染料の種類や給餌時期で異なる。カラー生糸を精錬すると褐色するため、着色部位...
本州高標高地におけるペレニアルライグラス草地による育成牛の短期輪換放牧
要約 本州高標高地(標高1,200m)でジャージー育成牛を用いて短期輪換放牧を行い,ヤツボク,ヤツナミで造成した草地では安定した草地生産が示され,家畜の生産性は500kg/ha前後であった。 背景・ねらい 放牧技術は...
要約 草地の高度利用と濃厚飼料の節減を目的として、搾乳牛の集約放牧を行い、草地からの産乳量を調べた。単位面積当たりの放牧頭数を変えた2つの試験区で、共に草地1ha当たりの産乳量は10000kgの乳生産量を達...
要約 中山間地域の活性化を図るため、日本短角種放牧期間中の空き牛舎とほうれん草栽培後の雨よけハウスで高品質肉用鶏「南部かしわ」を飼育して発育、飼料効率及び生産費を検討した結果、有望な複合経営品目とし...
要約 本試験の設定では、肥育期にTDN-71-73-72%の濃厚飼料を給与すると肉質が良い傾向が見られた。また、27カ月齢肥育で枝肉重量が平均で416kg、BMSが1.72と県内の枝肉成績の平均と差がなかった。 背景・ねらい ...
要約 トウフ粕は従来分離給与の場合5kg(10%)程度の給与量が一般的であるが、泌乳前期のTMRにおいてトウフ粕を原物で30%混合したところ、採食性は 良好で乳量が増加する傾向にあった。一方乳成分の低下が懸念され...