要約 水稲「越南176号」は寒冷地南部では中生の早に属する粳系統である。米飯は粘りがあって、「コシヒカリ」と同等の極良食味であり、特に、冷めたときには「コシヒカリ」に優る。直播栽培にも適する。福井県、...
要約 「はるもえぎ」は、輪斑病に耐病性の緑茶用新品種候補である。摘採期が「やぶきた」より1~2日遅い中生種で、耐寒性も優れる。アミノ酸含有率が高く、製茶品質は、色沢が鮮緑色で、香味は温和でまろやかであ...
要約 ‘さいのみどり’は関東等の冷涼茶産地において‘やぶきた’より摘採期が約2日早い早生の緑茶用品種候補である。従来の主要な早生品種である‘さやまかおり’よりも炭疽病に強く、また、クワシロカイガラムシに対...
高温期のハウス屋根換気によるチンゲンサイ・コマツナの高品質生産技術
要約 高温期のチンゲンサイおよびコマツナの栽培において、従来の側窓部換気に加え屋根換気を組み合わせて開口部を寒冷紗で被覆すると、 換気が良好となって高温障害が抑制され、害虫の侵入防止にも効果があり、...
早生、多収の低アミロース米水稲新品種候補系統「上育433号」
要約 水稲「上育433号」は、北海道で中生の早に属するやや早熟で良食味の低アミロース粳種である。収量性、耐冷性、いもち病耐病性に優れる。「はなぶさ」に替えて作付けすることにより、寒地における産米の食味...
要約 原原種は隔離ほ場で生産し、面積を要する原種の生産は周辺の異品種と15日程度の出穂期差を確保して行えば、非隔離ほ場でも異型株のごく少ない原種が生産でき、採種ほ場における異型株抜き取り作業が軽減され...
要約 チャ秋芽の生育停止期は、10月下旬~12月中旬で品種差異があるが、一番茶萌芽期との相関は低い。生育停止期の遅い品種は、裂傷型凍害抵抗性が弱く、チャノホソガ越冬世代の発生量が多い傾向がある。宮崎県総...
要約 高温対策として遮光栽培するミニトマトにおいては、50%遮光中の葉温は気温より低く、盛夏時においても寄生蜂を利用したコナジラミ類、マメハモグリバエの防除が可能である。宮崎県総合農業試験場・環境部・...
要約 水稲群落の分光反射スペクトルは茎葉が増加する栄養生長期間と生殖生長期間、穂による反射が加わる出穂期、色素が崩壊する登熟期間に固有の特徴を示す。また、クロロフィル含有量と関係するレッドエッジ(red...
暖地二期作向けのジャガイモシストセンチュウ抵抗性ばれいしょ新品種候補系統「西海26号」
要約 ばれいしょ「西海26号」は、早生で早期肥大性に優れ、いもの外観・食味が優れる暖地二期作向けの食用系統である。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し、そうか病や葉巻病・Yモザイク病などのウイルス病...
要約 マルバカイドウ台苗木のつくり方として、長さ15~20cm、基部直径0.7cm以上のマルバカイドウ1年枝に品種の1年枝を通常どおり切り接ぎし、これを発泡スチロール箱に火山灰土壌を入れて挿し木すると、優良苗木...
要約 水稲「上育418号」は北海道で中生の早に属し、良食味で耐冷性を具備した粳種である。本系統を「きらら397」の一部と「ゆきひかり」の一部に替えて作付けすることにより、寒地における産米の食味向上とより一...
要約 イモグサレセンチュウに寄生されたニンニク鱗球の収穫後5日前後の50度C、6時間乾熱処理は高温障害もなく、鱗球内寄生線虫防除に有効であった。 背景・ねらい ニンニクのイモグサレセンチュウは被害の大きい...
成果の内容・特徴