要約 2回刈り稲発酵粗飼料(飼料イネサイレージ)の栄養価は1番刈サイレージではDCP6.9%、TDN46.1% 2番刈サイレージではDCP3.9%、TDN52.9%であり、肉用繁殖牛は1番刈サレージなら体重比(DM)1.2%、2番刈サイレージな...
要約 乳牛用の簡易フリーストール牛舎を繁殖和牛経営に応用すると、繁殖管理の作業時間短縮が実現できる。この牛舎は自家施工により低コストで設置することが可能である。 キーワード 肉用牛、簡易フリーストール...
脂肪酸カルシウム給与が泌乳牛の採胚成績を向上させる一助になる
要約 泌乳中の乳牛に対し、過剰排卵処置による胚生産を行う場合、飼料に脂肪酸カルシウム(アマニ油由来でリノレン酸主体)を給与することで正常胚率の向上がみられた。また、1日給与量は200gで良いことが判明し...
要約 棚田等の耕作放棄地においても、放牧及び電気牧柵を経験した牛を用いて、放牧飼養することにより、耕作放棄地の草刈り作業等の保全管理が可能となる。 キーワード 耕作放棄地、放牧、電気牧柵、牧養力 背景...
リードカナリーグラス草地利用と母子分離放牧による黒毛和種飼養技術
要約 母牛だけが通過し子牛が通過しようとしない母子分離ゲートを用いて、子牛の高増体と疾病の早期発見ができる。また、母牛の過肥防止にはリードカナリーグラス(RCG)草地の利用が有効である。 キーワード 飼育...
要約 バークシャー種肥育豚に対し、アミノ酸とフィターゼを添加した低蛋白質飼料を給与することにより、排泄物中の窒素が32~37%程度、リンが8~29%程度同時に低減できる。 キーワード バークシャー種、肥育豚...
要約 定時授精時の受胎率に農場間に大きな差はなく、分娩後日数別の受胎率は、分娩後101~150日と分娩後151~200日の受胎率が平均受胎率より高い傾向を示し、また、分娩後100日以内では受胎率が平均受胎率より低...
要約 スーパーカウの卵丘細胞を利用して核移植操作を行い、クローン胚を作出、未経産牛に移植することによって、体細胞クローン牛4頭(双子2組)を生産した。出生後のクローン牛の状態及び発育は良好である。 ...
要約 黒毛和種肥育素牛の育成期(12~40週齢)において、濃厚飼料の給与割合を体重比1.5%とした場合は、2.5%とした区に比べて、ロース芯面積、皮下脂肪厚等の枝肉成績で有意に優れており、脂肪交雑及び肉色につい...
要約 サラブレッド種 (せん馬)をチモシー単播草地へ連続放牧で、かつ全日放牧した場合の可消化エネルギー摂取量は繁殖雌馬の妊娠期の要求量を満たすが、繁殖雌馬の泌乳期および育成馬の要求量にはやや不足する。...
フリーストール1群管理下における泌乳初期牛に対するCCFの活用
要約 フリーストール方式において、TMR自由採食下で1群管理する場合、泌乳初期の乳牛にCCFを用いた配合飼料の増給を行うことにより、泌乳量、および繁殖成績が改善する。福岡農総試・畜産研究所・大家畜部・乳牛...
赤肉生産性が高く、かつ繁殖能力に優れたバークシャー種第3系統豚
要約 閉鎖群育種の手法と枝肉比重に対する選抜反応を利用して、赤肉割合が多く、かつ繁殖能力にも優れたバークシャー種新系統を造成した。鹿児島県畜産試験場・養豚部 背景・ねらい 本県の黒豚(バークシャー種)...
要約 黒毛和種肥育牛に給与する濃厚飼料中のビタミンA給与量は、適正な発育を保つために肥育前期は625IU/㎏,肉質(脂肪交雑)を高めるために肥育中期は無添加及び、事故防止と発育を促すために肥育後期625IU/㎏の...
要約 黒毛和種繁殖牛への粗飼料の夕方1回給与は、朝夕2回給与に比較して飼料摂取量、繁殖成績に差はなかった。また、昼間分娩の割合が74%と高かったが、朝夕2回給与に比べて舌遊び時間は多くなる。宮崎県畜産試験...
要約 フリーストール方式導入初期の経営安定化は、移行に備えた乳牛の確保と馴致、投資の順位付けと分散、施設費用の低減、速やかな技術修得と安定化、繁殖管理を含めた新しい乳牛飼養管理方法の早期確立である。...
黒毛和種(但馬牛)における母牛の1日当たり推定乳量と子牛の初期発育との関係
要約 子牛の12週齢までの発育は哺乳量に影響を受け、特に4週齢の1日当たり乳量と初期発育の関係が深い。4週齢の子牛の体重及び1日当たり増体量から母牛の 1日当たりの乳量推定が可能となり、哺育初期の代用乳、人...
豚の周排卵期における深部腟内電気抵抗値を指標とした人工授精技術
要約 離乳後の母豚における深部腟内電気抵抗値を連日測定し、その値が最低となる時期を基準に授精時期を決定して液状精液を注入する「1発情期1回授精」による受胎率は、自然交配と遜色なく、産子数も良好である。...
要約 高能力牛の分娩前21日から泌乳期用のTMRを飽食すると、乳量の増加が期待される。また、分娩前後の事故・疾病もなく生涯高生産が期待できる。長崎県畜産試験場・酪農科 背景・ねらい 乳牛の改良はめざましく...
乳用牛群検定成績表の活用を目的とした普及指導資料作成用パソコンソフトの開発
要約 家畜改良事業団から送付される乳用牛群検定成績表は数字だけのため、酪農家が理解し難く、利用しにくいものである。そこで、成績表の牛群情報をグラフや表に加工するプログラムの開発により、普及指導資料が...
要約 初代培養肝細胞を用いてアポリポ蛋白質 B-100および脂肪酸代謝について検討した。脂肪酸の添加によって肝細胞内のトリグリセリドが増加し,培地中へのapoB-100分泌は低下した。この結果は野外における脂...